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いきなり宮子姫（髪長姫）の生き肝が羽衣狐に喰われてしまう。
そして、逃げようとした他の姫も… 残されたのは珱姫と涙が
真珠になる幼い苔姫、羽衣狐は次ぎに珱姫の生き肝を喰らおうと
手を伸ばしてくる。そして、珱姫の生き肝が喰われるぅぅ！と
いう瞬間、珱姫は、「妖様…」とぬらりひょんの事を呼ぶ…
すると、ぬらりひょん参上！！
ｷｬ━━━(*´∀`*)━━━━!! ｶｯｺｲｲｲｲ
ぬらりひょんは羽衣狐に斬りかかろうとするが、お付きの
妖怪に阻止されてしまう。背中の入れ墨があらわになるぬらりひょん。
ワシは奴良組総大将ぬらりひょん
そいつはワシの女じゃ
わりぃがつれて帰るぜ
妖が人を助けに来た事に驚く羽衣狐。
と、ここで、百鬼夜行も駆けつける！
なんだ、きたのかてめーら と言うぬらりひょんに…
牛鬼「百鬼夜行ですからね」
鴉天狗「入れ墨だけじゃ寂しいでしょう」
牛鬼はもちろんだが、鴉天狗も何かとカッコイイ
羽衣狐側は凱郎太という羅生門に千年住んでたとかいう巨大な
妖怪が出てくるが、一瞬でぬらりひょんにたたっ斬られる。
勢いづいた奴良組は一気に羽衣狐側に攻め込んでいく。
狒々がイケメンｗ
あと、この頃の一つ目入道って、今と違って、かっこよくね？
あの牛鬼でさえ「敵わないな、一つ目には」なんて言うほどの男気。
この頃の血気盛んで凛々しい感じの彼を見ていると、今の奴良組の
事を生ぬるく思う彼の気持ちがちょっと分かるよね。それにしても
なんで４００年の間にあんなに利己中心的な感じになっちゃったの？ｗ
苔姫に優しい声をかける一つ目の姿がなんかいいじゃないか～。
妖怪達の戦いは大迫力、牛鬼と戦う鞍馬山の大天狗が牛鬼と
お知り合いなのもなんかいい。お互い、大将同士が敵だから敵対
しているが、根っこの部分では同じ妖怪なので、実はみんな
仲良くできるんじゃないのかな～と思えてくる。
ワシの女に触んじゃねえ！！
珱姫を救おうと、羽衣狐に突進するぬらりひょんだが、羽衣狐の
尻尾に阻まれ、珱姫にまで手がなかなか届かない。ぬらりひょんの
必死さに、ますます珱姫の生き肝を欲するようになる羽衣狐…。
その頃…とある屋敷に是光が秀元を捜しにやってきていた。
秀元はその場に居ながら、京都中の事を把握しており、是光の
結界では強い妖怪は防げない事もお見通し。秀元の式紙にバカに
される是光…カワイソス。是光がぬらりひょんが大阪城に向かった
事を報告すると、秀元はぬらりひょんの事を知っており…と
いうか、以前、ぬらりひょんは花開院家にご飯食べにきた事あるらしく
ぬらりひょんの事を面白い奴だと思っていた。
でも「羽衣狐は殺せない」
どーする気やろ…？
そう言うと、秀元は是光と一緒に馬車で大阪城に見物へｗ
秀元のこのはんなりとした感じいいわー。
町からも、大阪城で何かが起こっているのが伺え、人々は恐怖する。
それを見ていた一人の僧侶は、豊臣が妖と繋がっている証拠を
見たと、天海僧正に報告しに。って、天海僧正… 誰？ｗ
秀元によると…
羽衣狐は普通の妖とは違って、乱世に現れ、めぼしい幼子に
憑いて体内で育ち、その人物の黒い心根が頂点に達したときに
体を奪って成体になる。成体になってからは大量の怨念を吸って
力をつけるが、人としての寿命しか生きられないので、宿主の
寿命が尽きたら、また転生できる素質の主が現れるまで、どこかに
本体を隠す。
なるほど…
転生妖怪 その本体を封じない限りは倒しても倒しても時代を
超えてまた出てくる厄介な存在。 人という衣を羽織っていつの世も
都を乱そうとする…だから羽衣狐
秀元は羽衣狐が生き肝を集めまくっている事だった。それは
これまでの領分を超えた何かを企んでいるという事だが…って
お腹の子供の為だよね。 ぬらりひょんは羽衣狐に絶対勝てないと
いう秀元、でも、彼にとってもぬらりひょんは成長中で未知数…
なにせ、たった１００年であれだけの百鬼夜行を作った男だから。
と、いう事だが、羽衣狐は１０００年かけて百鬼夜行を作ったと
いう台詞がなかった。ここは入れておくべきじゃ？
羽衣狐の前で傷つき倒れそうになるぬらりひょん。羽衣狐は
ぬらりひょんの事を愚直な男だと言い、ぬらりひょんは珱姫に
自分の姿がバカに映るか？と聞いてくる。それを聞いて珱姫は
首を横に振る。
ぬらりひょんは珱姫の事を考えると、心が綻ぶという。
例えるなら「桜」、美しく、清らかで、儚げで、見る者の心を
やわらげる。珱姫が側にいるだけで、きっと自分のまわりは
華やぐ… そんな未来が見えるという。そんな珱姫が
不幸な顔をしていた…
ワシがあんたを幸せにする
…どうじゃ目の前にいるワシは
あんたを幸せに出来る男に見えるか？
ぬらりひょんはここからが本来の妖の戦だと刀を構える。
すると、羽衣狐がぬらりひょんに反応しなくなり、ぬらりひょんは
今まで近づけなかった羽衣狐の目の前にまで来ていた。
羽衣狐を斬りつけようとした時、刀が弾かれたが、つかさず
背中に持っていた珱姫の祢々切丸で羽衣狐を斬りつける。
祢々切丸で斬りつけられた為に、傷口から妖力が抜け出して
しまい、その抜けた妖力を追って羽衣狐は飛び出していく。
ぬらりひょんは珱姫を牛鬼に任せ、羽衣狐を追って城を登っていく。
ここのシーン、いいわー 登っていくぬらりひょん、そして
それを見送る牛鬼、
そうだ…登れ！！
そのまま魑魅魍魎の主への駆け上がれ！！
カッコイイ～～
城の屋根の上に登ると、いきなり羽衣狐にちょっと肝を食べられ
ちゃうぬらりひょん。うわーっいきなり内蔵とられたー…。
ぬらりひょん、ピンチー！ と思ったら、ここで秀元参上！
秀元は羽衣狐の動きを奪い、加勢してくれる。祢々切丸を
作ったのは秀元… だから、妖だけを斬る事ができる。
ぬらちゃん、ええとこ持っていき
ぬらちゃんｗｗ
ぬらりひょんは羽衣狐を真っ二つに斬り、羽衣狐は断末魔に
ぬらりひょんの血筋を未来永劫、何世代にもわたって呪うと言って
最期を迎えた。
これでぬらりひょんが魑魅魍魎の主・・・・
秀元は尋ねる。
君は魑魅魍魎の主になって何がしたい？
これからは徳川の世、今よりもっと明るく闇は消えていき
妖には生きにくい世の中になる…そんな世の中でぬらりひょんが
目指すものとは…
失われていく闇…
だから消えていくかもしれない妖達の為に主となる。
妖を守る為… 人の行いを認め、妖の世界も守る。
共生を目指す。 それは難しいと秀元は言うが、ぬらりひょんは
自分が無敵になればいいと笑って言う。
珱姫が駆けつけ…
妖様…珱姫は心配しました
私におケガを治させて下さい…
あなたの側で…この先もずっと…
珱姫ぇぇぇ！！！ 可愛すぎるぅぅぅ！！
珱姫が側にいるだけで自分のまわりが華やぐと思った
ぬらりひょんの気持ちがわかるわぁ・・。
こんな二人の様子を見て秀元はぬらりひょんなら
共生もありうる…と思うのであった。
その夜…
花開院本家で宴会をあげる奴良組！
すっかり苔姫に懐かれた一つ目ｗ
今の一つ目からはほんと想像できない光景だ…
花開院本家で宴会しまくってる妖を見て、是光は秀元に激怒する。
秀元はぬらりひょんと二人で月を見ながら酒を酌み交わす。
ぬらりひょんはこの後江戸に戻るといい、秀元は、この後、４００年
は妖が好き勝手できない結界を京に築くという。秀元は自分が
人間で在るが故、ぬらりひょんがどこまでの妖になるのか
見届けられないのが残念だと、心の中で思う。
そして…
いくぜ、てめぇら！！
京はしめぇだ
ワシの背中に並んで… ついてこい！！
今回はこんな感じでした。
ほんと、ここらへんの話、超、超好きだわー。
何もかもがカッコイイんだよね。リクオには悪いが、やっぱり
総大将の時代の奴良組の格好良さは異常！ ここらへんの話見てると
一つ目とかも超かっこいいし、狒々生きてるし、牛鬼はもちろん
鴉天狗もかっこいいし、珱姫は超カワイイしｗ
そして、なんといっても、ぬらりひょんがほんとカッコイイ。
花開院家と奴良組、この時代から、切っても切れない縁が
あっていいよね。秀元も、面白い上に強いし。
さて、次回からは再びリクオの話だが、イタク達も登場の遠野が
始まってますます楽しみですな！
前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 覚醒、奴良組三代目
#2 二人の正義
#3 花開院ゆらの納得
#4 ぬらりひょんと珱姫