- アニメ
大智の所には浜田君からメールが。
浜田君、泊まりがけで学校で美術仕上げてくれてたんだー
紗羽の後ろ姿の写真だけで、ここまで協力してくれるなんて
いい人過ぎる！ 大智の姉も白祭に来て、母親に頼まれた
大智の写真を撮るそうな！ それを聞いた大智がちょっと
嬉しそうだったのが印象的。
紗羽の家では紗羽パパが本格的なカメラに防水カバーまで
付けて準備万端で、試し撮りとかをしている。
紗羽パパ、気合い入ってるな！！ そりゃ、愛する娘の
晴れ舞台、気合い入るさｗ
来夏は…
イルカの縫いぐるみ被って…唄の練習！？
大声出せるからかな？？ 誠がビックリしているしｗ
誠に来るのか？と訊くと、友達と約束があるからとか言ってる。
えっ… 誠来ないつもりか？？
みんなが学校に到着すると、学校はどのゲートも警備員が
立ってたり、正門は完全に鍵がかかっていた。
体育館にまで鍵がかかっていると校内に居る浜田から連絡が入る。
ちょっとぉおお、酷くないか。
大智が校門をよじ登って中に入ろうとすると、近くに車を
止めて様子を見ていた理事長がやってくる。
理事長、もう、言ってる事が、学校の運営者とは思えない。
とにかく、ドイヒーすぎる。来夏達と理事長がにらみ合っていると
校長がやってくる。
やりなさい文化祭。私が許可する。
校長は、合唱部顧問として何もできなかった自分を許してくれと
合唱部に詫びる。理事長は、校長の教育が至らないからこういう
事態になるんだろ！と怒鳴ってくる。いや、理事長に教育を
語る資格はないよな。校長は、今まで言えなかった事を
理事長にぶちまける。
何が教育だ…
人の弱さもその弱さを癒す唄の素晴らしさも知らないくせに！
あんたにとってここはただの資産でも
生徒達にとっては大切な場所なんだ！！
集まって唄ぐらい唄ったっていいじゃねえか！
校長、よく言った！！もう、校長は残念な大人じゃない。
理事長に掴みかかった校長は更なる快挙を成し遂げる。
校長、よくやった！ 感動した！
校長は解雇宣言を食らい、理事長は学校の坂の下に
人を立たせて、文化祭の中止の告知をさせろと、更なる
強硬手段に出てくる。白祭のチラシを丸めて、そこらへんに捨てる
理事長… すると、そのチラシを拾う人が…
教頭きたぁああああああ！！！
校長の解雇手続きが完了する頃には文化祭は終わっていると
言って、来夏達の所に歩み寄った教頭は、今日の文化祭は
声楽部と吹奏楽部が中心に音楽科がサポートすると言ってくる。
なんと、教頭、声楽部と吹奏楽部に少し前から、練習を
やらせていた！！
宮本さん…
あなたが動かしてきたこのステージ
私に指揮をさせてもらえませんか？
(ﾉД`)教頭…！！ 校長に続いて感動させてくれる。
物語開始当初はあんなに頑なだった教頭の心を、来夏達が
ついに動かしたんだね。しかも、教頭、すでに駐車場の警備の
人に帰ってもらって、そちらから人が入れるように手配済み。
来夏「でも、ステージが…」
あ、そうだ、体育館も入れなくなってるんだ…
教頭「雨があがりましたね…」
"雨があがった"という言葉がいいねー
理事長が「どうせ誰も来やしない」等とのたまわっていると
お客さんが！ おおっ なつかしのスイカおばさん！ 商店街で
唄った時のお客さんの子供達、和奏のパパ…
理事長は去っていった。ヨシ！
声楽部部長もいつの間にか協力してくれていた模様。
ステージの場所は音楽棟と普通棟の間の中庭。
いよいよ舞台が始まり…
ウィーン、アドリブで自らをカエルの王子に昇華ｗ
舞台は進み、最後の唄パート…
唄パート直前の台詞が、よかったね。今の彼らの状況と
シンクロしている感じが出てた。
多くの困難を超えてようやくここまで辿り着いたけれども
私達は沢山のものを失った。家族や友
夢や誇り
そして、愛する故郷さえも
闇に覆われた世界にただ一人 道は見えない
心配ない。歌声のする方へ歩きだせばいいんだ
ならば私達は唄いましょう。互いのささやかな道しるべとして
たとえ奇跡は起こせずとも、ただ一時の憩いの為に
それぞれの想いを唄に乗せて…
今、私達はまた歩き出す！！
ついに、和奏渾身の作曲、まひるとの曲、radiant melodyを
みんなで唄い出す！ この唄のシーン、ホント良かった。
唄が素晴らしくて、聞いてるだけでホロリとくる。
教頭や声楽部、吹奏楽部、そのほか協力してくれた人達、
校長、コンドルクインズ、今まで出会った人達みんなの想いが
一つになったようなそんな瞬間だった。この場面ばっかりは
音楽なしの言葉では絶対に伝わらない！
誠も来ないって言っていたのに、来てくれていた！
声楽部の応援があって、コーラスは迫力があり、吹奏楽部や上野
さんが伴奏と演奏をしてくれたお陰で、壮大な雰囲気になっていた。
季節は冬…
みんなはそれぞれ受験勉強等をやっていた。
ウィーンの所にはヤンからの手紙が！！
大智はバドミントンで大学の推薦に合格。
紗羽は海外の騎手の学校に入学するを決意。学校には試験が
あるので、高校の卒業より一足早く向こうに渡って、語学の
勉強をするとか。高校は卒業扱いにしてくれるらしい。
大智「いつまで？」
紗羽「納得できるまで」
あああ…大智が…。顔にはあまり出してなかったが
やっぱり、ちょっとショックというか寂しいだろうねえ。
和奏が「サブレも連れて行くの？」って言っててワロタｗ
そして紗羽の旅立ちの日…
空港までみんなで見送り。来夏や和奏、ウィーン、紗羽パパは
みんな涙だが、大智は涙を見せない。だが、最後に、大智は
紗羽に駆け寄り… 告白！？ 感じからいくと、告白して
紗羽の事を待ってると告げた的な感じかな？ ここのシーン
ずっと、"心の旋律"が流れてて、他の音声は一切ナシだったんだよね。
大智が何を言ったのかは気になるけど、心の旋律も、ほんと
イイ曲じゃ… 飛行機が飛び立った後、飛行機を見送りながら
大智は泣いていた…。
和奏は心の旋律の楽譜を教頭先生に返しに行き、自分はこれから
音楽をちゃんとやりたいから、音楽の大学に進みたいと教頭に言う。
卒業してからも、色々と相談に乗って頂けませんか？と和奏が
教頭に頼むと、教頭は「私は、音楽教師ですから」と快く承諾。
卒業式、校門の所でみんなで記念写真を撮り、その写真を
ビデオメッセージとともに紗羽に送る。ビデオメッセージには
校門の前で"潮風のハーモニー"を唄う４人の姿が！
そのビデオを寮の部屋で見ながら、紗羽も一緒に唄い出す。
いやー、このシーンの爽やかな事ったらない。
夜１１時近くに見ていたアニメだけど、自分の周りさえも
パァと明るくなって、爽やかな風が吹き抜けたような、
そんな感動があった。
新しい風が吹いて
笑ったり、泣いたり、歌ってみたり
閉じていた心を開いて
潮風のハーモニー 口ずさむ♪
エンディングではその後のみんなの様子。
大智は大学でバドミントンに励み…
和奏は浪人して音大を目指している様子が！教頭が
家庭教師してくれてるぅううう！！
ウィーンはヤンに会いにオーストリアに遊びに行った！
大学でサークルに誘われる来夏、サークルのチラシを
見て、嬉しそうな顔を！ もしかして合唱部系？
Ｃパート…
和奏の実家… お店は今日はお休み
貼り紙には「本日は娘が帰省するためお休みします」と
書いてある。帰省ってことは、和奏はどこか、違う場所の
音大に入って、久々の帰省って事かな？
「ただいま！！」
家に帰ってきた和奏の姿は髪の毛も少し伸びて大人びていた！
最終話はこんな感じでした。
素晴らしい最終話、唄が沢山流れて、爽やかな感動だった。
舞台の台詞、"たとえ奇跡は起こせずとも、ただ一時の憩いの為に"
まさに、廃校が覆るような奇跡は起こす事はできないけど
ただ一時の憩いの場、白祭で、みんなの想いを唄に乗せて
歩き出したという感じでしたね。
潮風のハーモニーからのエンディングがまた最高だった。
教頭が家庭教師をしてくれてて涙。ウィーンはヤンに
再会できたし、和奏も無事大学に入ったようだった。
なんか全てがいい感じだったよね～
唄がもっと聞きたいとホントに思いましたよ。
それぞれの家族もよかった… 和奏のパパ、紗羽のパパ、
それぞれ娘を思う気持ちが熱いし、来夏の弟の誠も結局
ちゃんと見に来てくれていた。まあ、一番熱かったのは
やっぱ紗羽のパパよねｗ
TARI TARI、非常に楽しめました。まさか、こんなに
感動できるとは… そして、ストレートに、流れている
音楽でも感動、どの曲もイイ曲で、印象に残って、つい
口ずさみたくなります。どの曲が一番好きかというと
やっぱり、"潮風のハーモニー"かな？
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 飛び出したり誘ったり
第2話 集ったりあがいたり
第3話 振ったり出会ったり
第4話 怒ったり踊ったり
第5話 捨てたり 捨てられなかったり
第6話 笑ったり 想ったり
第7話 空回ったり 見失ったり
第8話 気にしたり 思いっきり駆け出したり
第9話 白くなったり 赤くなったり
第10話 萌えたり 燃えたり
第11話 満ちたり 欠けたり
第12話 重ねたり 響いたり