1人誰もいない山中で、自分の胸に指を突き刺し、そこから血の塊を取り出す
ホーエンハイム。彼の脳裏には、昔、リゼンブールで家族で過ごした日々が
蘇る。不老不死の体を持つホーエンハイムは、家族を持つようになってから
自分も家族と同じように年をとっていきたいと願うようになっていた。そして、
ある日、彼はある決意をし、必ず戻るからとトリシャと約束し、家を出たのだった。

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