恐ろしい!ほんとに見ていて、衝撃のシーン。
次ぎの場面の画面の暗さったらない。多分、軽く修正が入っているから
暗いんだろうけど、その暗さの中でも、教室で何が起きているか
わかるくらいの凄惨な現場。そんな中で、丸太は1人だけ
生きていた。ヤマカツの腕だけが転がる床、そして美々の後ろ姿が
丸太の目の前に現れたと思ったら、それは赤いマントの者が持っていた
美々の頭部だった…。
状況が掴めない丸太、混乱の中、赤いマントの者は丸太に近付き
手から何かを丸太の胸にめがけて発射。赤い結晶のようなものは
丸太の胸に突き刺さるように命中し、なんか胸に埋め込まれた
ような形に… 殺される!と思った丸太はその衝撃で気絶。
次ぎに丸太が目を覚ますとそこは病院。そして、あれよあれよと
いう間に、クラスメイト全員を惨殺した罪で起訴されてしまう丸太。
国選弁護人として、玉木という軽そうな男が紹介される。
赤い男がみんなを殺した、自分だって、被害者の1人だと訴えた
丸太が胸の傷を見せようとすると胸にあったはずの赤いガラスも、
傷もなくなっていた。
弁護人の玉木が丸太の手をとって「君の為に最善を尽くす事を
約束するよ」と言うが、嘘くさい…
そして判決が降りた…
以上の諸事情を考慮し極めて異例ではあるが
主文
五十嵐丸太被告を
「死刑」に処する
そんな嘘だろ?
なんでオレが…!
連行されていく丸太が暴れると、傍聴席に居た遺族が何人か
なだれ込んできて、丸太を殴りつける。美々の父親も丸太を
殴り、彼の懐から携帯電話が出てきて、床に落ちた時、
そこでとんでもない動画が再生される。丸太がヘラヘラ笑いながら
弁護人と喋り、クラスメイトを殺した事は未成年だから
大丈夫だみたいな事を言っている動画。何、この捏造動画…。
もちろん、丸太はそんな事を言った覚えもないので否定するが
玉木は計ったように、これじゃ控訴も無理だと言ってその場を去る。
酷い、これではまるで、丸太を死刑にする為に、冤罪に
したとしか思えない。
刑務所・デッドマンワンダーランド…
その中の大きなタワーオブジェ?みたいな所の上で歌を歌う少女。
♪悪さばかりのウッドペッカー
今日も穴あけ 森ボロだらけ♪
怒ったウッド・ゴッド くちばしを毒に変えた♪
困ったウッドペッカー 巣穴が毒に ご飯も毒に
♪友達に触れれば 死ぬばかり
悲しんだ ウッドペッカー♪
♪毒の涙がキラキラ光る…
その白い少女は何かの気配を感じ立ち上がる。
「丸太?」その頃…丸太はデッドマンワンダーランドに向かう護送車の中だった。
DWはもう目の前…
デッドマンワンダーランドとは…?かつての首都東京を襲った重力崩壊?レッドホールと呼ばれる
異常現象から10年、東京復興の為の観光事業を刑務とする
日本唯一の
完全民営化刑務所である。
完全民営化に伴い、独自の管理体制や刑務所と拘置所の統合による
合理化、囚人によるアトラクションの収入で経営している。
収監された丸太は、他の受刑者と共に、看守長のマキナから
説明を受ける。質問は?というマキナに…
(゚Д゚)G! この質問に答えてくれるのが凄い
囚人達の首にはめられた首錠はID機能、スタン機能、GPS機能
あらゆる安全対策が仕掛けてある。
マキナが説明を続けていると、丸太に荷物を運んでいた
鷹見羊が
ぶつかってくる。羊は「申し訳ない」と散らばった丸太の荷物を
拾い集めるが、その際に、丸太の荷物から物を盗んだ事がマキナに
バレ、斬りつけられる。ヒエーっ こんなの狂っている!と丸太が
叫ぶと、マキナは「狂ってようがいまいが…
不条理こそが現実だろうが」と言い放つ。 不条理が現実… なんか今の
丸太の状況が物語れる言葉だ…。
別室で、あの丸太の弁護人だった玉木と話すマキナ。
二人の話からすると、どうやら、丸太は死刑の執行を待たずに
本日付で所内工事現場で落下物により事故死になる予定らしい。
えっ何、ソレ…。 なんでそんなに、丸太を殺したいのか…
丸太はさっそく所内での形務に勤しむ。
しかし、冤罪で収監され、いずれ死刑になる…そんな状況を
思い返し、思わず「もう、死にてえよ…」と涙を流す丸太。
すると、そこにシロが頭上から降ってきて
「死にたいなら殺してあげる」と鉄の棒を振り回す。
もちろん、鉄の棒を避ける丸太。シロは鉄の棒を捨て
丸太の胸に手を当て言う。
「嘘だ、ここは死にたくないって言ってるよ」見知らぬ少女なので、お前関係ないだろ?と言う丸太にシロは
「カンケーあるよ。ガンタとシロは友達だもん」と微笑みながら言う。
友達だったら殺そうとするか?と言う丸太に、不思議そうな顔をして
「ガンタは殺さないの?」と聞くシロ。それを聞いた丸太は
「オレは絶対友達は殺さない」と涙を流しながら言う。
丸太の涙がほんと、見ていて辛い… 完全に冤罪なんだもんなあ…。
と、ここで、他の受刑者達が、二人に絡んでくる。
丸太に「友達殺し」的な事を言って、絡んでくる男に、シロは
丸太は殺さないって言ったから殺してないと言い、男を突き飛ばす。
男はすぐに立ち上がり、シロに攻撃をくわえてくるが、シロは
逆に、男を返り討ちに…と思ったら、男の仲間がシロの後頭部を
スコップで殴りつけ、シロは気絶してしまう。
一方、玉木は丸太の資料を見ながらにやついて独り言を言っていた。
「赤い男を見た」ねぇ…
「原罪(レチッドエッグ)」の
「罪の枝」を見て
生き残るとは運がいいなァ
いや、悪いのか(笑
五十嵐丸太君の進路は二つ…
ぺっちゃんこになって死ぬか
僕のおもちゃになるか…
男達にボコられていた丸太だったが、今度は、工事中の頭上の建造物が
なんらかの爆発によって、突然頭上に落下してくる。男達は逃げ出すが
気絶しているシロを放って逃げるわけにもいかない。丸太は思う。
本当は死にたくない。無実を証明して、あの赤い男を死刑にして
友達の仇をとりたい…! オレは…生きたいんだ!!
すると、丸太の胸にあの赤い結晶のようなものが現れ、血液のような
ものが体から帯状に現れ、掌に集まり、それは落下物にむかって
放たれ、丸太達は助かった。
刑務所の中では、受刑者の1人が、「
キャンディをもってこい!」と
他の受刑者を人質にとって、騒ぎを起こしていた。その事態にマキナは
冷静に対処する。男の首錠はカウントダウンしており、その数値が
ゼロになって死亡。「それが死刑ルールだ」とマキナは言う。
助かった丸太は自分がなんで助かったのか状況がつかめてない様子
だったが、シロが目を覚まし、なんか和やかな雰囲気に…
今度一緒におやつを食べようというシロ…
「おやつは友達と食べた方が美味しいんだって!」というシロに
丸太が「うん、じゃあ、今度一緒に…」と言うと、シロは
嬉しそうに笑いながら言う。
「うん!シロとガンタは友達だもん!」デッドマン・ワンダーランド、初回はこんな感じでした。
この時期にこれをアニメとして放送できるのかという不安が
ありましたが、無事放送開始されてよかったです。
初期設定の部分を少し変えてきた感じですね。原作では10年前の
東京大震災で東京の70%が水没し、主人公の五十嵐丸太はそこから
長野に疎開してきているという説明が最初にあるのですが、
アニメでは大震災→重力崩壊?レッドホールという風に変わっています。
さすがに大震災という言葉は使用は無理だったのかなと
勝手に推測しましたがどうなんでしょうか。
冒頭、レチッドエッグに生徒達が惨殺されるシーンが、ほんと
暗かったですね… まあ、別に見えなくてもいいんですが
あの暗さが、かえって、不気味さを増幅させているような気にも
なりました、修正が功を奏した的な。
それにしても、シロが可愛かったですな…花澤香菜の声が
また、よくあっている…。今期のアニメは、最初の登場で
ハっとしてしまう美少女が多いような気がする。
原作は読んでいますが、アニメ全12話でどのような展開に
なっていくのか、多分、アニメオリジナルな展開の部分も
多いと思うので非常に楽しみなアニメであります。
スタッフ原作:片岡人生、近藤一馬
(角川書店/月刊少年エース連載・角川コミックス・エース刊)
監督:初見浩一
シリーズ構成・脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン: 山田正樹
メカデザイン:柳瀬敬之
プロップデザイン:新妻大輔
エフェクトデザイン:有田周平
美術監督:渡辺三千恵
色彩設計:斎藤裕子
撮影監督:葛山剛士
編集:坂本久美子
音響監督:岩浪美和
音楽:NARASAKI
音楽制作 AMG MUSIC
アニメーション制作:manglobe
製作:デッドマン・ワンダーランドG棟
オープニング「One Reason」歌:fade
エンディング「SHINY SHINY」歌:ニルギリス
キャスト五十嵐丸太(CV:朴璐美)
シロ(CV:花澤香菜)
千地清正(CV:加藤将之)
鷹見羊(CV:梶裕貴)
鷹見水名月(CV:野水伊織)
マキナ(CV:本田貴子)
春日今日子(CV:堀川千華)
玉木常長(CV:諏訪部順一)
剣ヶ峰凪 小野大輔)
輿緒唐子(CV:伊東久美子)
六路文堂(CV:福山潤)
東 弦角(CV:森川智之)
咲神トト(CV:沢城みゆき)