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放課後…教室でちひろと二人きり、向かい合う桂馬。
智将歩美のセッティングで、桂馬とちひろは二人きりになる機会を
得たのだった。多少なりとも、この前の喧嘩を気にしている様子の
ちひろを見て、悪い印象も印象だが…でもモブキャラのちひろに
そんなのあるのか？気のせいかな？的な気持ちを抱く桂馬。
掃除中にちひろの現在の本命のユータ君を目にする桂馬。
ちひとは、ユータ君の誕生日に何かプレゼントをする為に雑誌なんかを
見ていいアイテムを探しているそうな…それを聞いた桂馬は
相手の分析をしないで攻略をしようとしているちひろの姿勢を
笑止と切り捨てる。ちひろは、桂馬はどうせゲームの話をしていると
思って「デートやキスしたことあんのか！現実で！」と掴みかかってくる。
実際現実で、そういう事をしまくっている桂馬なので、照れていると
その様子を見て、驚くちひろ。そして、なんと、桂馬に自分の
告白を桂馬の力で成功させてくれと言ってきた！
関わらないって言ったのにどうしてイベントが次々起こるんだ！！
と驚く桂馬…。まあ、それはそういう運命なんだからだろうねえ。
その頃…エルシィは…
消防車を見ていた…ｗ
ターゲットに好きな人がいるという設定にどうしようかと思っていた
桂馬だったが、別に相手が桂馬じゃなくても、心のスキマが
埋まればいい事に気付き…
ちひろの恋愛を成就させる為に、さっそく放課後、ちひろに
レクチャーを始める桂馬。
今回のターゲット「ユータくん」は男なんで、桂馬にとっては
特殊キャラで属性などは特定できないが、桂馬は、どんなキャラにも
共通する攻略法でなんとかする事にする。
３日後 確実に告白イベントを成功させてやる！！
あほらしいと帰ろうとするちひろだったが、さっそく、桂馬は
ユータ君とちひろの出会いイベントを演出。それはちひろがユータ君に
お湯をぶっかけてしまうというインパクトの強い出会いで、一見
最悪な出会いだったかもしれないが、例の桂馬の法則
悪印象はあとで好印象に変換可能云々…という事と、出会いの
インパクトが大きい事がとにかく重要という部分で的を得ていた。
桂馬はユータ君攻略に必要な膨大なデータをちひろに渡し
明日までに覚えてこいと言う。ちひろは部活でがんばっている歩美の
姿を見て、なんかちょっと思う感じ…家に帰ったちひろは、結局
桂馬から渡されたデータに目を通す事もなく… そうか、ここらへん
ちひろがどんだけなんの取り柄もない平凡でがんばる事をしない人間かを
描写しているという感じなのか。
翌日、下駄箱の所で、ユータ君に話しかけられた、ちひろは
桂馬の攻略の力を知り、桂馬のいう通りにするようになってくる。
桂馬が資料に目を通してきたか？と聞くと、「私も色々忙しくって…」と
資料を読んでこなかった言い訳をするちひろ。嘘つけー昨日
友達に用もないのに、電話してテレビ見てたくせに…。
その後、桂馬の猛烈な力でちひろは着実にユータ君を攻略…
いよいよ告白は明日という所で、打ち合わせをしていると、
ちひろは何か上の空というか、桂馬の作戦の話をマジメに
聞こうとしていない… 他のどうでもいい話題を話し始めたりする。
見るからに、桂馬に対してなんか気持ちが芽生えているという
感じだが…
今回はこんな感じでした
この話は、終始、ちひろが自分の事なのに、全然真剣にならないという
のが、けっこう描写されてますね。しょせん、その程度なんだろうと
いう事なんだろうけど、そこには、彼女自身が色々と諦めているという
気持ちも見え隠れしているという感じ。
がんばって輝いている歩美の姿を見ていた時、多分、今の自分と
比べていたんだろうなと… それで、明らかに、今の自分が頑張っていないと
気付いているのに、なんで真剣にならないのか…っていうのが
彼女の諦め気持ちがそれだけ大きいっていう所なんだろうねえ。
そして、それが彼女の心のスキマであると。
にしても、ほんと、ちひろの顔、可愛く描きすぎだよ…
やっぱ、もうちょっとモブっぽくして欲しかったな。
次回でちひろ攻略は完結ですね。
そうそう、ユータ君の声は羽多野渉だった。まあ、たいして台詞は
ないですけど。
予告イラストはこうたろ
Twitpicの方に100%画質の1152×648をアップしてあります。
http://twitpic.com/4yiqlf
前回までのレビューは以下からどうぞ
FLAG 1.0 一花繚乱
FLAG 2.0 一拳落着
FLAG 3.0 地区長、来たる。
FLAG 4.0 地区長、誇りを取り戻す。
FLAG 5.0 たどりついたらいつも雨ふり