FAIRY TAIL フェアリーテイル 第68話「たった１人の為のギルド」

現れた新生評議院第四強行検束部隊隊長のラハールとその部隊
彼らの目的は六魔将軍と、ジェラールの捕縛…　ホットアイが
捕まった後、ジェラールが連行されていく。
ウェンディはジェラールが記憶を失っていると懇願するが
ジェラール自身が、「いいんだ」と無抵抗で捕まっていく。

エルザは心の中でジェラールが捕まるのを止めなければ、もう一度
暗闇の中に行かせるものか…と思うのだが、なかなか行動には
出られない。捕まれば、ジェラールは死刑か、無期懲役になり
もう２度と誰かと会うことはできないとラハールは言う。
エルザが「行かせるものか！」と心の中で強く思ったとき、
行動に出たのは意外な人物だった。

それは…ナツ！

後は続きからどうぞ

　

そいつは仲間だぁ！！つれて帰るんだー！！

ナツ…あんなにジェラールの事を怒っていたけど、この戦いを通して
彼の事を許して、仲間と認めていたとは！なんという、昨日の敵は
今日の友…ｗ　ナツのこういう所はほんといいよね、評議院相手でも
仲間と認めた人の為なら、暴れちゃうなんて。

ナツの行動に、グレイ、ジュラ、一夜、ルーシィ、ハッピー、
ウェンディも続く。辺りは混乱を極め、ラハールは全員、逮捕しろと
指令を出す。ナツは、ジェラールに、エルザの為にずっと側に
いろとジェラールに叫ぶ。

この混乱を止めたのはエルザだった。エルザは「もういい」と全員を
制止し、ジェラールを連行させていく。そうだよねえ、このまま
たとえ、ジェラール逮捕を阻止できたとしても、その後
どうすんのよ？という感じだもんね…　エルザの苦渋の決断だよ。
連行されていく、ジェラールは、振り返り、一言エルザに言う。


そうだ…おまえの髪の色だった

ジェラールが去った後、エルザは１人になり、昔を思いだし
泣く。子供の頃、自分のラストネームを付けてくれたのはジェラール
だった。ジェラールは、エルザの髪の色を綺麗な緋色（スカーレット）
だといい、エルザ・スカーレットにしたのだ。

おまえの髪の色だ

美しく緋色に染まる夕焼けの中で人知れず泣くエルザ…
哀しいっすなあ……　エルザって、やっぱり、ジェラールの事が
一番好きなのかしら？　と、無粋な事を詮索してしまう私。


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魔導士ギルド　化猫の宿で、身をニルビット族の織物でまとい
かわいく変身の女子達。外に出ると、男子達もニルビット族の
織物に着替えていた。（一夜とホスト達以外のｗ）
化猫の宿のギルドマスターのローバウルは連合軍に礼を言い、
一夜達が踊り出し、みんな踊り出す。って、一夜達、笑えるｗｗ
ほんと、一夜(CV:速水奨)が面白すぎるｗ　
この流れは宴だーとナツ達も踊りに加わり、パーティ開始か？と
思われたその時、ふと見ると、化猫の宿の人たちはまったく
そんな雰囲気ではない。

すると、ローバウルが重大な事を話し始める。

化猫の宿はニルビット族の末裔と言われていたが、実は
末裔ではなく、ニルビット族そのもの。４００年前にニルヴァーナを
作ったのはローバウル本人。な、なんだってー！？
４００年前、世界中に広がった戦争を止めようと反転魔法ニルヴァーナを
つくった。ニルヴァーナはニルビット族の国となり、平和の象徴として
一時代を築いたが、強大な力には必ず反する力が生まれる。
闇を光りに変えた分だけニルヴァーナはその闇をまとっていった。
闇に対して光が生まれ、光に対して必ず闇が生まれる、そういう
バランス。人々から失われた闇はニルビット族にまとわりつき、
ニルビット族は共に殺し合い全滅、生き残ったのはローバウルだけだった。

そして４００年の年月が経ち、ローバウルの身体は朽ち果てたが
思念体として残っていた。ローバウルは自分の代わりにニルヴァーナを
破壊できる者が現れるまで４００年間見守ってきたが、今、ようやく
その役目が終わったと言う。

そして、化猫の宿のギルドメンバーが消え始める。
すべてはローバウルが作りだした人格を持つ幻だったのだ。
７年前、廃村に１人で住んでいたローバウルの所にウェンディを
連れて、ジェラール（じゃないけどねｗ）が現れ、ウェンディを
預けていった。ローバウルはウェンディの為に、幻の仲間を
作りだし、幻のギルドを作ったのだ。

化猫の宿はウェンディの為に作られたギルド…

別れが辛く、泣くウェンディに、ローバウルは言う。

ウェンディ、シャルル、もうおまえたちに偽りの仲間はいらない
本当の仲間がいるではないか
おまえたちの未来は始まったばかりだ


そう言ってローバウルは消えていった（成仏）

泣けるねえ…　７年間、ウェンディの為に幻のギルドを
作っていたなんて…　ウェンディにとっても、いきなりのこの
別れは辛い。でも、新しい仲間がいるよ～～！

泣き崩れるウェンディの肩の手をかけたエルザは言う。

愛する者との別れのつらさは仲間が埋めてくれる

エルザもついさっき、ジェラールとの辛い別れを経験したばかり。
そのエルザの言う言葉はなんという重み。
そして、言う…

来い　妖精の尻尾（フェアリーテイル）へ



今回はこんな感じでした。ニルヴァーナ編のラストという事で
なんか多分、初めてな感じのオシャレエンディング（私はいつもと
違うエンディングのことをこう呼んでますｗ）。ニルヴァーナ編の
名場面集的なエンディングでした。しかし、ラストの辛い別れ
２連発は哀しいですなあ・・・ジェラールしかり、化猫の宿しかり。
しかし、まあ、ウェンディはフェアリーテイルに来るという事で
これからは、楽しいからね！
にしても、哀しい展開の中に、キラリの光る一夜の面白さｗｗ

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話「妖精の尻尾」
第2話「火竜と猿と牛」
第3話「潜入せよ！エバルー屋敷！」
第4話「DEAR KABY～親愛なるカービィへ～」
第5話「鎧の魔導士」
第6話「妖精たちは風の中」
第7話「炎と風」
第8話「最強チーム！！！」
第9話「ナツ、村を食う」
第10話「ナツVSエルザ」
第11話「呪われた島」
第12話「月の雫（ムーンドリップ）」
第13話「ナツvs.波動のユウカ」　
第14話「勝手にしやがれ！！」
第15話「永遠の魔法」
第16話「ガルナ島 最終決戦」
第17話「BURST」
第18話「届け あの空に」
第19話「チェンジリング」
第20話「ナツとドラゴンの卵」
第21話「幽鬼の支配者」
第22話「ルーシィ・ハートフィリア」
第23話「15分」
第24話「その涙を見ない為に」
第25話「雨の中に咲く花」
第26話「炎の翼」
第27話「２人の滅竜魔導士（ドラゴンスレイヤー）」　
第28話「フェアリーロウ」
第29話「あたしの決意」
第30話「NEXT GENERATION」
第31話「空に戻れない星」
第32話「星霊王」
第33話「楽園の塔」
第34話「ジェラール」
第35話「闇の声」
第36話「楽園ゲーム」
第37話「心の鎧」
第38話「運命」
第39話「聖なる光に祈りを」
第40話「妖精女王（ティターニア）、散る」
第41話「HOME」
第42話「バトル・オブ・フェアリーテイル」
第43話「友の為に友を討て」
第44話「神鳴殿」
第45話「サタン降臨」
第46話「激突！カルディア大聖堂」
第47話「トリプル ドラゴン」
第48話「幻想曲(ファンタジア)」　
第49話「運命の出会いの日」
第50話「特別依頼。気になる彼に注意せよ！」　
第51話「LOVE & LUCKY」
第52話「連合軍、集結！」
第53話「六魔将軍現る！」　
第54話「天空の巫女」
第55話「少女と亡霊」　
第56話「デッドGP」　
第57話「闇」　
第58話「星霊合戦」
第59話「追憶のジェラール」
第60話「破滅の行進」
第61話「超空中戦！ナツVSコブラ」
第62話「聖十（せいてん）のジュラ」
第63話「君の言葉こそ」
第64話「ゼロ」
第65話「天馬から妖精たちへ」
第66話「想いの力」
第67話「私がついている」