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ローズは自分の今の状態を実咲に話す。実咲の友達の真央は基本的に
あまりローズの事を快く思ってない感じなんで、なんで実咲が恋の
ライバルであるローズの悩み事なんか聞かなきゃいけないんだ的な
態度。結局、休み時間が終わり、ローズの話を聞くだけで終わって
しまった。 竜司は真人に相談するものの、やっぱり、真人は実戦
経験がないので話にならず… お互いに話を終えて、階段で
出くわしてしまったローズと竜司のぎこちない態度を見て、驚く実咲達。
ビアンカと一緒に、今のローズの状況について調べていた英理子の
所に、忘れていた靴を取りにサフィがやってくる。英理子とビアンカは
サフィをつかまえ、成竜の儀をしたローズに何が起こっているのかを聞くと
サフィは「一晩寝ればけっこうおさまる」と答える。それを聞いた
英理子は一晩寝ても、状況が落ち着かないローズに起きている現象が、
ただの成竜の儀によって起こる現象ではないという事に気付く。
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その頃、ローズは体育の授業中だったが、突然、意識不明の重体に
陥ってしまう。すぐさまローズをソサエティの研究所に担ぎ込み
精密検査を施すが、どう治療していいのかわからない状態。サフィに
どうしたらいいかを聞くと、サフィはオニキスに聞いてきてくれると
言う。すると、そこに問題を解決しにきたと甲斐が現れ、竜司を連れだし
遠い場所に居るオニキスと会話できる遺物を取り出す。
現れたオニキスは、ローズが重体に陥った原因は竜司にあると言い出す。
なんでも、竜司は普通の人間ではなく、彼自身が遺物で、名前の通り
竜を司る者、そして、ドラゴンにとって竜司は破滅をもたらす者
ドラゴンクライシスであるのだと言う。
ローズの重体の原因はそんなドラゴンクライシスである竜司と
成竜の儀を交わした事によるもので、このまま、ローズが竜司のそばに
いると、ローズはどんどん衰弱していくと言うオニキス。
人間とドラゴンは結ばれるかもしれないが、ドラゴンクライシスと
ドラゴンは結ばれる事はできないとオニキスに言われ、ローズを
助ける為にローズをオニキスに託す決意をした竜司は、甲斐が
ローズを研究所から連れ出すのを手伝い、甲斐はローズを連れて
去っていく。 苦渋の決断だわねえ… しかし、オニキスが言っていた
事はどこまでが本当なのかね？？ オニキスがマルガの所の書物を
見て調べていた事はドラゴンクライシスについてだったのか…。
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ローズが去り２週間が過ぎ、竜司は抜け殻のような感じになっていた。
アイが他の学校なのに、竜司にお弁当を作ってきている様子を見て
真央は「一難去ってまた一難」と早く告白したほうがいいと実咲に
促す。って、真央、いくら事情をしらないからって、ローズを
一難扱いするとか…なんかなあ…。そんな場合じゃないんだぜ。
実咲は複雑な表情を浮かべてるけど・・・。
英理子は、２週間もソサエティに拘束されていた事で荒れていたｗ
竜司は冷凍庫のアイスクリームを見てローズを思い出し、夜も
ローズの事を思う。翌日？かどうかはわからないが、放課後に
竜司は実咲に屋上に呼び出される。本当は告白する予定だったぽいが
様子が違う竜司に実咲は告白はできず、今の竜司はまるで
抜け殻のようだと言う。実咲が相談に乗ると言っても、竜司の元気は出ず
あきらめた感が漂っていた…
夜、竜司が自宅マンションの前に戻ってくると、そこでマルガが
竜司の事を待っていた。
お話があります
マルガ、何か情報掴んでるっぽいぞ！
今回はこんな感じでした。
自分がローズが重体に陥った原因な上に、ドラゴンクライシスだと言われ
ローズを助ける為とはいえ、ローズを再び失ってしまった竜司の
あきらめた感がなんとも…。オニキスの言っている事がすべて
本当とは思えないんだよなあ、あれを全部鵜呑みにするのは危険だよねえ。
なんか企んでいるんだよ、きっと。竜司自身が遺物とか、どういう事だか
よくわからんが、彼がドラゴンクライシスである事が事実だとして
どうやって、ローズを取り戻すんでしょうね～？
マルガが何かを知っているっぽいので、彼女からの情報がきっと
事態を動かすのかな？
次回は最終回！
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 さらわれた少女
第2話 黒の襲撃
第3話 決意の契約
第4話 海辺の美少女
第5話 忌まわしき覚醒
第6話 狼の襲撃
第7話 狼たちの真実
第8話 危険なテスト
第9話 真実の鏡
第10話 オトナの儀式