クロードは自由の女神・マリアンヌが描かれたコインを見せて
これがこの国の象徴だから、湯音はもっと自由に自分の
したい事をしろと言ってくる。 自由に…と言われても、困って
しまう湯音。すると、そこにオスカーがやってきて、湯音に
なんでもいいから仕事を与えてやってくれと言う。
仕方なく、クロードは店にあるランプでも磨いてくれと湯音に
言う。湯音は嬉しそうに返事をし、店内でランプを磨く。
それと店番という感じだが、ショウウインドウを覗き込む
ご婦人を見かけた湯音は店の外に飛び出して、お店の中にも素敵な
ものがあるので、どうぞと声をかけるが、ご婦人は湯音の対応に
びっくりして、「けっこうですわ」と言ってその場から去ってしまう。
自分が何か変な事をしてしまったのかと思う湯音に、クロードは
初対面で急に馴れ馴れしくしたら警戒されるにきまってる、
店番なんて、客が怪しい行動をしないか黙って見張っているだけで
いいという。ついでに、クロードは、初対面の相手が馴れ馴れしく
笑顔で接してくるのも裏に何かある奴だから気を付けろと注意
してくる。
そんな話をしていると、ウインドウを覗き込む浮浪児が…
湯音がその浮浪児に手を振るとクロードは警戒しろと注意
してくる。
クロード「おまえは無防備すぎる」
湯音「クロード様はお客様大事じゃないですか？」
クロード「俺はお前の方が大事だ」日本文化ではきっと、お客様は神様だ的な為か、湯音に
とって、クロードの言う事はイマイチ理解できないのか…
とにかく、湯音はクロード達の役に立ちたい一心なんだよねえ…
湯音は役にたちません…とションボリ、あうう…ションボリいやん。
それにしても、クロードの
「俺はお前の方が大事だ」と
いう言葉がいいねえ…。ほんといい青年だよクロード。
再び店番をしながら、ランプを磨いていると、オスカーが
やってきて、湯音の磨いているランプの芯がダメで、これは
もう使い物にならないなあ…そのうちランプは使われなくなり
電気の時代が来ると言ってくる。オスカーは別に他意はないが
湯音はランプは自分と同じだと言う。
オスカーは急に旅に出たくなったと言って、大きな荷物を持って
旅に出て行ってしまう。えええええっ オスカー居なくなっちゃうの？ｗ
誰が、クロードに日本文化の説明をするんだぁぁぁ！
再び、一人で店番の湯音。
すると、また、あの浮浪児が…！ 浮浪児が店の中に入ってきたので
笑顔で応対する湯音。店のショウウインドウに飾ってあった燭台を
指差す浮浪児…湯音がふっとその燭台に目をやった次ぎの瞬間
浮浪児はその燭台をつかみ取り、走って逃げていってしまう。
あうううう…
窃盗…
湯音はすぐに浮浪児を追いかけ、店を飛び出していく。
どうしよう、私のせいだ…しばらく、走って、浮浪児を見失ってしまう湯音。立ち止まって
まわりのフランス人達に男の子を見なかったか？と聞こうとするが
なかなか声をかける事ができない。戻ってクロードに盗難の事を
伝えなければと思い、店に戻ろうとするが、気付くと自分が
どこにいるか分からなくなっていた。ギャルリの中はどこも
同じような作りで、いくら歩き回っても店の場所がわからない。
その頃、クロードは友人のアランや他の店の店主に湯音を
見なかったか？と言いながら、湯音を捜し回っていた。
大道芸人のまわりにできる人だがり… それを見た湯音は思う。
こんなに沢山人がいるのに…誰にも話しかけられない…人だかりを離れ、一人でトボトボ歩いている湯音を、アランが
見つけ、声をかける。湯音の腕を掴み、笑顔でクロードの所へ
連れて行こうとするアランだが、湯音の脳裏にはクロードが
言っていた言葉、初対面の相手が馴れ馴れしく笑顔で接してくるのも
裏に何かある奴 というのを思いだし、怖くなってアランの手を
振りはらって逃げ出してしまう。
怖くなりやみくもに走る湯音。その時、湯音の腕をクロードがつかむ。
クロードを見て、ホッとする湯音。湯音はクロードに盗難の事を
謝り、クロードやオスカーが大切に作ってきた大事なモノだったのに…と
言う。すると、クロードは
お前の無事以上に価値のある商品なんか店には置いてないなんて、イケメンな言葉なんだ！
湯音はクロードの言葉を聞いて、「ありがとうございます」と
言って、キュッとクロードのシャツを掴む。さっきの
「俺はお前の方が大事だ」といい、今回、クロードのイケメン
っぷりがいいね～。ナイスな青年だよ。
すっかり、パリの人が怖くなっちゃった湯音に、クロードは
優しく説明、「パリの人は、一度友人だと認めた人を一生
大事にする、それがここの流儀だ。」クロードの言葉に笑顔が
戻る湯音。
燭台を盗んだ浮浪児は、燭台を売って、僅かなお金をゲットしていた。
なんか足下見られているっていうか、どうせ盗品なんだから、
間違いなく超安く見積もられている感じ。だいいち、売った相手も
浮浪者っぽいし…。 浮浪児は、可哀相かもしれないが、窃盗
だからねえ…
湯音を連れて戻ってきたクロード。アランから、湯音が手を
ふりほどいて逃げた事を聞いたクロードは、「そうかちゃんと
俺の言いつけを守ったわけか」とニヤリｗ 湯音は謝り、すると
アランは手を差し出し、自己紹介をし、湯音と握手。
クロードは店の看板を湯音に覚えるておくようにと言う。
湯音はクロードの背中を見て
、「見失わないように…この背中が、私の大切な…」と背中に手を伸ばす。クロードが
振り向いて湯音に笑いかけると、湯音もちょっと赤くなって
ニッコリ。 いいねえ…
夕食の準備をしていると…
オスカーが帰ってきた！！なんと、湯音の事が気になって、やっぱり旅行はとりやめたそうだ。
オスカーはこうして、芯を取り替えればまた使えると言って湯音が
昼間磨いていたランプの芯を取り替える。ランプは温かい灯をともし
オスカーは、クロードとオスカーの味気ない男所帯に、湯音が来て
このランプのような温かい灯がともったと言う。
オスカーは持っていた薔薇の花束から一輪の薔薇を湯音に渡し
朝には帰ると言ってデートへ… オスカー朝までコースとは…ｗ
温かいランプの灯りで夕食をとるクロードと湯音…
Ｃパート
あの浮浪児の子供が、パンをかじっている姿、野良猫？にも
パンをわけてあげる少年。 可哀相な感じの絵面だが…窃盗犯だからね…。
ねんぷちクロードｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
今回はこんな感じでした。
所々に、クロードの優しさが光る話だったような気がします。
湯音にかける言葉が、なんかいいんだよなあ…。湯音の事を
大切にしてる気持ちがストレートに言葉に表れていて、そこらへんが
いいですよね。湯音も、そういうクロードの言葉がきっと
嬉しいだろうね。クロードの背中を見て見失わないように…と
思い、手を伸ばそうとしていた湯音の姿が、またなんともよかった。
ほんと、クロードの事を見失っちゃだめだよ… そして、クロードも
湯音の事を見失わないでいて欲しい。
オスカーが帰ってきてくれてよかったｗ もう、オスカー居ないと
誰も日本文化のフォローをクロードに話してくれる人いないし。
前回までのレビューは以下からどうぞ
第01話 入口 "Entrée"第02話 チーズ "Fromage"第03話 日本迷宮 "Labyrinthe du japon"第04話 水明かり "Eau et lumiéres"