カルタッファルに帰還したファム達、ミリアは姉を救えなかった事で
ファムを責めて、ファムにビンタ… えええ…ミリアちゃん、それは
ないんじゃないかな…。リリアーナも死んだ国王もみんなミリアに
生き残ってもらいたいと思っていた、その意志をファム達は遂行
していただけなのに、なぜ、ファムを殴るの…。あの場面で、ミリアが
リリアーナ救出へ向かった事自体の方がダメだったのに。
ミリアはラサスが分解され売られていくのを目の当たりにする。
その中には姉・リリアーナが愛用していたカップが入っており、それを
買っていった女の人を追いかけようとしたが、女の人はヴェスパに
乗って飛び立ってしまった。
ファムはひっぱたかれても、ミリアの気持ちがよくわかっており、彼女を
責めたりする事はなく、自室で落ち込んでいたが、その時、ヨハンが
ファムを呼びに来る。なんと、ミリアはさきほど、買われていった
姉の思い出の品を取り返しに行くために勝手にヴェスパに乗って
飛び立とうとしていたのだ。といっても、ミリアはヴェスパの扱いを
知っているわけではないので、飛び立つ事どころか、動かす事さえも
できない。ファムがかけつけても、ヴェスパから離れようとしない
ミリアに、ファムは後ろの席に移れと言う。そして…
私があなたの翼になる!そうミリアに告げたファム。な、なんか、お前達が俺の翼だ!的な
感じの台詞を思い出したw ファム、優しい子じゃのう…
というわけで、ファムはミリアを後ろに乗せて、リリアーナのカップを
買っていった女性を追う。飛びながら、ファムが、買っていった女性の
ヴァンシップはどんな風だったか?と聞くと、ミリアは「もういい…」と
言ってくる。 (゚Д゚)えっ ミリアは自分一人では何もできない事を
実感して、落ち込んでいたのだった。ファムは何も言わず、ミリアに
レバーを引かせ、思い出の品を買っていった女性を追う。
ジゼの家ではテディがお茶を煎れてくれていた。テディがいつも大事
そうにかかえていたあの箱には、お茶を煎れる道具が入っていたのかあ…。
空族の人達は、拠点を沢山もっており、この場所もその拠点の一つ
だという、拠点が沢山ある理由は連邦に目をつけられているからだとか。
空族の人々は元々連邦に故郷を滅ぼされて流れ着いてくる人が殆どで
そうやって空族になった人々が世界に沢山いるそうだ…。ジゼ達の家族も
そうやって流れ着いた人達らしい。
ファム達は無事にリリアーナのカップを返してもらえ、夕方の空を
戻ってきていた。ミリアは自分は何もできないのに迷惑ばかりかけて
ゴメンナサイとファムに謝ってくる。そんなミリアにファムは
迷う翼は風が支えよ 空で困っている人がいたら必ず助ける
それが空族の掟だから、自分もそうやって助けてもらった一人だから…と
ミリアに明かす。
ファムはまだ赤ん坊の頃に墜落したヴァンシップから救出され、空族の
人達に助けてもらったそうで… そんなファムの話を聞いたミリアは
ますます反省、自分ばっかり辛いと思っていたが、みんなにもそれぞれ
なにかしら辛い事があるという事が理解できたようだった。
ファムは自分には夢があるとミリアに言う。
それは
グラン・レースの復活だった。
帰り道、すっかり辺りが暗くなった渓谷のようなところで、撃墜された
トゥランの船を送り火で送る空族の人達を見るファムとミリア…。
家に帰ってきたファム達、ミリアは髪の毛を短くカット、あら
可愛いじゃん! 心配そうに見るテディに微笑むミリア。
ファムの所にはディーオがやってきて、
死神シルヴィウスなる戦艦が
現れた事を報告、すると、ファムはその事をミリアに言って、なんと
ミリアに
死神シルヴィウスを盗んでくると宣言する!
今回はこんな感じでした。アバンでオーランとソルーシュが出て
おおっという感じでしたが、彼らの出番あアバンだけだった…w
これからもっと出番増えてくるかな?
アデス連邦の皇帝が幼女で可愛かったなあ…あんな幼女が皇帝とか、
アデス連邦が全然悪い感じに見えないよねえ、しかも、ルスキニアが
幼女の前ではちょっと緩んでいて、あら?という感じだった。
姉を救う事ができなかったミリアが、最初の方、かなりご乱心で
大変だったが、最後には彼女自身が反省し、納得してふっきれた感じに
なってよかった、あのまま、ずっとあんな感じだったら、いくら
色々あって大変だといっても同情できなくなる感じだったからねえ。
ファムはいい子ですなあ… ひっぱたかれても何一つ文句も言わず
ミリアの為に一生懸命で…。
前回までのレビューは以下からどうぞ
#01 Open file#02 Fool's mate