車から降りたスオウは、とにかく、母や、シオンと笑いあった記憶の残る
水族館を目指す。途中、観測霊がジュライの目に留まるが、ジュライは
マダム・オレイユの所の双子のドールと共に観測霊を出し抜く(?)
クリックで別ウインドウ原寸大表示やみくもに街を走った所でヘイと耀子をみつけられるわけでもなく、未咲は
一旦、車を止め滋養強壮ドリンクを飲む。すると、自販機の影に、スオウと
ジュライが身を寄せ合って眠っているのを発見する。未咲は眠る2人を
車に乗せ、走り出す。しばらくすると目を覚ますスオウ。未咲が顔見知りの
ジュライに元気だったか?と聞くと、「普通」と答えるジュライ。
スオウにBK201と一緒ではないのか?と聞くと、スオウはヘイの事を話し出すが
それとともに、自分がスオウですらないかもしれないと打ち明ける。
スオウの記憶を確かめる為に、未咲はスオウの記憶にある水族館の場所の
近くまで行くが、そこは13年前から立ち入り禁止区域となっているエリアで
水族館なんかがある場所ではなかった。未咲は買ってきた大きな肉まんを
スオウとジュライに食べさせる・・。スオウは、折り紙の折り方を教えて
くれたのも母だし、水族館も行ったという記憶があるのに、どういう事なのか
わからない様子だった。未咲はそんな様子のスオウを見て、パブリチェンコ博士の
生死に何か関係があるのでは・・?と思い、スオウに真相を確かめる協力を
することにする。
その頃、麻子の車に乗っていたマオは、そのまま、麻子の家にまで来てしまって
いた。呆然とした感じで、折り紙を折り続ける麻子の足首を見て、足首フェチwの
マオは麻子の足首に見覚えがある事を思い出す
モモンガ・マオの目は確かだ!!w
マオは、日本に来ている時に、妊娠中の麻子に出会っていた。彼女はマオに
もうすぐ日本で大変な事が起こるから早く国に帰ったほうがいいと警告。
そして、その言葉の通り、マオが日本を去った数日後に、ゲートが出現し、
本当の空が失われたのだ。
人間だった頃のマオキタ――(゚∀゚)――!!
未咲はスオウ達を連れて、麻子を訪ねてきた。スオウ達を外で待たせ、1人で
麻子の家のインターホンを鳴らし、出てきた麻子に、パブリチェンコ博士の事を
聞きたいというと、「組織」の者が尋ねてきたのかと思い、激しくうろたえる
麻子。未咲は自分が「組織」を追い詰める為に動いている者だと説明し、麻子に
「組織」と彼女の間に何があったのか、そして、スオウとシオンの事を
教えてくれと彼女に迫る。
外で待つスオウとジュライに合流したマオは、自分が麻子に2度会ったことが
あると、昔の事を語り出す。一度目は日本の池袋・・二度目はマオが組織に
入り契約者として向かったモスクワの大学。当時もまだ人間の肉体を持っていた
マオは、中に潜入する為に、猫に憑依、内部に入り込んだ。
当時、組織に属していたパブリチェンコ博士の研究内容は組織の者でさえも
ほんの一握りの者しか知らず、マオは、組織内の別の派閥に雇われて、その
研究内容を探る潜入だったのだが、その時、大学に、シオンとスオウを
連れて来ていた麻子を再び見かける。組織内の内部抗争は後戻りできないほど
酷くなっていたために、この潜入時に、マオは罠にはめられ、爆破工作に
巻き込まれ、自分の肉体を失ったのだという。
マオをはめた爆破工作は、麻子やスオウ達をも巻き込む。シオンを連れて
トイレに行っていた麻子はシオンと共に、無事だったが、1人教室内に
残したスオウは爆破に巻き込まれ、死亡してしまったのだ。
クリックで別ウインドウ原寸大表示耀子を拉致したヘイは、耀子から、イン(イザナミ)の情報を引き出そうと
していた。ヘイが耀子にイザナミはどこにいる?と聞くと、耀子は朦朧と
しながら、イザナミとイザナギを会わせたら大きな災厄がやってくると
言い出す。
未来の記憶を持つ老母(星見様すか?w)が記憶していた何通りもの未来、世界は走り出している、三鷹文書に記された恐ろしい記憶にそして・・そして・・・葉月さんをお守りしなければ・・
イザナミは契約者を殺す・・一八号研究塔?止めないと・・止めないと・・葉月さんが死ぬ・・ヘイが、耀子に「俺が止める」と声をかけると、耀子は安心して眠りについた。
建物から外に出ると、そこにはマダム・オレイユの姿があった。マダムは
ヘイに、大宮でターニャを撃ったのはスオウではなく、同じ対戦車ライフルだが
左利き用を使う者が撃った事を告げる。そして、今、スオウが3号機関の者と
一緒に居る事を告げる。スオウが三号機関に捕まったかと思ったヘイは
スオウの元へ走る。
・
・
・
麻子は爆破に巻き込まれた時の事を未咲に語る。彼女がスオウの姿を捜すと
スオウの遺体は、パブリチェンコ博士によって、MEにかけられていた。
死んだスオウを蘇えらさせるような事を口走るパブリチェンコ博士、すると
体を失い、激怒したマオ(猫)がパブリチェンコ博士に飛びかかる。
麻子はその隙に、スオウを奪い、その場を後にし、スオウの体を荼毘に付して
遺骨と共に、日本に帰国したのだという。
麻子は、自分の前に、現れたスオウは、偽物だといい、それはシオンの
能力によって作られた完全なコピーだと言う。その事を外で聞いていた
スオウはその場にいたたまれずに、走り出す。未咲が走り出したスオウの
後を追うと、彼女とジュライはマンションの外にちょこんと座っていた。
行く当てもない彼女達は、未咲を待つしかなかったのだ。
未咲は、スオウ達の安全は保証するから一緒に来いと言う・・すると、そこへ
ヘイが現れるヘイは未咲をあっというまにねじ伏せ、殺そうとするが、
スオウが、ヘイを制止する。 ヘイは未咲を殺さずに、そのまま放置し、
スオウ達を連れてその場から去る。
クリックで別ウインドウ原寸大表示隠れ家にたどり着いたヘイ達、スオウはヘイに、もう一度、自分の名前を
呼んで欲しいと懇願する。そして、自分の恋心をヘイに吐露する。ヘイは
そんなスオウの頭を優しく撫でる・・・するとスオウの瞳からは涙があふれる。
スオウ達が寝た後、マオは、ヘイに、なぜ戻ってきたのかと聞く。
ヘイはスオウが自分と似てるからかもしれない・・と言う。しかし、
彼等にもう、揺れている時間は残されてなかった。
偽りの空には月が昇り・・・それを見上げるマダム・オレイユの表情は曇る。
そして、イザナミ(イン)が目覚める・・。
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スオウの謎が続々と明かされる!!今回のメインはなんといっても、スオウの謎が色々と解明されたことですね~。
八年前に、「組織」の内部抗争の爆破に巻き込まれたスオウは本当に
死亡したんですね、パブリチェンコ博士は、スオウをMEにかけて、
記憶を取り出して、スオウを蘇らせようとしたのかもしれませんが、その
行為が行われる前に、麻子によって、スオウは回収されて、荼毘にふされた
わけですから、今のスオウはその当時のスオウから再生したものでは
ないんでしょう。 それに・・
シオンが契約者になったのはいつ? スオウが死んだ八年前にはすでにシオンは契約者であったんですね。まあ、
具体的にいつ契約者になったのかは知りませんが、麻子がシオンの能力を
知っていた事や、小さい頃のシオンに対する麻子の態度や、シオンが父の
所に残る事を選んだ事等、彼がすでに契約者であった事は間違いないと
いう感じですよね。
あらすじに書くの忘れましたが、パブリチェンコ博士とシオンの会話の
中で、シオンが、スオウにあげた記憶、みたいな事言ってましたよね。
ということは、やはり、スオウが持つ、幼い頃の記憶はすべて捏造って
ことでしょうか、スオウはいつ作られたんでしょう・・二年前の流星が
落ちた時にシオンが契約者になったというくだりも捏造だとすると・・?
水槽の中の魚をコピーして増やしたような事を言ってましたから、シオンの
能力はコピーする事?的な感じなのは分かりましたね。でも、なんか
シオンって、具合があまりよくなさそうな感じがするんですが、どうなんでしょ?
なんか、パブリチェンコ博士と喋っている時とか、汗かいていたんだよね・・。
あの汗何?具合が悪そうな汗だったんだけどw
具合が悪そう!?耀子を殺したのは誰?これもあらすじに書きませんでしたが、葉月達が、耀子を発見した時には
耀子は激しく拷問されたような形跡の中で残酷な死に方をしていました。
もちろん、ヘイは耀子にそんな事はしていません。誰かが、ヘイが去った後に
耀子を殺したんです。で、誰が、耀子を? しかし、葉月達は、ヘイが
耀子を殺したものだと完全に思っています。特に、耀子と仲がよかった
葉月はヘイに復讐の炎をたぎらせてました・・ああ、誤解・・。
スオウの告白スオウ、なんか、けっこうヘイに告白しちゃってましたよね、あれはw
スオウが、自分の気持ちは何なのかと、マオに聞くシーンは笑えました。
マオの汗は、焦ったからかいたマジ汗ですw
マオといえば・・人間の時のマオって、出るの初めてですよね?
まさか、人間だった時に、麻子とか、スオウ達とちょっとした繋がりが
あったとは・・。
ジュライとマダムオレイユのとこの双子ドールなんか通信してませんでした?しかも、なんか、三号機関の所の
ドールシステムだしぬいていた感じが?? どういうことなんでしょうね?
で、いったい何が起こるのか??月とか出ちゃって、いよいよ、何かが起きそうですけど、いったい何が!?
次週が楽しみです。っていうか、あと、2回でどう終わるの?w
なんか、また、色々語り尽くせません。とにかく、次回が楽しみです。
それと・・・ヘイがかっこよすぎます#59116;
前回までのレビューは以下からどうぞepisode 1「黒猫は星
の夢を見ない…」episode 2「堕ちた流星…」episode 3「氷原に消える…」episode 4「方舟は湖水に揺蕩う…」 episode 5「硝煙は流れ、命は流れ…」 episode 6「香りは甘く、心は苦く…」 episode 7「風花に人形は唄う…」 episode 8 「夏の日、太陽はゆれて…」 episode 9 「出会いはある日突然に…」