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怜「そんな答えじゃ納得しかねます」
食い下がる怜。順序だってなぜ納得できないのかを
説明する怜。凛は自分の目的は遙に勝つことでも国内で
勝つことでもなく世界だと言って最初の質問をやり過ごす。
世界って言ってるけどさ、まずは国内でトップクラスに
ならないと世界もクソもないと思うんだけど…ｗ
怜「世界ですか…」
怜の表情ｗｗ
なんかなんともいえない表情しててワロタ
怜「では二つ目の質問です…
あなたは遙先輩をどう思ってるんです？」
凛「はぁ！？」
怜ちゃん、ズバズバ来るねー。
かつて遙達と良好な関係だったはずの凛がなぜ留学をして
変わってしまったのか、留学先で何があったのかと問いつめる怜。
リレーの素晴らしさを一番知っているのは凛のハズでは？と怜が
言うと、凛は「うるせー！！」と大声で怒鳴る。
怜になんでそんな事を言われなきゃいけないんだと
怒る凛。 怜は県大会で遙達とリレーを泳ぎ、それまでは
理論でしか理解できていなかったリレーの楽しさを初めて
知った事を説明…すると凛はハッとした表情をする。
この表情は…
"リレーの楽しさ"という言葉が凛の胸に突き刺さったんだろうか
この後、怜は凛に掴みかかりシャウト…
怜「てめぇ！そもそも遙先輩が水泳から離れていたのは
あんたのせいじゃないか！！！」
凛「はぁ！？何のことだ！？」
怜「中学の時、遙先輩はあんたに勝って、それで罪悪感を感じて…
なのになんなんだよ、あんたは！僕にはまったく理解できない！
この前の試合であんたは遙先輩に勝った！それでいいじゃないか！
なんでまたリレーに出るとか言い出すんだ！？
あんたは何がしたい！？ 遙先輩をどうしたい！？
何をどうすれば満足なんだよ！？」
凛は遙が水泳を辞めていた理由が自分にある事を
初めて知ったのかね。どう思ったんだろう、自分の言動に
よって遙が競泳から遠ざかっていた事を…。
当事者でもない怜がなんでそんな事を言いに来るんだ？
お前こそ何をどうしたいんだ！？と逆に怜に掴みかかってくる凛。
ここ、殴り合いになるんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ
怜は遙達と最高のチームで、そのチームの一員として
試合にのぞみたいだけだと真っ直ぐ凛に告げる。
凛は怜の言葉に力なく手をほどく…。怜は「邪魔をするなら
許さない」と言ってその場を後にする。
いやー、怜ちゃん、言うときは言うね！
遙達は部活後、怜のお見舞いに行くことに。
お見舞いの品を選んでいる時に、渚は誤魔化しきれなくなって
遙達に本当の事を話した…。
怜の家に到着後、遙達が怜を心配して見舞いに来てくれた事を
知って怜は嬉しそう。遙が凛の所に行ったのか？と訊くと
怜は「もういいんです」と答え、それを聞いた遙と真琴は
嬉しそうに顔を見合わせる。
遙「ならいい。今はこの４人が俺達のチームだ。怜！」
怜「遙先輩…」
真琴「だよね。怜も俺達のチームの一員としてしっかり頼む」
渚「そうだよ！一人でも欠けちゃったら駄目なんだから！怜ちゃん！」
何この微笑ましいやり取り！
怜ちゃんがうれし泣きしちゃうんじゃないかと思ったよｗ
怜の瞳に３人の姿が映っているのが印象的だった
お土産で持ってきたのはメロン…じゃなくてメロンパンｗ
渚がメロンパンを遙の口に突っ込み、遙は喉を詰まらせて
青ざめる…ｗ そんなやり取りを見て、怜は嬉しそうに笑うのだった。
ほんといいよなー岩鳶水泳部は！！
一方…鮫柄学園水泳部では…
凛の調子はイマイチ、そんな凛を見て御子柴部長は渋い顔。
凛はすぐに調子を戻すとにとりんは言うが、どうやら御子柴部長は
凛に留学先で何があったのかを知っている？ような様子。
知っているというか薄々感じているというか…？
御子柴「過去はどうあれうちは実力主義だ。速い者が勝つ」
つまり…？
ふと思ったが、凛は鮫柄学園の中ではどのくらい速いのよ？
世界を狙っているっていうくらいなんだから、鮫柄では誰よりも
速いのだろうか？
岩鳶水泳部では練習にますます気合いが入り、あっという間に
大会前日に… 水泳部員は前日に会場近くに移動しホテルに宿泊。
江ちゃんやあまちゃん先生、笹部コーチは大会当日に現地に移動。
応援幕が…
岩鳶ちゃんのイラストｗｗ
怜ちゃんと真琴が…ｗｗ
バス酔いかと思ったが、渚の手にはケチャップ味の
スコンブが握られている… つまりコレを食べて
死にそうになっているんだな。
なかなか長いバスの旅、ホテルに到着したのは夜だった。
部屋割りは、真琴＆遙、渚＆怜。 着いて早々、みんなで
夕食を食べに行き、遙以外はカツ丼なんかを食べた。遙はサバ味噌定食…ｗ
楽しそうすぎる！
食事後、明日の会場を見にいってみようと行くと立入禁止だった。
そりゃそうだｗ 会場を中に入っては見ることができなかったが
近くの高台から会場が見下ろせる場所があり会場を見ると…
おお～ 立派な会場だ！
４人は光り輝く会場を見て期待に胸をふくらませる。
学校に残って応援幕を作っていた江ちゃんの所には凛からメールが…
遙達はホテルで就寝だが、なかなか眠れない。
遙は真琴に「お前がいてくれてよかった ありがとう」と
感謝の気持ちを伝える。遙の言葉に真琴は嬉しくて飛び起きたが
遙は照れ隠しか「少し走ってくる」と言って部屋を出るｗ
渚と怜も…眠れない…のかと思ったら、渚は寝言を言うくらい
熟睡していたｗ そんな時、怜の携帯に凛から連絡が…
ああ、なるほど、さっきの凛から江ちゃんへのメールは怜の
連絡先を訊く為か。 怜は一人凛に会いに…。
遙が走っていると、渚が怜を捜してホテルの外を歩いていた。
遙と渚は公園で話し、遙は渚にも感謝の気持ちを伝える。
渚「ハルちゃーん！僕も嬉しい！」
渚があの時、半ば強引に水泳部を作ってくれなかったら
今この場にいなかったし、みんなでリレーする事も
できなかったもんね…
凛は怜を呼びだし、自分に何が起きたのかを話す。
やはり凛はオーストラリアに留学中に思うように
水泳で強くなれず、ある思いを抱くようになったという。
「そうか…リレーなんてやってたから俺は堕ちたんだ…」
日本に帰ってからも誰にも話さず誰にも連絡を取らなかったが
あの夜、遙と泳ぎ、吹っ切れて、もう一度泳ごうと思った。
そんな中、この前の県大会で岩鳶水泳部のリレーを見て、遙達と
泳いだリレーの事を思いだした凛は自分もまたリレーを
泳ぎたくなったらしい…。
凛はリレーに出て最高の泳ぎを見せてやるから、怜も
自分のチームでしっかり泳げと、なんか発破を掛ける？ような
感じの事を言って去っていった…
なんとＣパートが！
凛がホテルに戻ると
にとりんが、御子柴部長が呼んでいたと
凛に言ってきたので、御子柴部長に会いにいくと…
な、なんと、御子柴部長は凛をリレーのメンバーから外すと
言ってきた。かなり決定事項で、理由は今の凛のコンディションが
ベストじゃないからという事だった。 ズコーっ
ちょっｗｗ
今回はこんな感じでした
なんと、凛がリレーのメンバーから外れてしまったｗ
怜に最高の泳ぎを見せてやるとか豪語した直後に、リレーから
ハズされたとか、どうすんのよ凛君。なんかこれは決定事項で
覆る事はなさそうだから、凛はリレーに出なさそう…？
でも、凛が出ないとなると、遙のコンディションにも影響
しそうでやだなあ…。どうなっちゃうんだろう。
リレーのメンバーから外されたってことは、凛よりも速い
人がいるって事なんでしょ？ 凛も世界、世界言う前に
まずは日本でトップを目指さないといかんよ。
日本の競泳の層は非常に厚い。日本でトップスイマーになれば
おのずと世界で戦えるレベルに到達すると思われ、まずは
そこからでしょ。 だいいち、オーストラリアでちょっと挫折
したくらいでリレーやってたからだとか、リレーの所為にしたり
ふて腐れて水泳辞めようと思ったりするくらいじゃ到底世界なんか
狙えないと思う。
怜はけっこうズバズバと凛に言っていたねえ…
あの怜の本気は充分凛に伝わり、だからこそ、凛は怜に
話そうと思ってくれたのかな。それにしても、岩鳶水泳部は
ほんと見ていて微笑ましい。みんなそれぞれがお互いを思いやって
どんどんいい方向へ進んでいく、そんな素晴らしい仲間だ！
さあ、次回は最終話。
どうなるかはわからないが、凛との関係が改善するといいねえ…。
凛が普通にみんなと話せるようになれればいいな…。
前回までのレビューは以下からどうぞ
1Fr 再会のスターティングブロック!
2Fr 追憶のディスタンス!
3Fr 理論のドルフィンキック!
4Fr 囚われのバタフライ!
5Fr 試練のオープンウォーター!
6Fr 衝撃のノーブリージング!
7Fr 決戦のスタイルワン!
8Fr 逆襲のメドレー!
9Fr 迷いのルーズンアップ!
10Fr 苛立ちのハートレイト!
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