フリュネにペロペロしてきたバロー。バローは突然、クレイン達に
この世界の真実を語り出す。

神と呼ばれるオリジナル・フリュネの生体データ、その守護を強化
するためフラクタルシステムを生みだした当時の科学者達は
神を肉体とにわけて鍵とした。それから700年、いざ解放の
時が来てみると、なぜか鍵は鍵穴にはまらなかった。
そこでフラクタルシステムを再起動する為に神に再び降臨してもらう
ことになり、10歳である神の魂に合う10歳の器を体の欠片から
創りだし、そこに魂を入れ込む作業を行った。しかし、それはうまく
いかず、何度試しても神は目覚めなかった。それにより、多くの
肉体、すなわちフリュネが犠牲になり、時は過ぎていった。
神を復活させる役目を担ったバローは、文献から、前任者達が
見つける事ができなかった、神とフリュネの秘密をついに見つける。
神の年齢は10歳ではなく、今、目の前にいるフリュネと同じ
16歳である事がバローが掴んだ秘密だった。神はある経験を味わった
事によって10歳の人格を自ら創りだし、そこに逃げ込んでいたのだ…。

後は続きからどうぞ