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いつものようにミラクル☆トレインに乗りながら、次ぎの乗客を待つ駅達だったが
あかりがやってきて、駅達に意外な事実を知らせる。それはしばらくの間、お客様が
乗車してくる予定がないという事だった。車掌に理由を尋ねてみると、「次ぎの
運行予定がダイヤグラムに記されていない」為、お客様の乗車の予定もないと
いうことだった。車掌が運行予定と決めているのかと思っていた都庁前は、車掌に
詰め寄るが、それは違っていて、運行予定は別に車掌の意志によって決まっている
ものではないという答えが返ってくる。車掌は、こんな事めったにないので
臨時休暇だと思って羽根を伸ばして下さいと言い残し、車両を後にする。
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車掌は去り際に、都庁ももっとリラックスしないと、おでこが広がっちゃいますよ～と
言い残した為に、自分の生え際を気にし出す都庁前ｗ
車内で羽根を伸ばしながら、つかの間の休息を楽しむ駅達だったが、なぜか六本木だけ
皆から離れ、一人物思いに耽る。すると、突然ミラクル☆トレインが加速を始め、
原因不明の暴走状態に陥ってしまう。非常灯が点き、異空間を走行する列車・・・
列車内では月島が思いっきり古泉口調で語る・・
「非常灯が点いたということに・・この状況はミラクル☆トレインにとって
非常事態と考えてよさそうですね・・」
暫く異空間を走ると、非常灯は消え、普通の線路内に戻った列車だったが、すぐに
停車するミラクル☆トレイン。停車した駅？らしき場所で降りると、そこは
まるで建設中の真っ暗な駅だった。新しい駅の建設予定もない大江戸線に
こんな駅があるのはおかしいと皆首をかしげる中、六本木とあかりだけはその
駅に見覚え？がある雰囲気。すると、車掌が現れ、もうすぐ列車が発進するので
列車に乗り込んでくださいと言いに来る。車掌にこの状況を聞くと、
異空間を走ったのも、変な駅で停車したのもすべて"ちょっとしたトラブル"が
原因であったという。
列車が発進した後、駅達は、車掌にいったい何が起きているのか詰め寄る。
いったいミラクル☆トレインに何が起きているのか？
しかし、車掌はすべて"ちょっとしたトラブル"が原因で、自分もよくわからない
と言って答えをはぐらかし、「今はこれで勘弁してください・・」とその場を
去って車掌室に帰ってしまった。
謎が多い車掌、駅達は入ったことがない先頭車両全部を使っている車掌室内部の
中を色々想像する。それに、あの車掌の仮面・・胡散臭い・・と駅達みんなが
思い始めるが、いままでちゃんと運行していた事実もある為に、皆戸惑う。
六本木とあかりは、さきほど止まった駅の事を考えていた。あの駅になぜか
覚えがある六本木とあかり・・・謎は深まるばかりだった。
すると、再び列車は暴走状態になり、異空間を走り出す。駅達はもう黙っては
いられないと、決起し、車掌室へ全員で行って、この状況の理由を聞きに行く
事にする。
車掌室前に辿り着くと、両国が車掌室のドアを叩くが、返事がない。しびれを
きらした下町ッ子両国はドアに頭突きをｗ すると、ドアが開き、中から、
バスローブをまとって、なんかホカホカ湯気が出ている車掌が現れるｗ
「何の騒ぎですか？取り込み中なんですから、静にして下さい」
そう言ってドアを閉めてしまう車掌。あまりの出来事にあっけにとられた
駅達は、言葉を失ってしまい、聞きたい事を聞きそびれてしまう。
汐留は車掌室内部の自分の想像が正しかったかもしれないと喜ぶｗ
「出発～進行～！」
汐留の想像の車掌室内部の様子
車掌にうまくはぐらかされた駅達は、グダグダ状態になり、あきらめて戻って
いく・・。ミラクル☆トレインは依然、異空間の中を走行中。駅達はミラクル☆
トレインが生まれた理由がこの異常事態に起因しているのかもしれないと
自分達が生まれた理由について考え出す。なぜ駅が擬人化し、ミラクル☆トレインが
生まれたのか・・・ 六本木はその言葉を聞き、何かが気になり、１人だけで車掌室へ
再び向かう。
駅達は、それぞれ自分達が生まれた理由を考える・・
両国の見解・・黒幕説
月島の見解・・駅を行き交う人々の残留思念によって生まれた説
汐留の見解・・プラグラム説（マトリックスみたいな感じのｗ）
一方、六本木は車掌室の様子をうかがいながら、さっき一時停車した時の
不思議な駅の事が気になっていた。そこへ、同じように気になっていたあかりも
現れ、２人で車掌室内部を探ろうとするが、そこへ現れたトクガワが車掌室ドアの
下の部分にもうけられたペット用入り口から中に入っていくｗ
六本木もペット用の入り口に頭を突っ込んで中の様子を探るが、ドアの中には
もう一つのドアがあって、そこから、車掌の声が漏れ聞こえてくる・・
「はい、12号です・・ただいま、疑似状態にて調整中です。報告は後ほど・・
あ！！ なんだあれは！？」
明らかに何かが起きた雰囲気の声がした後、突然列車に衝撃が起こり、列車の
後部車両が崩れ落ちていく。その事に気付いた駅達は前の車両へ移動しようと
するが汐留が逃げ遅れてしまう。新宿は汐留を助けに戻るが、２人は謎の
現象に飲み込まれていく・・ この状況をなんとかしようと思った両国は
車掌室へ突っ込む。すると、車掌室のドアが突然開き、列車はノーマルな
状態に戻り、汐留と新宿も元通りになる。車掌は何事もなかったかのように
「みなさん！新しいダイヤグラムができましたよ！ 次ぎのお客様は
まもなくのご乗車です・・」
と皆に告げる。あまりの出来事にあっけにとられる駅達。
六本木は床に転がっていたはずの腕時計？がなくなっていることに
気づくが原因はまったく不明。
トクガワは呟く・・
「ま、真相はおいおいな・・」
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悩みがないほうが面白いのかもしれませんｗ 今回はひじょーに面白かった。
もうこのまま、駅達だけでドタバタやっていたほうがいいんじゃね？と今回
見てて、何度も思いましたよ。
といっても、今回の出来事、原因も理由も、そして、何が起きたかもまったく
何一つとして解決せずに終わったんですけどねｗ
あの駅はいったい何？？
腕時計はどういう意味？？
六本木とあかりがあの駅に感じた違和感は？？
っていうか、なんで突然異空間？？
車掌室の内部の様子は？ｗ
車掌の仮面の下は？ｗ
突然起きた列車が崩れ落ちる現象は何だったの？
新宿と汐留のややＢＬの行方・・
等、あげればきりがありません。これ全部、問題提議しておいて、全部
解決していないってどういう事？ という感じなのに、面白かった今回。
変な女の悩みの解決うんぬんより、これだけ、ミラクル☆トレインの中で
色々あるんだから、こっちやったほうが面白いですよね。
次週からはまた通常ダイヤっぽいですけど、またこういう回がすぐ来て
欲しいですね～！！
目をつむって、月島のしゃべりを聞いていると、古泉にしか聞こえません。
にしても、今回はホント、面白かった。
前回のレビューは以下からどうぞ
Episode 1 「ラビリンス42.3」
Episode 2 「パスポートをあなたに」
Episode 3 「十三万人の旅立ち」
Episode 4 「未来発 過去行き」
Episode 5 「恋の０哩標識（マイル・マーカー・ゼロ）」
Episode 6 「レールウェイ フロム 月島」