ほむらが時間を繰り返すたびに、まどかが強くなってきていると
いうのは感じていたが、その原因… それが、魔法少女の潜在能力が
背負い込んできた因果の量で決まっていたとはねえ…しかも
結果的にまどかに最強の資質を与えてしまったのがほむらとは。
さやかのお葬式に参列するまどか。
さやかの亡骸は、市内のホテルで発見されたというニュース音声。
そうか、9話の事なんでちょっと、忘れていたが、杏子がさやかを
どうにか助けようとして、彼女の体をホテルの部屋でキープ
していたんだよね…。あのまま、あの部屋で体が見つかったのか。
お葬式から帰宅したまどかは、出迎えた母親から、「さやかちゃんの
事、本当に何も知らないんだな?」と聞かれるが、「うん」と
一言答えるだけで、すぐに自室に戻っていく。まどかの後ろ姿を
見送る母親は厳しい表情を浮かべる。
キュゥべえ達、インキュベーターのせいでみんな死んだようなものだ
とまどかが、キュゥべえに言うと、キュゥべえはため息をつき
説明を始める。自分達は知的生命体である人類に対して、譲歩を
しているというのだ。ここから、キュゥべえがまどかに
インキュベーターと人類が共に歩んできた歴史を見せる。
なんと、インキュベーターが少女と契約をして魔法少女にすると
いう行為は、人類が生まれた時から、ずっと行われてきた事であり
つまり、今まで大きく歴史が動いた時には少なからずも
その後ろに魔法少女の影があったのだ… な、なんだってー!?
そんな歴史が… 映像からすると、それこそ、卑弥呼とか、
クレオパトラとか、あそこらへんも魔法少女だった的な感じに
見えた。
クリックで別ウインドウ原寸大表示キュゥべえ曰く、
魔法少女のどんな祈りや希望も、それが条理にそぐわない限り、必ずなんらかの歪みを生みだし、やがてそこから災厄が生じるのは当然の摂理なんだという。人類の歴史や発展は
そんな膨大な数の魔法少女達が流した涙の上に成り立っている。
そこから見たら、今、まどかが数人の友人である魔法少女の事に
こだわるのはおかしいとキュゥべえは言う。
キュゥべえ達、インキュベーターは感情を持っていない。そもそも
インキュベーターに感情があったら、地球にまでわざわざ
エナジーゲットしに来ないわけで…。
と、なると、
もし、インキュベーターが地球に来ていなかったら?という事になるが、それをまどかがキュゥべえに聞くと、
キュゥべえは答える…
そんな、ドアップで言われると怖ヒ…w
人類の発展=インキュベーターのお陰…なんかインキュベーターの掌の上で踊らされている感がある人類
どこかのバーで、まどか達の担任である
早乙女和子と話すのは…
まどかの母・詢子。ええっ この二人、お知り合いか。どっかでそんな
シーン、今まであったっけ?あったのかもしれないが、もう記憶にないw
和子曰く、さやかの死は仁美にもけっこうダメージを与えたようだが
そのくらいのダメージは受けてくれないと、さやかも浮かばれないよ…。
まどかの母は、まどかの本音が見抜けないのは初めてだと苦悩を見せる。
まどかはほむらの家を訪ねる。
ワルプルギスの夜について、色々と聞いてくるまどか。
もう、この近辺には誰も魔法少女は残っていない、ならば、自分が
魔法少女になって一緒に戦うと、今にも言い出しそうなまどかに
ほむらは、1人でも戦えるといつものように冷たく言うが、
まどかはほむらが1人で大丈夫とは思えないと涙を流しながら
うったえる。
ここで耐えきれなくなった、ほむらが思わず、まどかに抱き付き、
自分がまどかを助ける為に、未来から来た事や、時間を繰り返している
事をカミングアウト。自分が時間を繰り返すほどに、まどかを
救う事から遠ざかっていく事、すでに自分は迷子の状態なのだと
涙ながらに言うほむら。
あなたを救う…それが私の最初の気持ち。
今となっては、たった一つだけ最後に残った道しるべお願いだから…あなたを私に守らせて…そして、ついに
ワルプルギスの夜がやってくる。見滝原市には
巨大な
Super Cellが出現し、一般市民は体育館へ避難。もちろん
その避難した人々の中にはまどかの姿もあった。
その頃…ほむらは1人でワルプルギスの夜と対峙
Walpurgisnacht今度こそ、ワルプルギスの夜を倒す為に、ほむらは万全の
準備をしてきていた。ものすごい量の火力、武器、それらを駆使して
戦いを進めていく。そして、ついに、ワルプルギスの夜を倒した?
かと思えたのだが、ワルプルギスの夜は倒れておらず、ほむらに
反撃を開始する。
一方、まどかは、キュゥべえから、ほむらが、まだ希望を求めている
からこうまでして戦うという事を聞いていた。そして、ほむらが
今までやってきた事が何もかも無駄で、決してまどかの運命を
変える事ができないと確信した瞬間に、彼女は絶望に負けて
グリーフシードへと変わるのだという。
希望を持つかぎり救われないそれは過去の魔法少女達がそうであったように…そんな事を言われ、まどかは絶望に打ちひしがれるかと思ったのだが
彼女は「でも… でも…!」と言いながら涙を拭って歩き出す。
何かを決意したかのように進むまどかの手を母・詢子が掴み
まどかを止めるが、まどかは、自分を信じてくれと詢子に頼み
まどかの事を信じた詢子がまどかの背中を押すと、笑顔で
「ありがとう、ママ」と言って、ほむらの所へ向かう。
クリックで別ウインドウ原寸大表示あれだけの火力でほむらによって攻撃されても、ワルプルギスの夜は
倒れなかった。そして、ワルプルギスの夜は、市民が避難している
体育館へ向かっていく。ほむらは、どうにかして、ここで食い止めないと
と、焦りの色を見せるが、すでに魔力を消耗している彼女は
ワルプルギスの夜の攻撃に遭い、足を瓦礫に挟まれ動けなく
なってしまう。もうこれ以上はろくに戦えない状況になり、再び
時間を遡ろうとするほむらだったが、再び時間を遡り、繰り返す事で
それだけまどかの因果が増えてしまうという事が脳裏をよぎり
ついに
絶望の淵へ。ほむらのソウルジェムは黒く濁っていき、あと
少しでグリーフシードに変化しそうになるという瞬間、まどかが
現れ、ほむらの手を取る…
もういい、もういいんだよ。ほむらちゃんそして、立ち上がったまどかは振り返り、笑顔で言う…
ほむらちゃん、ごめんね第11話はこんな感じでした。
待ちに待ったという感じでしたね。1月から始まったアニメの中で
一番の人気の
覇権アニメだったのに、放送が延期になっていた
第10話~最終回までが一挙放送って…なんか扱い酷いかなあと
思いましたが、この第11話の終わり方を見て、一挙放送でよかったと
思いました。この引きで、もし次週なんてなったら、ほんと
待ってられないというか、一週間、地獄でしたよ。それくらいこの
11話の終わり方は、次回が早く見たいと思う終わり方だった。
ここに来てまた、色々と新事実のような事が…
歴史に魔法少女あり…みたいな感じで、なんと、人類誕生からずっと
インキュベーターは地球で魔法少女を生みだしていたという事
だったんですね。まあ、なんと、途方もない時間、エネルギーを
集めていたもんだ。でも、それはインキュベーターの時間の概念では
そんなに長い年月じゃないのかもしれないのかしら? しかし、
やっぱり、それなりの年月だったんだから、インキュベーターも
なんかもっと、他の方法で熱力学第二法則に支配されないエネルギー
をゲットする方法を模索してもよかったんじゃないのかね?
と、いっても、魔法少女なくしては、人類の発展もなかったと
いう事がなんとも、皮肉…
もしインキュベーターが地球に来ていなかったら?というまどかの
問いに、「君達は今でも裸で洞穴に住んでいたんじゃないかな?」と
言ったあのキュゥべえの言葉はけっこうショッキングでしたね…。
予告イラストは ブリキ
Twitpicの方に1152×648サイズをアップしておきました
http://twitpic.com/4npbmg前回までのレビューは以下からどうぞ第1話 夢の中で会った、ような…第2話 それはとても嬉しいなって第3話 もう何も恐くない第4話 奇跡も、魔法も、あるんだよ第5話 後悔なんて、あるわけない第6話 こんなの絶対おかしいよ第7話 本当の気持ちと向き合えますか?第8話 あたしって、ほんとバカ第9話 そんなの、あたしが許さない第10話 もう誰にも頼らない