「よう、キス魔」

火憐ちゃん発見。まだ具合悪そうじゃん
ベンチに横たわっていたよ。

「帰るぞ」
「うっせ。一人で帰れ」

帰ろうと言っても聞く耳を持たない火憐…

「止めんなよ。ちゃんと言ったろ。あたしがどれだけ悔しい思いをしたか」
「僕もちゃんと言ったぞ。あとは任せろって」
「あたしは、あとは任せたとは言ってない」
「無茶するな。今は大人しく休むときだろう」
「話し合いじゃ話にならねー どーせ兄ちゃんは
 あたしの話なんか聞いてくれねーんだろ」
「あとでゆっくり聞いてやるさ。横たわるお前の隣で、林檎でも剥きながらな」
「は! 考えてみりゃ、兄ちゃんとマジで喧嘩するのは久し振りだな」

あれっ なんか二人がケンカする方向に話が進んでしまったっw

後は続きからどうぞ