そんな事できるかっとキンジはアリアの言うことをまともにとらない。
それより、パートナーのコンディションの事も少しは考えろと
言われ、アリアはちょっと反省したようにその事を謝ってくる。
キンジは風邪の事は
「白雪がくれた特濃葛根湯のおかげで治った」からもういいと言う。
(ﾉД`)ｱｳｳ！それはアリアが渡したものなんだけど…
アリアは一瞬戸惑った感じだったが、それを否定せずにそのまま
受け流す。そうだよねえ…ここで実はそれは私がやった事だと
いうのもねえ… アリア的にはここはグッと我慢する所なのかあ。
でも、いつかでもいいから、キンジにはちゃんと、アリアが
あの特濃葛根湯を渡したって事に気付いて欲しいね。
それでも、アリアはさすがに機嫌が悪くなり、依頼人とボディガードの
くせに服を脱がせあったりして！とキンジを攻め出す。それは誤解だと
言うキンジに証拠を見せろと迫るアリア。主張があるなら証拠を示す！
それが武偵だと言われ、それならと、キンジもアリアにデュランダルが
実在する証拠を見せろと言ってくる。売り言葉に買い言葉…。
キンジはアリアが魔剣（デュランダル）が実在すると主張するのは
母親を助けたい一心から来る「いてほしい」という願望が
自己暗示で「いる」という錯覚に陥っているだけだと言い放つ。
何、それ…アリアを信じていないにも程があるよ…。
アリアは自分のカンではもうすぐそばに魔剣は迫っていると言うが
キンジは信じない…。アリアはガックリして
「あんたも…そうなんだ。みんなと同じこと言うんだ」と言う。アリアには白雪に敵が迫っている事がわかっている。
でも、曾お爺さまのように論理的に説明する事ができないのだという。
アリアは泣きながら、なんで信じてくれないのかと言うがキンジは
それでもまだアリアを信じる事ができず、アドシアードまでの
白雪の護衛は自分一人でやると言い出す始末… も～ 何なのキンジ…。
結局、アリアとはそのまま喧嘩別れになってしまった。
白雪に、これからはキンジ一人で護衛する事を話すと、白雪は
すごく嬉しそうだった。そりゃそうだ。「私を守って下さいね」と
言う白雪がカワエエ…。キンジの事を心の底から信じ切っている
白雪には悪いが、キンジ一人では不安だよねえ…。しかし、ああ言った
とはいえ、アリアが簡単に魔剣を諦めるはずがないと思うと、
どこかでアリアも護衛を続けてくれているかな？
他の生徒会のみんなは花火大会に行っているという白雪。生徒会長で
あるから残っているというわけではないのだが、星伽の巫女である
白雪は学校と神社から許可なく出てはいけないらしい…。
白雪がまだ
「かごのとり」状態な事を改めて知るキンジ。
帰り道、キンジは自分もついていくからと、白雪を花火大会に誘う。
白雪はキンジが一緒に来てくれるなら、と嬉しそうに頷き、二人は
花火大会へ。途中、デパートで浴衣を買って着替える白雪。
そのまま、二人は花火大会を見る為に葛西臨海公園へ向かうが
なんかぎこちない二人。完全にカップルだなｗ
会場に到着した頃には花火はもう終わっていた。それでも、白雪は
「キンちゃんがそばにいてくれたらそれでいいの…」と健気な
笑顔を見せる。その可愛くて美しい白雪にドキっとしたキンジは
白雪に自分の上着を羽織らせ、近くの売店へ向かう。
その間、白雪にメールが届く。メールを見て固まる白雪。
魔剣からのメールか！？ キンジが戻ってきても、メールの事を何も言わない白雪。
ええっ…なんで言わないの白雪…。
キンジは花火を買ってきてくれたので、海岸にしゃがみ込んで
花火をする二人。白雪の浴衣から黒いブラがチラ見えしてドキっと
するキンジ。白雪はこの前、巫女占札でキンジを占ったときに
キンジが
「いなくなる」と出た事を明かす。白雪はその結果の
意味は、アリアがキンジをどこかに連れていってしまうんじゃないかと
思っていると言う。それはないだろうと、キンジが笑っていると
白雪は、アリアがキンジを変えた事を指摘する。そして、キンジに
抱き付き、
「キスして」と言ってくる。
涙ぐみながら、美少女がキスしてと言ってきて、従わない男なんて…
というわけで、キンジが白雪にキスしようとすると、近くで何か
発砲音のようなものが。焦って、白雪の前で盾になると、近くで
若者達が花火をしているだけだった。
結局、二人はキスはせず…。白雪けっこう、アッサリ引き下がったなあ。
なんで急に諦め加減？
アドシアードの日がやってきた！生徒会の仕事で忙しそうにしている白雪を影から見張って護衛する
キンジ。とはいっても、魔剣の影は一切ない。これだけ人目が
あれば安全だろうと思ったキンジは、白雪に断ってから、その場を
一時離脱し、武藤と受付を変わる。暫くして、キンジの携帯に
白雪からのメールが入る。
「キンちゃんごめんね。さようなら」そのメールの文面にキンジがギョっとしていると、綴先生が
白雪の失踪をキンジに告げにやってくる。キンジは焦りまくって
走り回りながら、白雪やアリアに連絡を取ろうとするが連絡は
取れない。今更、アリアの事を信じていればよかったと後悔するキンジ。
焦って闇雲に走り、完全に冷静さを失っているキンジの携帯が鳴り
出るとレキだった。レキはキンジの足下に銃を発射し、
「冷静さを失えば、人は能力を半減させてしまう」とキンジを
落ち着かせる。
キンジはレキから情報をゲットし、怪しいと思われる第三備品倉庫へ
向かう。エレベーターがあり、そこの先が何かを調べるキンジは
武偵手帳でその場所が火薬庫である事を知る。
その頃…
白雪は一人巫女装束で薄暗い地下の火薬庫の中を歩いていた。
そして、魔剣と思われる人物と会話を…どうやら、白雪は武偵高の
みんな、特にキンジに危害を加えるとかそういうので、魔剣に
脅されて、一人でここに来たっぽい。白雪がどうして、自分のような
たいした能力もない者を欲しがるのか？と聞くと、白雪は大粒の
原石だから欲しいのだという魔剣。そして、魔剣は白雪に一緒に
イ・ウーに来いと言い、手を差しのばす。
またイ・ウーか！
えっ、そして、なんで、白雪はその手を取ろうとするの…？
かけつけたキンジは、火薬庫内なので銃は使えず、バタフライナイフで
対抗しようと飛び出すが、魔剣は超偵の為に、足下を凍らせられ、
キンジは身動きが取れなくなる。そこにナイフを投げつけられ、
絶体絶命… が、そこにアリアが現れ、ナイフを弾き飛ばす。
アリアｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!アリアの口調から、どうやら、アリアはやっぱり影から魔剣が
出てくる機会をうかがっていた感じ？？
魔剣（デュランダル）！！未成年者略取未遂の容疑で逮捕するわ！！今回はこんな感じでした。
白雪が終始可愛くて、こんな可愛い子に好かれてキンジも
幸せ者だよ…と感じざるを得なかった。そして、白雪が時折見せる
切ない感じがまたなんとも寂しいというか・・・ あの時来たメールを
キンジに見せなかったのは、キンジ達をどうにかしちゃうぞ的な
脅し文句が書いてあったからなのかしらかあ。しかし、魔剣も
色々と策士だなあ…。
で、魔剣もイ・ウー一味だと？ どんな組織なんだ、イ・ウーは。
とにかく、次回は盛り上がりそうですなー 楽しみだ！
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1弾 La Bambina 第2弾 双剣双銃［カドラ］のアリア第3弾 ファースト・ミッション第4弾 武偵殺し第5弾 武偵憲章1条第6弾 星伽の巫女