箒が一夏にもちかけた「学年別トーナメントで優勝したら私と
付き合って欲しい」というものがいつの間にか世間では
「学年別トーナメントで優勝すれば一夏とつきあえる」という事に
なって噂が広がる。もちろん、そんな事は一夏本人は知らず…
っていうか、一夏が箒の言っていた事さえも理解できていたか
今となってはちょっと不明だな…w

箒は、なぜ自分が一夏としたあの約束がいつの間に変な風に世間に
広まっているのか不思議に思っていたが、自分が優勝すれば
問題ないんだと自分に言い聞かせる。今まで箒は、姉がISを
発表したせいで、重要人物保護プログラムによって家族が離散状態に
なり、姉は行方不明…執拗なまでの監視と聴取を受け心身ともに
まいっていたが、そんな中でも、一夏との唯一の繋がりである
剣道だけは続けていた。 そんな状態である時の剣道の大会に出た箒は
自分のウサを晴らす為だけの剣道をし勝利はしたが、それは
ただの暴力で剣道ではないと、箒の心に影を落としていた。

後は続きからどうぞ