東京の異変から10年、疎開先の中学に通う五十嵐丸太
丸太はそこで平凡な中学生としての生活を送っており、友人達との
関係も良好、修学旅行先の話をしたりして、楽しく過ごしていた。
修学旅行先が東京のデッドマンワンダーランドという事で、今時
海外だろ?普通と愚痴をこぼす丸太。ちなみに、丸太は10年前
東京に住んでいた事はよく覚えていない様子。友人のヤマカツ
美々なんかと、この先もずっと、楽しく過ごしていく…そういう
平和な日常が続くと思われた…

しかし、それは一変する。

授業が始まり、皆が席に着くと、学校の窓の外には血が滴り
赤いボロボロのマントを羽織った何者かが何かの歌を口ずさみながら
現れる。どこからか聞こえてくる歌に聞き覚えがあった丸太が
歌が聞こえてくる方向を見ると、その赤いマントの者は丸太達の
教室の窓の外に浮いていた。丸太以外のクラスメイトもそれに
気付き皆、驚いて外を見る。

次ぎの瞬間竜巻のようなものすごい衝撃が赤マントの者から起こり
教室の中の全てが巻き込まれ、吹き飛ばされる。

後は続きからどうぞ