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黒ウサギは十六夜に打ち明ける…
十六夜さんの仰るとおり、私達のコミュニティは困窮に瀕してます。
(;´Д`)そっか…
なんか深刻そうだ…。
コミュニティは大小あれど一つの国のような存在で
故に活動する上で箱庭に名と旗印を申告しなければならない。
その多くは領土の固持に使われる。数年前までは黒ウサギ達の
旗印は東区画のいたるところでなびき、その輝かしい栄光を
誇っていた。しかしある日、黒ウサギ達は敵に回しては
いけないものに目をつけられ、たった一夜にして壊滅させられたという…
黒ウサギ達のコミュニティを一夜にして壊滅させたのは
魔王。魔王のゲームに強制参加させられた結果、壊滅したのだ。
ギフトゲームに敗れたコミュニティは名と旗印を奪われ
"ノーネーム"となった。現在中核をなす仲間は一人も残っておらず
ギフトゲームに参加できるのは現リーダーのジンと黒ウサギだけ…
あとの120人は10歳以下の子供達ばかり… それでもみんな
必死で生きていて、子供達は毎日遠いところまで水をくみに行き
作物の育たない死んだ土地で頑張っているという。
(;´Д`)・・・・・
じゃあ、前回、十六夜が倒した水神からゲットした水樹の苗は
嬉しい賞品だったねえ…。
黒ウサギはいつか仲間達が帰ってこられるように、コミュニティを
存続させ、魔王から名と旗印を取り戻し再建したいと言う。
だから、十六夜達のような強力な力を持つプレイヤーに頼る
しかないと、黒ウサギは頭を下げて頼み込んでくる。
十六夜「ふーん…魔王相手にコミュニティの再建かあ…いいな、それ」
黒ウサギ「え？」
十六夜「え？じゃねえよ。協力するって言ったんだ。もっと喜べ黒ウサギ」
十六夜は魔王相手に旗と誇りを取り戻すという事に
ロマンを見いだしたようだ。
「せいぜい期待してろよ。黒ウサギ」
カッコイイィ
思わずピンクに染まる黒ウサギ
黒ウサギ達のコミュニティの状況をガルドから説明された
飛鳥と耀。ガルドは所属していてもメリットのないノーネーム
よりも、自分のコミュニティ“フォレス・ガロ”に所属
した方がいいと、二人をスカウトしてくる。フォレス・ガロは
旗印をかけたギフトゲームに連戦連勝で今やこの地域を治める
ほどになったという… ガルドは飛鳥達が自分のコミュニティに
来るのは当然のような口調だったが、飛鳥は「結構よ。貴方の
コミュニティには入らないわ。ジン君の所で間に合ってるもの」
とキッパリ断り、耀も自分はこの世界に友達を作りにきた
だけだから…と言って、飛鳥が友達一号に立候補したことで
ジンのコミュニティを選ぶ。
さっそくいい雰囲気の飛鳥と耀
手前でガルドがワナワナしてるんだけどｗ
ガルドが飛鳥に断った理由を求めてきたので、飛鳥はめぐまれた
環境に入る為にこの世界に来たわけではないと告げる。
それでも、ガルドがなんか言ってきたので、飛鳥は力を使って
ガルドを黙らせる。飛鳥の力凄いな… 飛鳥は更に力を
使い続け、なぜガルドが旗印をかけたギフトゲームに連戦連勝
しているかを暴く。
普通、相手が魔王でもないのに旗印をかけたゲームはめったに
行わないが、ガルドは相手コミュニティの女・子供を拉致し
脅迫しゲームにならざるおえない状況に追い込んでいたという。
それで勝利して相手のコミュニティを吸収するような形に
なっても相手コミュニティが反乱を起こさないのは、各
コミュニティから子供をさらって、更に脅迫し続けていた
からだという。そして、その拉致した子供達はさらってきて
すぐに全員殺していたらしい… なんという鬼畜の所業！！
この後、暴れ出したガルドを抑えつけた飛鳥と耀は、ガルドに
フォレス・ガロの旗印をかけたギフトゲームを申し込む。
戻ってきた黒ウサギはそれを聞いて青ざめる。
黒ウサギ「なぜ、そんな急展開が！？」
飛鳥＆耀「腹が立ったから後先考えずに喧嘩を売った。反省はしていない」
黒ウサギ「おバカ様！」
今回の喧嘩は飛鳥と耀、そしてジンが売ったものだから
十六夜は参加しないという。ゲームは明日なので、その前に
サウザンドアイズという超巨大商業コミュニティに十六夜達の
ギフト鑑定をお願いしに向かう。
今、箱庭の中は桜が咲き、春。飛鳥や耀、十六夜はそれぞれ
違う世界から来ているので、皆違う季節から来ているという。
ああ、そっか…特に耀ちゃんが元々いた世界とか、十六夜とか
飛鳥の世界とは全然違う感じだったもんねえ。
サウザンドアイズに到着すると中から幼女みたいなのが
飛び出してきて、もの凄い勢いで黒ウサギに抱き付いてきた…
「やはり黒ウサギは触り心地が違うのう…」
「ここがいいか～ここがいいか～」と
凄い勢いでオッパイに顔をグリグリする幼女
黒ウサギ「白夜叉様！？」
グイグイくるなｗ
この後、黒ウサギに突き飛ばされた幼女は十六夜に蹴飛ばされる。
白夜叉「飛んできた初対面の美少女を足で受け止めるとは何様じゃ！」
十六夜「十六夜様だぜ。和装ロリ。以後ヨロシクな」
和装ロリｗｗ
屋敷の中に入って、改めて自己紹介。
和装ロリはサウザンドアイズ幹部の白夜叉という美少女だった。
白夜叉ちゃん、かわえええええええ！
かわいいけど、声、新井里美で中身はおばちゃんっぽいｗ
コミュニティ・サウザンドアイズは箱庭の3345外門に本拠地を構えている。
外門とは…
箱庭の階層を示す外壁にある門。数字が若いほど都市の
中心部に近く、同時に強大な力を持つもの達が住んでいる。
ちなみに黒ウサギ達のコミュニティ"ノーネーム"は一番
外側の7ケタ(2105380)の外門。白夜叉がいる4ケタ以上が
上層と呼ばれる階層。水神の神格も白夜叉が与えた恩恵だという。
白夜叉は東側の階層支配者(フロアマスター)で東側の4ケタ以下の
コミュニティで並ぶ者がいない最強のホスト。
最強のホストと聞いて、十六夜達３人は立ち上がり、さっそく
白夜叉に勝負を挑んでくる。なんか、ほんと、十六夜、飛鳥、
耀は血の気が多いなーｗ
白夜叉は巨大なフィールドのゲーム盤を展開させる。ゲーム盤…
というより、別世界だな。
私は白き夜の魔王…太陽と白夜の精霊・白夜叉
箱庭に蔓延る魔王の一人よ。
今一度問う。おぬしらが望むのは試練への挑戦か？
それとも対等な決闘か？
白夜叉ちゃん、可愛すぎる…
すると、十六夜は、これだけのものを見せられたら今回は
黙って試されてやろうと、試練への挑戦を選ぶ。
白夜叉が用意した試練はグリフォンの背に乗って、湖畔を
一周するというものだった。その試練に挑むのに手をあげたのは
もちろん…耀！ 耀は自分の命をかけて試練に挑む。もし
グリフォンの背中から落ちて生きていても、グリフォンの
餌食となると自ら申し出る。
耀がグリフォンの背中にまたがると、いよいよ試練がスタート。
ものすごいスピードで飛んでいくグリフォン、その上、山から
吹き下ろす風で体感温度はマイナス数十度、それでも耀はしっかりと
グリフォンの背中にまたがっていた。耀はグリフォンと向き合う
時は全力でぶつかれと言っていた父の言葉を思い出す…
かつて体が弱かった耀に父は木彫り細工のペンダントをプレゼント
した、それ以来、耀は不思議な力を授かったようだ。その事を
思い出しながら、懸命にグリフォンの背中にしがみつく耀。
私は負けない！ゲームに勝って、貴方と友達になるんだ！
グリフォンはならばと、最大の試練を耀にあたえる。
耀は見事にそれを乗り切り、グリフォンが耀の勝利を認めた時
耀は気を失いグリフォンの背から落下、黒ウサギが助けに
行こうとすると、十六夜は止める。 すると落下していく耀の
ペンダントが光り、耀は意識を取り戻し、なんとグリフォンの
ように空中を走って下に降りてくる。耀は動物と友達になると
その特性を手に入れる事ができる能力を持っていた。
白夜叉は復興の前祝いだといって、ギフトカードを
十六夜、飛鳥、耀、それぞれにプレゼント。
ギフトカードとは顕現しているギフトを収納できる上に
各々のギフトネームがわかるという超高価な恩恵だという。
ところが、十六夜だけはギフトカード・ラプラスの紙片にも
そのギフトネームが表示されず、アンノウンとなっており
白夜叉は驚く。
その後、一行はコミュニティ"ノーネーム"に向かうが、そこで
目にした光景は想像以上に酷い状況だった。わずか３年前に
魔王によって滅ぼされたはずなのに、そこはまるで何百年も
経ったかのような荒れっぷり… それを聞いた十六夜は
魔王が強そうなので「いいぜ、いいぜ、いいな、オイ！」
となんか楽しそう…。悟空かっ
一方、その頃…
コミュニティ・フォレス・ガロではガルドがレティシアに
血を吸われて鬼種のギフトを手に入れていたが…
今回はこんな感じでした。
フォレス・ガロのガルド…なんという外道！ 女子供を
拉致して強制的に旗印をかけたギフトゲームを持ちかけて
その後にもコミュニティを従わせる為に子供を拉致して
脅迫していたとは… その上、子供がうるさかったから
拉致したその日に殺害、それ以来、拉致した子供はすぐに
全員殺害していたなんて… 信じられないような外道でしたね…
サウザンドアイズの白夜叉ちゃんは、可愛かった…！
しかも、すごくいい人だよね、黒ウサギとはどういう縁が
あってあんなに仲がいいんだろうね？ とにかく、力強い
味方といった感じなんだろうか。
グリフォンと友達になった耀も強かった。強かったといえば
飛鳥も鬼強いよね、あの能力凄すぎる。黒ウサギはかなり
強い３人を呼び寄せる事ができてよかった、十六夜君の
ギフトはアンノウンだそうだけど何でなんだろうかねえ…
ギフトゲームを翌日に控えて、ガルドがなんか小細工して
ギフトを手にいて手いたけど、ガルドに鬼種のギフトを
授けたレティシアちゃんが気になるよ！！
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 問題児たちが箱庭にやって来たようですよ?