- アニメ
年上だから一はあらしの気持ちを上手く理解できないのであって
同じ年ならばきちんと理解できて、
現代のこの状況を打破するヒントになる得る・・・・・
あらしと一の間に溝があるのは２人の年の差による考え方の違いから来る
のかもしれない？というやよゐ達の言葉に乗った一はやよゐと共に、
加奈子はグラサンと共に、1940年に飛ぶ。さっそく、あらしの家に向かうが
一はあらしの家の大きさを見て愕然とする。
びびった一が、その場から逃げようとすると、屋敷の中からなにやらもめ事が
聞こえてくる。一がグラサン達に押されて中の様子を見にいくと、そこには・・
明らかに若いあらしが、白馬にまたがり、屋敷を抜け出そうとしていた。
執事らしき男から、あらしを止めてくれと言われた一は、咄嗟に走り出す馬の
尻尾を掴み、そのままあらしと共に走り去っていく。なんとか、馬を
はい上がり、あらしに掴まる一。同い年相手には俄然強きの一は、あらしと
共に、喧嘩の場所に向かう事になる。
事情を聞くと、あらしの友達のトミコが「くらやみ団」と名乗る近所の
不良連中に捕まっているという。そのくらやみ団のボスは山本といい、
「指切り山」と呼ばれる高等小学校悪党だと説明を受ける。小学生の
喧嘩が可愛らしく見えた一は、あらしも昔は自分と同じように子供っぽかった事に
ちょっとホッとする。そしてあらしに、喧嘩の加勢を名乗りでる。
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現場の神社の境内に裏から近づくあらしと一。様子をうかがうと、トミコを
クソガキ共がフルボッコににしている姿が目に入り、クソガキ共は、殴る蹴るだけ
では飽きたらず、トミコに泥を食べさせようとする。一が思わず、飛びだそうと
すると、それよりも早く飛び出したのはあらしだった。馬に乗って飛び出した
あらしはトミコを助け、馬に乗せ逃がし、クソガキ共と闘い始める。
あらしの強さに驚く一だったが、自分も加勢せねば！と、さっそくあらしから
預かっていた武器でクソガキを次々と倒す。すると、あらしがついに、
くらやみ団のボス、指切り山と対峙する。一はクソガキ達に捕まってしまい
フルボッコにされながら、その様子を見て、驚く。指切り山は真剣を使って
いるのだ。一はクソガキ共を振り切って、木刀を奪い、あらしの代わりに
指切り山と戦う事に。
未来のあらしにには大ケガした過去はない・・・つまり、自分はあらしが
大ケガをする過去を消す為に、居るべくしてここに居て、戦うべくして
戦う為に・・ ここに来ている！！
極限状態でアドレナリンが大量に放出された一には指切り山の剣がスロー
モーションに見え、次ぎの瞬間、一は指切り山を見事に倒していた。
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帰り道・・あらしの馬の後ろに乗る一に、あらしは興味津々・・一の正体を
知りたがるが、一は一切正体を明かさない。あらしは一の割れた眼鏡を
取り、眼鏡を今度会う時まで借りておくと言う。そして、自分も一に
一つ貸しておこうかな？と言い・・・
ほっぺにキスを・・
「次ぎに会う時！返してね！ 口でもいいよ！」
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そこにあらしの兄が現れる。
こ、怖いｗ (CV:小山力也)ｗ
ハードなルックスとはうらはらに、麟太郎はヤンチャな妹に春が来た事を
喜び、一に、妹を大事にしてやってくれと頼む。そして、加奈子達が
あらしの家で待っている事を伝える。
現代に戻った一達。一が何か、あらしと仲直りをするヒントを掴んだのか
グラサンが聞くと、一の顔はニヤニヤが止まらなくなっていた。いつものように
大騒ぎになる方舟の中。 あらしは、そんな方舟に入れずに外に
佇んでいたが、そこへ潤とカヤがやってくる。
カヤと潤は、マスターの言葉からヒントを得て、あらしの家が空襲で焼失する前の
過去に飛び、あらしが大切にしていた思い出の品を持って帰ってきていた。
当時、あらしが、カヤに、英雄譚のように語っていた男の子の話を思い出した
カヤは、それは、あらしが恋をしていたということだと諭す。思い出の品は
壊れた眼鏡・・・それを見て、はっとする一同・・それは一の眼鏡だったのだ。
あらしの初恋の人が一だったことに驚愕する一同！
方舟に戻ったあらしは、照れくさそうに一を見つめる。そして２人は再び
通じる事ができるようになるのであった。
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やっぱり、本筋に戻ってくると、面白いですよね。特に好きな所は、一が
指切り山と戦う所で、自分があらしを救うべくして、ここにいると、自分の
運命を自覚する部分、あそこの、タイムリープものの醍醐味のような所が
好きですね～ なんかジーンときますよ。そして、眼鏡が一のものだと
わかり、初恋の人が一だとわかるシーンとかも、なんともいえない感動
がありますね。
あらしの兄の麟太郎の声が小山力也で笑いました。なんというぴったりな
キャスティングｗ
今回、ほんと、いい最終回だった！っていう感じでしたよね、作りとかすべてが。
あと２～３話あるなんて信じられない、とりあえず、あと１話くらいで
いいんでないの？と思ってしまったり。だって、このいい余韻とか、この後の
話で全部ふっとんでしまいそうな予感がするんだもの。面白い回と
面白くない回のギャップが激しすぎるからな・・ｗ
懐メロ挿入歌
みずいろの雨 生天目仁美（マスター）
セーラー服と機関銃 白石涼子（あらし）
エンディングがいつもの曲じゃなくて、あらしが歌う「ひと夏の経験」でした。
エンドカードはウエダハジメ（化物語のエンディングの絵の人）
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 夏休み
第2話 ギャランドゥ
第3話 時をかける少女
第4話 みずいろの雨
第5話 Romanticが止まらない
第6話 ギザギザハートの子守唄
第7話 天城超え
第8話 コンピューターおばあちゃん
第9話 淋しい熱帯魚
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