空守村に到着…
家に帰ると、母は詩緒の事を抱き締める。そっか、よく
考えてみたら、詩緒はこの年で初めて一人で村の外に出て行った
んだよね?? まあ、ママンも心配だろう…。 詩緒は
母の膝枕で眠りながら、ここは静か…時間が止まってるみたい…と
思い、村に帰ってきたのを実感する。

お母さん… ただいま

ホッとする場面だが、匡平の方はさっそく、父親に、桐生の事を
問いただしていた。しかし、父は本当にわからないのだと言う。
母・日都美が詩緒を産んだ現場に居合わせたわけでなし、
日都美は難産のショックで出産時の記憶が飛んでいる。どうしても
知りたいのなら、出産に立ち会った祖父達に聞けと言ってきた。

後は続きからどうぞ