妖精さん「にんげんさん、にんげんさん」
私「はい?」
妖精さん「おかし、つくれるにんげんさん、もっといるとよいですが」
私「そうですねえ」

人類が衰退してるから、お菓子職人の数も衰退しているらしい…
しんみりな事実だな…。そのうち、お菓子職人が居なくなったら
お菓子という文化もなくなっちゃうのかね?

私「私がたくさんいたら良かったんですけどね~」
妖精さん「それー、ぶかのーではないです?」
私「え?」
妖精さん「くろーん」
私「ダメ」

クローンってww 
妖精さん、時々怖ろしい事をサラっと言うから。

帰り道…私は不思議な光景に出くわす。
道の先、陽炎の中に、犬?? あれ、犬が…人の姿に!?
髪の長い女の子のシルエットだな…まるで私のような。
そして、すぐにまた犬の形に戻っていった。犬は「ワン」と
吠えて、その場から去っていった。

「変な…犬?」


後は続きからどうぞ