ラスコール・オセロによって回収されたエンリケ・ビスハイルの本に触れる
ことによって、ザトウ・ロンドホーンの中に流れ込んできたエンリケの生涯。
エンリケは神溺教団の真人・ガンバンゼルにそそのかされ、「笑顔」が欲しいなら
楽しい事をすればいい、楽しい事とは殺人、そして「怪物」になること・・と
導かれ、教団の訓練島に送り込まれることになる。魔術審議を続け、互いの
力を高めあう少年達と共に、日々、ハミュッツを凌ぐ強さを持てと教育
される。そして、時には、同じ訓練をする者同士で実戦訓練をさせられ、
どちらかが死ぬまで闘うという事までさせられる。彼等の世話をする少女・
クモラは死んでいく少年達の事を思い、涙する・・。

後は続きからどうぞ