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友達の家族の事っていうのは
どこまで踏み込んで聞いていいもんだろうな・・・・
小さい頃、家族の事を言い合える友達がいなかった為に
未だにこんな時の距離感が分からない夏目。
距離感って… 切ないねえ。
田沼が家に帰ると、家には父は居ない様子。しかし、何か
妖の気配が・・・! なんか怖いぞ・・・?
一方、夏目の前にも何かものすごく怪しい妖が現れていた。
名前を返して欲しいと言ってきたが、ちょうど、学校に行く
途中だったので、後にしてくれと夏目はとりあえず断る。
ちょっと不気味な雰囲気を夏目も感じ取ったようだね?
放課後、田沼の姿を見かけたので、一緒に帰りがてら、意を決して
父親の事を聞いてみると、田沼父は総本山の行事の手伝いで
一月ほど家を空けているだけだった。ε-(´∀`*)ホッ よかった
病気とかじゃなくて。 田沼に心配してくれてありがとうと
言われた時に、ちょっとはにかんで笑った夏目の笑顔がいいねえ。
一人で大変だな、と言う夏目に、田沼は、見かけた妖のカゲの
事は言わなかった。田沼は田沼で、夏目に心配をかけまいと
思っているのかな。 お互いに思いやっていて、いい友人関係だねえ。
田沼と別れた後、帰る途中、行きに怪しい妖が現れた同じ場所で
再び妖が名前を返して下さいと待っていた。人目のつかない場所で
名前を返そうとするが、その妖の名前は乗っていなく、にゃんこ
先生が現れると、妖の姿も消えていた。それより、夏目が目をつむって
友人帳をパラパラやってる時に、妖は友人帳に手を伸ばしていたよ!
なんか怪しいね、嫌な予感しかしないタイプの妖。
夜・・・
田沼の家に、再び妖の影が現れ、気配に気付いた田沼はその影を
追うが、暗い廊下の向側に消えていった。って、よく、あんなのを
追えるよなあ・・普通、あんなの誰もいない家で見かけたら
もう、絶対追うとかできないよねw それこそ、家中の電気つけて
テレビとかもつけて、朝までガクブルよ。 そして気になるのは
田沼が頭が痛そうにしていること・・・霊障でも受けてるのか?
にゃんこ先生は妖怪達から、ある情報を得る。
それは以前、ここら界隈で、瘴気をまき散らしていた妖が
いたらしいのだが、レイコに負けて、それ以来、山に籠もって
出てこなくなったのに、ここ最近、またその妖の瘴気が
漂ってきているという・・。
夏目の前には再びあの怪しい妖が。
夏目がお前の名前は友人帳にないんでは?と聞くと、すんなり
それを認めるが、妖は、自分の名前ではなく、自分の兄の名前が
友人帳にあると言い出す。
その妖と兄は、元々は浮春の郷という別の世界の妖で、その世界と
この世界は普段は交わることはないのだが、祭などがあると、稀に
交わって扉が開くらしい。その時、どこかの村神楽に誘われて
この世界にやってきてしまったものの、今度は帰れなくなり、
浮春の郷への入口を探して何年も彷徨っていたが、そのうち、兄の
方が病に倒れ、瘴気を発するようになってしまった。妹?である
妖もその瘴気にあてられ弱ってしまったが、その様子を見た兄は
妹を大きな神木のくぼみに残し、自分はこれ以上妹に瘴気を
あてない為に去っていってしまったという。
それから月日が経ち、神木の霊力のお陰で回復したので、今は
兄を捜しているのだという。ここらへんの妖に聞くと、兄は
レイコに名前を取られて以来姿を消したということで、友人帳を
持つ夏目に聞けば兄の居場所が分かると思ったというが、
夏目はその妖の顔を知らないので、呼び出す事はできない。
それを聞いた妖は、夏目の首を絞め、自分なら兄の顔を知ってる
ので、友人帳があれば呼び出せると、夏目から無理矢理友人帳を
奪おうとする。ええええ・・・怖いよおおおおお と、ここで
なんと、三篠が現れ、妖は姿を消す。 よかった・・・三篠が
来てくれて。たまたま通りかかったらしいが、三篠曰く、ここ
最近この川上で低級の妖が何匹か喰われていたので犯人を
捜しにやってきたそうだ。 さっきの妖が犯人じゃないの~?
その兄の方が現れたのが田沼の家の方なので、気になる夏目。
田沼は何か大きな影が夏目の名を呼ぶ変な夢を見て起きると、
庭に、瘴気をまき散らしながらなんか大きな妖が・・!
怖いぃぃ。何か探している様子の妖に、田沼は
「何か・・・探しているのか? 夏目に何かしたら承知しないぞ!」
と怒鳴りつける。すると、妖は、剣なようなものを取り出して
自分を斬りつける。なんだなんだ?? 妖が去った後、妖が
自分を斬りつけた場所を見てみると、サビのようなものが
散らばっていた・・・。 そして、翌朝、境内を見て回ると
土蔵の扉が開いており、中を見ると、昔の寺の図面が書かれた
巻物がなくなっており、再び頭痛に見舞われる田沼。ああ、これは
絶対瘴気にあてられているねえ・・。
学校で田沼が酷い頭痛で早退した事を聞いた夏目は、田沼が
妖怪の瘴気でやられた事に気付き、すぐに田沼の家へ急ぐ。
しかし田沼の家に着いたものの、田沼の姿はなく、境内には紛失していた
寺の古い図面の巻物が落ちていた。地図から、昔、神楽堂があった
場所がわかり、そこへ向かう夏目。一方、田沼はというと、寺に
一人でいるのが怖くなり、友人の家に来ていた。あれ、よかった、
田沼君、自主避難してたw
神楽堂の跡地で、ついに兄妖を発見!
兄妖から話を聞くと、あれ、妹とか言っていた、あれはどうやら
妹じゃない様子。本物の妹はこっちの世界に来てすぐに
亡くなってしまったそうだ・・・それ以来、あちこちを
彷徨い、この寺がまだ廃墟寺だった時に、レイコと出会い
名前を預けた。結局、レイコは一度も名前を呼んではくれなかったが
兄妖はそれ以後、山奥の風穴でずっと眠っていたそうだ。
暫くぶりに戻ってきてみると、寺は再建されており、暫く
近付く事ができなかったが、現在住職が不在な為に寺にやってきて
地図をゲットし、ウロウロしていたとか・・自分を傷つけて
いたのは、浮春の郷の入口はその郷の血に反応するからとか。
そして、あの女妖怪の正体も判明、兄妖曰く、あの妖怪は
浮春の郷を追放されたサグメという妖で、兄妖につきまとって
いればいつか郷に戻れると思っているらしい。
夏目は兄妖に名前を返す。 兄妖の名前は・・・カナワ
つぎの瞬間、カナワは背後から刀を突き刺される。刺したのは
サグメ。サグメのような罪人の血では郷への扉は開かない為に
カナワの血で郷への扉を開こうとしたのだ。神楽堂跡地に
降り注いだカナワの血に反応する神楽堂の燃えかすで育った周囲の木々。
まさに浮春の郷への扉が開きそうになる寸前に、カナワは
サグメを拘束、すると、面を付けた神様?みたいのが出てきて
踊り出した。いや、ここ、どう表現したらいいのか、ほんと
神楽の舞みたいなのが目の前で突然繰り広げられ、拘束された
サグメはその舞を踊っている人に捉えられ・・・って 舞を
踊っている人、大きいんだ!?
人間サイズかと思ったら・・・
でかっ!
この舞を踊っている人に掴まれたサグメは一瞬で梅の枝に
変えられてしまった。そしてついに浮春の郷への扉が開く。
その絢爛豪華な、美しい光景を目の前にし、カナワは言う。
見せてやりたかった、レイコに、この光景を・・・・
そして、思い出されるレイコとの思い出。荒れ寺でレイコと
出会い、勝負に負け、名前を友人帳に書いた。レイコはもし
カナワが浮春の郷を見つけたら、一度見たいから、言いなさいねと
カナワに言った。その時、カナワは、レイコに、そんなに人間が
嫌いなら、一緒に浮春の郷へ行かないか?と誘った・・
寂しそうに笑うレイコ・・・・・
こういうレイコと妖の思い出はなんで、こういつも切ないんだろうね。
浮春の郷に帰っていくカナワは、夏目に一緒に行かないか?と
声をかけてくる。夏目は、「いえ、俺にとってはこちらが
大切な場所なんです。カナワ・・・!」と言い、カナワは
夏目にはそちらに良き友人がいるのだなと、言って浮春の郷へ
帰っていった。
田沼の家から帰っていく途中、夏目の事を心配してやってきた
田沼と出くわす。家に変な妖怪が居て・・という田沼に、にゃんこ
先生が「そいつならもうおらんぞ」と言う。
田沼「ポン太が退治してくれたのか?」
夏目が事情を話すと、田沼は夏目を巻き込んでしまうのを恐れて
話すのを躊躇していたが、もっと早く話せばよかったと言う。
田沼も、夏目も、お互いの事を思いやっているからこそ、
なかなか口に出せないんだよね。 いい話だ・・・。
今回はこんな感じでした。
最初、カナワが、超悪い感じの妖に見えましたが、ちょっと
怖いだけで、実はいい妖でよかった。あのサグメとかいうのは
最初から、嫌な感じがしたけどど、まんまでしたなあ、サグメが
捕まった時のあの神楽を舞っていた人の大きさに驚きましたよ。
絶対普通サイズかと思ったら、あの大きさw あの人は
いったい何者だったんでしょうねえ、神様系かしら?
田沼と夏目の友情がいい感じで描かれてましたねえ、お互いを
思いやるあの心がほんと見ていて清々しい、夏目が距離感を
まだよくわからないと言っていたけど、きっと田沼も同じように
思っているんだろうなあ・・と、そして、それはお互いの事を
思うからこそという、ほんといい友情を育んでいる!
次回は1:45からですね~☆
前回までのレビューは以下からどうぞ
第一話 妖しきものの名