真坂木「短い間でしたが、ありがとうございました」
真坂木のありがとうございました~♪の言い方、笑えた。なんて
演技しているんだ櫻井孝宏。上手いぜ…
ここで
株の説明アセットには必ず10株が備わっており、そのうちの9株までは
売ってお金に換える事ができる。
つまり、さっき、壮一郎が公磨から1株5000万で買ったと
いう事かな? なんにせよ、投資という事で…。
壮一郎は、別に公磨が困っていたから投資したというわけでは
なく、公磨のアセットの株が欲しかったから投資したという。
利害が一致したからと言うけど、公磨の事を随分買っているよね
壮一郎、公磨の中に何か見いだしているのかしら?
現実世界に戻り、江原の心配をする公磨。金融街で破産すると
現実世界でも大変な事になる。公磨の父はそれで自殺をした。
第一話に出てきたアントレも自殺してたよね… 知り合いが
破産したと公磨がもらすと、井種田は、それは破産したら
実際にどうなるのか見る事ができるチャンスじゃないかと
言ってくる。まあ、そうだねえ・・でも見るの怖いよね…
一方…三國壮一郎は…
壮一郎はまだ金融街に居た。彼が率いている
「椋鳥ギルド」と
いうギルドのメンバーは
1200名を超え、
金融街の約1/3は掌握しているという。50%を超えれば金融街の影響もコントロール
できるらしい。しかし、中には、ギルドメンバーになるのを
拒んでいる人々もいるらしく、そこらへんをどうするかというのが
話題に…。壮一郎は公磨を勧誘するかはまだ決めていない?
公磨が学校で授業が始まるのを待っていると、講師の江原が入ってくる。
いつもと変わらない様子の江原… 昼休みになり、羽奈日と
一緒にランチをとっていると、ワンセグから、子供が事故で
亡くなったというニュースが流れてくる。羽奈日は、この頃
こういう事故多くない?と指摘してくる…
なーんか、気になるFACTだね。金融街の影響か…!?
外を江原が歩いているのを見かけた公磨は、江原の所へ。
公磨がなんともない江原の様子を見て安心したと伝えると江原は
午後から、うちに来ないか?と公磨を誘ってくる。
誘われるまま、江原の家にやってくる公磨。姿は見えなかったが
奥さんの明るい声もする。江原の部屋に案内される公磨…
その途中、江原の子供とすれ違う…? 小さな女の子と男の子
あれ…なんか変だな、すれ違った後、姿が消えた?
なんか怖くなってきた… 公磨には子供達の姿は見えていないだろう。
江原は自分が金融街と関わった経緯やその後を語る・・・
家に突然、真坂木がやってきて金融街に誘われ、最初はわけが
わからなかったが、仕組みがわかってからは没頭。
江原は経済的な理由から子作りに積極的ではなかったが、奥さんが
あまり経済観念がなく、講師業だけでは家族が養えないというのも
わからなかったらしく、金融街の事は渡りに船だったという。
家族を養う為に戦ってきたという江原に対して、さほど理由も目的も
なく戦っている公磨、そんな公磨の言葉を聞いて、江原は
拳を震わせる。公磨の父が金融街で破産して自殺した事を聞いた
江原は、公磨の父が自殺した気持ちはよくわかると言う。
どこかおかしいと思わないか?ミダスマネーは未来を担保にして支払われる。未来という概念があまりにも漠然としていて、金融街にいるときは
目の前の生活に追われている事もあってあまり深く考えなかったという江原。
破産してはじめてわかったよ。その意味が江原がそう言うと、奥さんがお茶を持って入ってくる。
あれ…奥さん、お腹大きかったのに…ぺったんこだよ??
公磨が、
「生まれたんですか?」と聞くと、奥さんは最初から
妊娠なんてしてなかったという口調、しかも、江原の口から出た
言葉はもっとショッキング…
うちには子供はいないんだよな、なんだってー!? なんという事なんだ…
奥さんは、子供は欲しいがなかなか授からなくてねえ…と言う。
金融街で破産した結果、
江原にもたらされた現実は最初から子供が存在していなかったというものだった。子供がいた
という痕跡はいまやどこにもなく、妊娠の事実さえもない。
もはや、江原に子供がいたというのは、江原の記憶の中だけ…
江原は、こうなるのだったら、壮一郎の椋鳥ギルドに入っておく
べきだったと言う。
椋鳥ギルドに入れば、大きく勝つ事はなくなるが、破産することはなくなるのだという。
椋鳥ギルドは金融街から現実世界への影響を最小限に食い止めるというふれこみで活動しているらしい。ディールは自己責任、ということで、公磨を恨む気はないという
江原。ただ、江原は、公磨に負けるなと言う。なぜなら、江原の
子供の記憶を分かち合えるのは、もうこの世では公磨だけに
なってしまったからだと…。
公磨のバイト先の島田さん…てっきり、子供も奥さんもいる人
かと思ったら、独身だった。ふーん、そうか…という感じだが
なんかもしかして島田さんも、金融街で破産した人か!?と
一瞬思ってしまったが、さすがにそれはないよねw
Qは金融街が軋んでいると言う。
「いろいろ限界な感じなのです。」壮一郎は
「俺はできる事をやるだけだ」と答える。
公磨が金融街に現れ、壮一郎のディールが始まる。
相手は壮一郎と同じく最高ランクの黒いカード「ダークネス」を
持つ男・
菊池義行。壮一郎は菊池をギルドに誘っていたが菊池は
その意志はないようだ。菊池のアセットウルストは強力な
アセットだが、維持コストがかかるらしく、途中で菊池は株を
公開し、投資をつのり、資金をゲット、再び強力な攻撃を
繰り出してくる。壮一郎は菊池にダイレクトな攻撃を決め
壮一郎の勝ち?かと持ったら、ウルストに攻撃を反射され、壮一郎に
攻撃が丸々はねかえって来て、あれ、もしかして、壮一郎ピンチ??
な、わけがなかった、ディール制限時間ギリギリ、壮一郎は
ホワイトナイトを発動、すると、壮一郎の他のアセット、オーロール
が出てくる。普段、オーロールは暴走してしまうQを鎮める
為にQと一緒に居てQを半眠状態にしている為、オーロールが
単独で出てくると、Qが目覚めて暴走しそうになってしまう。
なんか、壮一郎の後ろで、Qが怖いんですけどw
なので、急いで、オーロールは菊池のアセットから能力を吸い取り
無力化、その後、すぐにQの元に戻る。最後は壮一郎のダイレクトが
決まり、1%差で壮一郎の勝利。
戦いを見ていた公磨は、壮一郎みたいになりたいというわけでは
ないと言う。じゃあ、どうなりたいんだ?と壮一郎は聞く。
ディールの醍醐味はただの勝ち負けじゃない。勝ちすぎず、負けすぎず周囲に及ぼす影響を考えながら最大限の利益を生みだしていくことだその為に、これだけの力が必要なんだ と壮一郎は言う。
要するに、俺が負けなきゃいいんだろ?と公磨が言うと
勝ち負けをコントロールできる強さを身につければいい、と答える
壮一郎。
公磨は言う…
やるよ…俺、やってみるよ。これ以上まわりの人を不幸にしたくないんだ今回はこんな感じでした。
江原先生が公磨に負けた後、どうなるかと思ったら、まさか
子供が全員消えてしまうとは…しかも、妊娠していた事実も、
なくなっちゃうとか… 怖いですねえ。公磨が江原の家に
行った時、小さな女の子と男の子が一瞬出たけど、あれは何?
なんか、幽霊みたいで怖かった。なんか、ずいぶん前に見た
GONINという映画で、竹中直人の家族の幽霊みたいのが
出てるシーン思いだしたわ・・・。 もう、姿は見えないけど
子供達の魂みたいのはもしかしたら、家の中を彷徨っているのかも…?
にしても、怖いわ… 公磨が、「生まれたんですか?」って
聞いたときは、もうどうしようかと。 流産してしまった
とかなのかと予想したのですが、まさか、妊娠の事実さえも
なくなってしまうとはね…。本当に未来が担保というのは
漠然としていて、わからないよね。
もしかして、江原夫婦の所にはこの先一生、子供ができないのか?
そこまで未来がなくなってしまったという事なのかしら・・・
壮一郎の戦い方が、凄かったなあ…驚いたのは、ホワイトナイトで
出てきたオーロールが抑えてないと、Qが暴走してしまうと
いうことですね。Qが背後で暴走しそうになっている姿が
怖かったんですけど、ってことは、Qはディール時にアセットと
して使えないのかしら?? それか、Qの力が巨大すぎで
Qを使うと、相手は完全に破産するから、そういう戦い方が
信条じゃない壮一郎としてはあまり使わないのか?
最後に公磨が、戦う事を決めていましたが、彼は椋鳥ギルドには
入らずやっていくのかな?
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 complication(複雑)第2話 coincidence(暗合)第3話 conspiracy(陰謀)