幼馴染みであるが故、妹のとうな扱いで、一人の女の子と
して見てもらえない事に千和は耐えきれず、泣き出して
走り去ってしまった。

「何なんだよ…千和の奴!」

と、千和の真意にまだ気付いていない様子の鋭太。
えー、ホントにあれで気付かないの?w

日曜日、鋭太は図書館に勉強しに行くと思いきや、千和の
事が気になり、千和が坂上兄と待ち合わせをしている駅前へ向かった。
駅前に到着すると、なんと真涼も来ていた。