湯乃鷺温泉では着々とぼんぼり祭の準備が進められていた。
それぞれの旅館からお祭りの準備の人員を出さなければならないので
緒花は女将の命を受けてお祭りの準備をしていた。ふくやからは
結名も手伝いに来ている。準備をしながら、緒花は思う…

湯乃鷺に来て私、輝きたいって思った…
それからはただ毎日がバタバタと過ぎていって…
仕事を、喜翆荘を好きだと思うようになったけど
でも、私の夢は…

Qu'est-ce que vous avez ? と結名に言われ我に返る緒花。
緒花が考え込む直前に、結名は留学したいとか言っていて
向こうのホテルを事情を見てみたいとかなんとか… 
結名、なんだかんだで旅館を継ぐ為に留学したいと思っているのかな?
結名は緒花に望み札を沢山渡す。

その頃、喜翆荘ではお客を沢山取りすぎて、旅館がまわせなくなっていた。
こうなったら、朝食は自室ではなくバイキング形式で…という事になるが
喜翆荘に来るお客様の中には自室でゆっくりとる朝食を楽しみにしている
お客さんも多いと菜子が言う。すると、民子が大声で「しかたないでしょ!
板場まわせないんだから!!」と菜子を怒鳴りつける。
民子って普通に話せないの? なんでいきなり怒鳴りつけるのかね。
だいいち、「板場まわせないんだから!!」って見習いがいう言葉?
と、いきなり民子が再びマジキチ。

後は続きからどうぞ