第三の令呪を以て、重ねて命ずる
セイバー、聖杯を破壊しろ!

セイバーは令呪によって命じられ強制的に宝具を発動され
残存魔力の全て、サーヴァントとして限界する事ができる力も
全て使い果たしエクスカリバーを放った。
セイバー、わけわからないでエクスカリバーを強制的に発動
されちゃったんだもんねえ… 切嗣の事を結局何も理解しないまま
彼の真意がまったくわからぬまま、マスターとサーヴァントと
しての関係が終了… 自分が放ったエクスカリバーの光に包まれ
消えゆくセイバーは思う…

たった三度の命令のみの関係でいったい何が見抜けたというのか
私はもっと身近に仕えてくれた者たちの心すら見通せなかったというのに
ああ…これはすべて〝人の気持ちが分からない王〟に課せられた
罰だったのかもしれない


後は続きからどうぞ