現場はドローンの挙動検査セクション。完全自動化された
生産ラインの中で唯一の有人区画。検査前のドローンに
誤作動を誘発するプログラムを仕込めば事故を装う事は
可能… つまり
事故を装った殺人の可能性がある
たった50人しかいない環境なので、全員の犯罪計数を
調べればすぐに犯人は分かるのでは?という感じだが
これはそう簡単な事じゃないらしい。
いったいどういう事なの?
宜野座監視官!私、執行官のみんなと上手くやっていけそうな気がします!ん?朱ちゃん、突然のポジティブ宣言。いい事だが、
そう思った根拠はいったい何なんだ?w
宜野座監視官は
「それは同僚としてやっていけそうという意味か?それとも調教師としてやっていけそう…という意味か?愚か者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶという…君が愚か者でない事を祈ろう」と突っ込んでくる。
何、要するに、言われたことに従わず、やっと自分で経験
して思い知るような事がないようにっていう事?
八王子工場で公安局刑事課一係を迎えたのは工場の
責任者みたいなみたいなおじさん。
この笑顔見た時、このおじさんが犯人だと思ってしまった私…w
建物は
ハッキング対策の為に
電波暗室になっており
外部の通信網にアクセスする手段は一切ない。という事は
シビュラシステムの恩恵を受けづらい環境という事で
外と違って
ストレスケアの手段が乏しいという。
ただでさえ、デバッガに従事する人々はストレスが溜まり
やすいのに、そんなんで大丈夫なのか?
ついでに、ネットに接続できないので、娯楽の手段も
限られているらしい… (;´Д`)エー
死体は既に初動でドローンが処理しているので、記録映像で死体の
様子を見る… おおっ説明付きで死体の映像が…
死体はドローンに生きたまま解剖された状態だった。
被害者の塩山大輔さんが誰かから恨みを買う人だったか?と
訊いても、工場の責任者のおじさんは塩山は優秀なスタッフで
PSYCHO-PASSにも問題はなかった、やはりこれは事故だと
決めてかかってくる… 事故だ、事故だと断言しちゃう
所とかが、もう、何かを隠しているとしか思えないんだけど!
常設スキャナーによる色相判定のデータをチェック…継続的に規定値を逸脱している職員は一人もいないらしく
そうなると容疑者も居ないと言ってくる工場の責任者のおじさん。
宜野座監視官は職員全員を一旦、建物の外に出して、
ドミネーターでチェックする事を提案するが、責任者は
殺人の証拠でもない限りそれはできないと難色を示す。
一方…朱ちゃん、縢君、征陸さんは、データを送る為に建物の
外に向かっている最中。この工場は経済省管轄の官営工場なので
縄張り意識が高く、よけいなちょっかいを出されて工場の生産率を
落としたくないので事故扱いにしてサッサと決着をつけたいらしい。
工場の色相判定では容疑者はいないという事だが、それはこの
工場が外部と繋がっていない為に、
シビュラシステムによる詳細なチェックができないからだと征陸さんは言う。
その証拠に、工場内ではドミネーターは通信エラーでシステムとの
リンクを構築できず。
征陸さんは刑事の感で、あれは間違いなく殺人、
動機は怨恨だと言う。
引き続き、朱ちゃん達は工場内に残り、様子を伺っていると…
カフェテリアで職員同士のトラブルを目撃する。
って、もろにイジメじゃん… ストレスのはけ口がない工場では
よくある事だという責任者。
一人、ああいう立場の人間が必要なんですよえええええっ ガッツリ、イジメを提唱しちゃってるわけか。
問題になるほどPSYCHO-PASSが濁れば即座に配置換えするから
オッケーと責任者は笑って言う。
彼は彼で役に立っている。ああいう役回りが相応しいからこそシビュラにこの職場を勧められたんじゃないですかねちょっ… 何それ。やっぱ、シビュラシステムに頼り切ってる
世の中良くないわ。明らかにおかしいのに、それに対して
疑問も持たずに従っちゃってるような…そんな感じだよねえ。
こんなの人間の幸せじゃない。まさにデスティニープラン。
それを笑って見過ごせるアンタもここの責任者がお似合いってわけだ。シビュラシステム様々だな。狡噛さん、ズバリ言ったw
流石に、これを言われた責任者は、表情を変える。
朱ちゃんは、ちょっとスッキリしたような、ドヤ顔で責任者を見ていた。
狡噛さん、思いっきり気持ちを代弁してくれた感だもんねえ。
公安局刑事課一係は別室に集まり、みんなで会議。責任者が言った通り、イジメターゲットのPSYCHO-PASSが濁って
くると、もれなく配置換えが行われていた記録があったが、それまで
定期的にあった配置換えが、ここ1年行われていないという。
事件は1年前からで、この1年間、ずっと同じ職員・金原がイジメの
対象になっている… ってそれ、その職員が犯人じゃん。
さっき虐められてた人が犯人か…。
色相判定の結果、金原の色相は良くない傾向だったが、つい最近
その結果が
好転したという。色相の濁りがピークだったのは
殺人事件が起きた前日… ワロタw それって、憎んでた人を
殺して、気分スッキリしたから色相良くなったって感じじゃないの。
こんなの誰が見たって、金原が犯人なのは明らか、なのに、宜野座
監視官はシビュラシステムに基づいてどうだこうだで、それを
認めようとしない。狡噛さんが、この件は自分にやらせろと言うと
冷静な宜野座監視官とは思えないような、怒りっぷり。
どうした、宜野座監視官… 彼はあくまでも、
シビュラシステムの
言うがままにやりたいんだろうねえ…。
朱ちゃんは宜野座監視官に食いつき、狡噛さんの案を試してみたいと
直訴し、宜野座監視官は少し嫌味を吐きつつも、やってみたらいいと
言ってくる。どうやら、宜野座監視官と征陸さんの間には何か
あったようで、それを指摘する事は地雷を踏む事らしい…
刑事のカンとかそういう人間くさい部分を持つ征陸さんと、
シビュラに頼り切っている宜野座監視官、確かに両極端にいるような
感じだもんねえ。
作戦開始…うわわ…いじめられてる金原、トイレの個室でご飯食べてる。
そこに狡噛さんが乱入し、一気に金原にストレスをかけて彼を
追い詰める。追い詰められた金原は、ドローンのある工場内へ
走っていく。狡噛さんの読み通り、金原は以前使った事がある手で
狡噛さんを殺そうとドローンのプログラムを書き換える。
この時、プログラムが入っている?と思われるディスクを
金原が取り出していたんだけど…
Johnny Mnemonic !?キアヌ・リーブスが主役のあの映画のタイトルじゃん
日本じゃJMってタイトルだったんだっけ。
あの映画、けっこう好きだったんだよね~アイス・Tも出てたしw
あ、そういえば、ビートたけしも出てたよね。
金原はドローンをプログラムし、ドローンに乗って
狡噛さんと朱ちゃんを襲ってくる。ひえぇえ。
ドローンが通り抜けられないドアから階段を使って
下に逃げる狡噛さんと朱ちゃん。外から有線で内部の
ミーティングポイントまで通信を繋ぎ、そこまで逃げてきた
狡噛さんにドミネーターを渡す事に成功。ドミネーターは
作動し、すぐに金原はパラライザーによって気絶させられる。
続いて、狡噛さん達を殺すようにプログラミングされた
ドローンまでドミネーターで仕留める。 って、ドミネーター
ロボットにも有効なんだ!!
それにしても…
狡噛さんが、生き生きとしている!!w
そして、ドミネーターが凄いぞ…!
縢「相変わらずシビレるねえ~ ドミネーターの本気は」いや、ほんと、シビれましたわ。
猟犬でなく、刑事でありたいと、そう言っていた彼の眼差しはだが紛れもなく獲物を追い詰める肉食獣のそれだった…今回はこんな感じでした
面白かったね~ まあ、犯人捜しに関しては何の
ひねりもなかったが、それ以外が面白かった。
ストレス解消によって、色相が好転するとか、まさにこの
シビュラシステムの悪循環というか、思いっきりダメポイント
じゃないの。 要するに、シビュラに頼りすぎるのはダメだと
いうことの現れじゃないかと思えた。
それに、あの責任者が言っていた事とか聞いちゃうと、もう
このシステムが一概に人々の幸せを追求したシステムだとは
到底思えない。
そんなシビュラの申し子みたいな宜野座監視官が今後
どんな感じになっていくのかがちょっと怖くなりましたよ。
あと、征陸さんとの間に何があったのかも気になりますね。
なんとなく、想像はつくんだけど。
狡噛さん、金原やドローンと戦ってる時、生き生きしてたなあ
ああいう所が潜在犯たる由縁なのか?
金原の声は鶴岡聡だったんだけど、今回はギル様・関智一
雨生・石田彰にくわえて、キャスターも居たという事か~ (゚∀゚)ナンカキタ!
前回までのレビューは以下からどうぞ
#01 犯罪係数#02 成しうる者