- アニメ
先刻、コリオをスキャンしたハミュッツはシロンの本を持つ人間爆弾のコリオの存在に
強い興味を抱き、コリオの元にやってきたのだ。コリオからシロンの本を奪い、読み取る
ハミュッツ、シロンの本に強い執着を見せるコリオに恋でもしたのか?と突っ込むと
コリオの胸の中にあった爆弾を取り除く。人間爆弾から、ただの人間に戻れたコリオを
置いてハミュッツは宿を後にする。
一方、武装司書のマットアラストとミレポックはハミュッツの命で神溺教団のアジトに
潜入する。すると、アジト内部の中には死体が何体もあり、一週間くらいはたっている
遺体は異臭を放っていた。マットアラストは死体の首を見て、死体が竜骸咳にかかって
死んだ人間である事を発見する。死体の中で培養された竜骸咳の菌は、マットアラストと
ミレポックにも感染、菌をばらまかない為に、二人はその部屋から出られなくなる。
時を同じくして、ハミュッツも触手で竜骸咳を確認しており、患者の部屋にすでに
移動し、彼女も感染してしまっていた。
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バントーラ図書館では竜骸咳の発生と、ハミュッツ達の感染が報告され、武装司書達は
トアット鉱山に結界を張り、これ以上竜骸咳を広まらないように街を封鎖する事に
なる。さっそく動き出す武装司書達だが、ハミュッツと意見が対立している
ヴォルケンは除外されてしまう・・。
マットアラストとミレポックはラジオで、トアット鉱山に数十年ぶりの台風が
やってくる事を知る。暴風はハミュッツの触手能力や投石攻撃の大きな妨げになる。
その事を知った二人はこれはシガルによって幾重にも張り巡らされた、ハミュッツ
抹殺計画だという事を知る。部屋から出ようとする二人の前にはおびただしい数の
人間爆弾達が現れ、彼等を足止めする。
シガルの計画はハミュッツにもわかっていた。そして、ハミュッツの目の前に
絶対の防御能力を持つ魔刀シュラムッフェンを手にしたシガルが現れる。
台風によって、攻撃能力が半減し、触手も使えず、その上、竜骸咳によって
まもなく動けなくなるハミュッツの運命は?
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シロンって、悪い子じゃなかったんですね。神溺教団の1人だという事だったので
無邪気な顔をした悪魔的な子かと思っていたんですが、全然そんな事はありません
でした。未来を予知できる能力をもっているシロンを利用しようと、酷い境遇の
中にあったシロンを神溺教団が拾ったんですね。それで散々利用したあげくに
シロンは自ら死ぬ為に、打ち首になるような道を選んだ?という解釈でいいんで
しょうか。
それと、コリオ君、あっけなく、人間爆弾から卒業!w ハミュッツに感謝
しないとね~。 でも、爆弾はなくなったものの、いまいちまだ人間になりきれない
っていうか感情が戻らない可哀相なコリオ・・ 今後、コリオがどういう位置づけな
人物になるのかなあ?(すぐ死んじゃったりしてw)
あと、竜骸咳に感染したハミュッツ達はどうなるんでしょうか、特効薬は
シロンが作り方を知っているんですよね・・っていうか、シガルは、ハミュッツを
竜骸咳に感染させ、その上、台風が来る事も知っていた(シロンの予知)って
かなりの策士ですね。彼女、大ピンチじゃないですか・・? あと、ミレポック達も
感染しているし・・。
そういえば、ヴォルケンに謎の老人が本を渡していたけど、あれはなんなんだろう?
ヴォルケンの出番が少ないので、中村悠一の台詞は少なめです・・
ちょっと、面白くなってきたんじゃないの?戦う司書。
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 爆弾と本と沈み行く船
第2話 爆弾と姫君と灰色の街