それは6年前のこと…

6年前、阿幾はその時、暗密刀の隻の座からすでに退かされており
暗密刀は阿幾の異母兄である枸雅篤史が継いでいた。
阿幾はああいう性格な上にその生い立ちのせいもあって、篤史に
目の敵にされており、その日も篤史達に執拗にからまれていて
篤史は暗密刀まで呼び出して阿幾を威嚇しようとしていた。
篤史の隻としての腕は最悪で、飛ばす事もままならないような状態。
そんな光景を見て阿幾は「本当に隻の資格…あんの?」と篤史に言う。
その言葉は篤史を激怒させ、篤史は暗密刀で阿幾を殺そうとするが
そこに匡平が玖吼理で割り込み阿幾を助ける。篤史はその現場から
去っていった後、そこに居合わせた新任教師の瀬能千波野にドキドキ
する匡平。千波野は阿幾に助けた犬の面倒を見ろと言ってくるが
阿幾は千波野を無視、そんな阿幾を千波野は追いかけていき、その
光景を匡平が見ていた。

それが匡平、阿幾、先生・瀬能千波野との出会いだった。

後は続きからどうぞ