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見知らぬ相手からスタンガンくらって気絶させられ
拉致監禁されるとか、完全に犯罪なのだが…。
裕樹は警察や仲間、学校には一切連絡を入れずに
犯人から指定された場所へ。 その指定された場所の
公衆電話で電話に出ると、再び他の場所へ行けと
指示される。ついでに、誰かに言ったら後悔するよ的な
事まで犯人に言われる。
病院…
香奈には毛利会長と未散が付き添っていた。
裏取引の現場を撮影したという香奈、しかし、カメラは
壊れ、メモリーカードが紛失しているのでもう証拠は…。
すると、病室に大沢ゆいながやってくる。大沢は、投票日に
毛利会長が学校に居ないと問題だと言って、自分が代わりに
付きそうからと毛利会長を学校に行かせる。
大沢が怪しいってわかっていて、香奈の病室に大沢を
残していくものかね？ まあ、未散が居るからいいけど…。
ショッケン部では裕樹や千里と連絡が取れなく、皆心配して
いたが、更なる追い打ちが。ASPがスクープといって、裕樹に
選挙違反の疑いがあると報道したのだ。美冬が裕樹に連絡を
入れると、裕樹は出たものの、美冬の話を聞いている暇はなく
犯人の示を受け、次ぎの場所へ。
裕樹君、すでにボロボロなんだけどｗ
あー、大沢ゆいな、ちょうど犯人が裕樹に次ぎの場所の事を
指示していた時に、香奈の病室から席を外していたわー。
香奈の病室に戻ってくると、大沢は、裏取引の事を聞いてくる。
なんか引っかかる物言いに未散は警戒、香奈が証拠がまだ
残っている的な事を言うと、大沢から真っ黒なオーラが
出まくっている事を未散は見逃さなかった。未散は、香奈に
「黒」と伝え、香奈はテキトーに話を誤魔化す。証拠が
残ってないと思った大沢は病室から去っていった。
大沢、とことん、腐ってる！！ 未散が居てよかったよ…。
未散ビジョン
なんという黒いオーラ！！
裕樹の演説の順番は衣更の頑張り（くじ運のなさ？）でなんとか
一番最後になる事ができた。裕樹の演説は11時30分から12時までの
30分間。11時30分まではあと、約1時間…
裕樹の支持率は、先ほどのASPの記事のせいで一気に落ち、落ちた分の
支持率がそのまま辰巳茂平治に流れるという事態になっていた。
裕樹の番記者のASPの汐浜陽高がASPに裕樹のデマ記事の事に
ついて問いただすと、なんと、ASPは部員数を水増しする事で
部費の請求額をあげており、その事を黙認する代わりに、有事の際は
総務部に協力する裏取引になっていたという！ なんてこったい。
このまま裕樹が最後の演説会に間に合わなかったら…
追求を恐れて逃げたと思われ、落選は確実に。
次ぎの場所で犯人から再び指示を受け、他の場所へ
誘導される裕樹だが、その場所で三谷歩夢、奈々瀬奉莉
茂森真央、拝田希実花の４人に出くわす。裕樹はすぐに
立ち去るが、４人は裕樹のあまりの惨状に、ただならぬ
事態を察知し、奈々瀬奉莉は皐月に連絡を入れる。
そして、皐月から葉月に連絡が入り、皆は、裕樹と千里が
何かに巻き込まれている事を知り、選挙妨害の疑いが
あると、毛利会長は裕樹と千里にしかけている発信機を
辿って二人の居場所を割り出すようにＳＰに指示を。
ン？発信機？ なんと、毛利会長、ショッケン部全員に
発信機をしかけていたらしいｗ
毛利会長には香奈から連絡が入る。
香奈は自分のスマフォの中のデータを確認しろと毛利会長に言い、
未散は大沢ゆいなの事を「パターン黒」と報告。
毛利会長は諜報班を緊急招集する。
皐月の演説が終わり、いよいよ裕樹の演説の番がやってきた。
持ち時間内に演説ができなければ、大変な事になる…
裕樹は次ぎの指定場所で、犯人から、今日の演説に行けなかった
理由を「本番が怖くなったから」と周囲に説明しろと指示される。
これは事件沙汰になって、選挙そのものが無効にならないように
という犯人の狙いだという事に気付く裕樹。
犯人は、今後も逆らえば、裕樹の周囲の人間に危害を加えると
脅して、千里が居る場所を言おうとするが、ここで、電話に
ジャミングが入り、なんと毛利会長の声が！毛利会長は
ロックゲートの倉庫に千里が居る事を伝え、裕樹は千里の元へ。
犯人…大沢ゆいなの元には毛利会長が！ ちょうど、大沢が裕樹に
指示を出そうとしている所で、現場を押さえた！！
香奈のスマフォには、あの夜撮影したデータが自動転送される
ようになっており、調べた結果、片平派の治安部員と総務部役員の
裏取引の現場の写真が残っていた。そして、もう一つ、スマフォで
直に撮影された写真も残っており、そこには香奈をひいた車が
写っていて…
サイドミラーにモロ、大沢ゆいなが！
ふと思ったが、車運転していいの？
そういえば、この前、購買部も車を乗り回していたし。
香奈をひいたのは…あなたですね
毛利会長、前回に続き再び、ご開眼！
大沢ゆいなの身柄は拘束されるが、大沢は、もう裕樹に
当選の見込みはないので、何をやっても今まで通りだと
余裕の表情。 これって、治安部で拘束されて、その後
警察に引き渡されたりするのかね？
拉致・監禁・轢き逃げ・脅迫・殺人未遂・傷害… その他
諸々、犯罪のデパートじゃないですか！
裕樹は無事、千里を救出。
千里「選挙は？どうなったの？」
裕樹「すっぽかした。俺は千里が大事だから…
千里の事が他の何より大事だから…
千里が無事で本当によかった」
そんな事を裕樹が涙ながらに千里に言うと、千里は
怒り出す。なぜなら、裕樹は、千里一人のものではなく
みんなの希望を背負っているから。今までのみんなの努力を
無駄にするのか？と言われたものの、もう間に合わない…と
裕樹はガックリ。すると、そこに猿江と門前仲がやってきて
裕樹と千里を自転車に乗せて、猛スピードで演説会場へ。
なんとか時間内に間に合った裕樹、だが、持ち時間は
すでになくなっており、裕樹が壇上に立った瞬間に、演説
終了のブザーが。
裕樹は、なんとか演説を行おうと食い下がるが、係の者に
止められてしまう。そこで、皐月が援護射撃、学園の将来に
関わる大事な選挙で僅かな時間を惜しんで禍根を残すのは
感化しかねると、裕樹に演説の時間を与えて欲しいと
言ってくれる。その直後、毛利会長から連絡が入り、裕樹に
時間を与えるように言ってくれたので、裕樹は晴れて演説を
開始… そこで、裕樹は、自分が今まで選挙戦で毛利会長の
バックアップを得ていた事等を洗いざらいぶちまけた上で
選挙を通して何を見てきたかを語り、今の素直な気持ちを
みんなへのメッセージにする。
元々俺はショッケンを廃部にしない為に立候補させられた
だけだった。部費でお菓子を食べてだべるだけのクラブを
廃部から守る為にだ。そんなふざけた理由で始めた選挙戦
だったけど、ここに辿り着くまでに色んな事を体験できた。
その中で俺は改めてわかった事がある。それは…
それは俺はみんなの事を好きだって事だ！
ショッケンのメンバーも後援会の仲間も、支援してくれる
みんなも、支援してくれないライバルも、敵も味方も、
みんなみんな、なんだかんだで、この学園と学園の生徒が
好きだ！ 好きだから、好きな人同士がいがみ合うのが
イヤなんだ！ だからそうならないよう、みんなが手を
取り合えるよう、戦ってゆきたいと思うようになった。
何より、ここにいるみんななら、それができると信じているから。
最後に裕樹は、例え、この選挙に負けても、自分はみんなに
この事を伝える事ができたので充分だと告げ、演説を終えた。
生徒は誰一人として帰らず裕樹の演説を聴き、最後には
大きな拍手が。いい、演説だったね～＾＾
後日…
ショッケン部にはいつもの日々が戻ってきていた。
ん？夜雲（毛利元会長）や香奈もショッケン部に入ったのかな？
皐月もショッケン部に入った様子…ｗ そして皐月は
生徒会副会長… ということは！ 会長は大島裕樹。裕樹は
あの最後の演説で生徒の心を掴み、見事に当選していたのだった。
裕樹と千里の姿はない。なぜなら、今日は大樹の命日。
裕樹と千里は大樹の墓前におり、チョコを３等分して
一つは大樹のお墓に、そして、残りの２つをそれぞれ
裕樹と千里で食べる。千里はチョコを一かけ口にくわえると
裕樹とキスを…
千里「チョコおいしいね…」
裕樹「ああ…」
最終話はこんな感じでした
ちょっと最後があっけなかった感じではありましたが
なかなかいい感じでまとまっていたんではないでしょうか。
特に裕樹の演説は、どんな風になるのかと思ったけど、予想以上に
いい演説だった。あれで、生徒の心が動かないわけがない。
実際の所、皐月が生徒会長になるのかな？と思ってたんだけど
裕樹は見事に会長に当選、皐月が副会長という事で、まあ
よかったなと。 辰巳茂平治が落選してどんな感じで
悔しがったのとか見たかったなー、後、大沢ゆいながあの後
どうなったのとか、彼女が悔しがる様が見たかった。
辰巳のマスクの下の顔も見たかったぜ…ｗ
最後のあっけない感は、そこらへんの後日談の部分がほぼ
皆無だったからかな？
あ、Blu-rayの１巻届きましたよ。
装丁がなかなか綺麗。ジャケットの千里の絵もいいし
なんといっても、未散のパンツが拝めましたｗ
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 廃部!
第2話 出馬!
第3話 戦略!
第4話 資金!
第5話 祭典!
第6話 開票!
第7話 合宿!
第8話 真実!
第9話 事故!
第10話 錯綜!
第11話 捜索!
提供バックイラストは"いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!"