それでも町は廻っている(前編)
もめている紺先輩と辰野…雰囲気を変えようと、歩鳥は自分の
発明品を見せる。それは万年筆と虫眼鏡を合体させた手作りの
ものだった。自慢げに発明品を見せる歩鳥だったが、その
おじさんからプレゼントされた万年筆がモンブランの高級万年筆で
ある事が紺先輩から告げられた上に、自慢の発明品が、すでに
世の中ではよくある類のモノである事も判明、ガッカリして
家に帰ると、叔父さんから電話がかかってきて、万年筆の
値段が10万円くらいした事を聞いて再びショック…しかも
今度の夏休みにインクを詰め替えてくれると叔父さんが
言ってきた為に歩鳥は誤魔化し通せるトリックを考え始める。

トリック…ミステリー…小説… 愛読しているミステリー小説雑誌を
見ると推理小説大賞の募集が! 
本物の万年筆を用立てる方法は推理小説を書いて賞金をもらうしかない…
ということになり、歩鳥は執筆に…

後は続きからどうぞ