15年前… 青い夜の惨劇ですべてを失ったと言うエルンスト。
青い夜の日、雪男達の母である
ユリはサタンの子を宿してしまい
その後、雪男達を出産した後にヴァチカン・正十字騎士團によって
中世の魔女狩りのように処刑されたという。正十字騎士團はその
権威を取り戻す為に、ユリを生贄にしたと言うエルンスト。
そして、エルンストもまた、ユリの父親としてずっと幽閉されていた
そうな… ってことはエルンストはサタンだけじゃなくて、
正十字騎士團にも恨みをもっていそうだなあ。
ん?そういえば、今になってなんでエルンストは自由になったの?
しかも、なんかいいご身分っぽいけど…
「グレゴリの脅威は去った」とか言っているし。エルンストは燐も引き取りたいのは
やまやまだが今はまだ覚醒した燐を受け入れる体勢が整っていないとか
なんとか…。
受け入れるってどこに…!?と雪男が言った時、列車はトンネルの中へ。そのトンネルの横に
広がった光景は巨大な軍事施設のような場所で、物質界を守る為に
作られた秘密基地??みたいな… えええ… どういう展開なの…w
エルンストは雪男に手を差し出し、共に戦おうとか言ってくる。
エルンスト、マジ胡散臭いんだけど。 グレゴリの脅威は去ったって
言っているってことは正十字騎士團を乗っ取ったのかね?
15年も幽閉されていた男がどうやって、この秘密軍事施設を
作ったりしたんだろうか。
取調中のネイガウスに会いにいく燐。
ネイガウスは死んだ妻を冷凍保存していた事は認めるが、禁忌の術等を
用いて、彼女を生き返らせた事はないという。ある日、ネイガウスが家に
帰ると冷凍保存用のカプセルが開いて妻の遺体は消えていた。温室から
歌声がしたので、温室へ行くと、そこには鼻歌を歌いながら花の世話を
する妻が! 妻が生き返ったのは、死体に悪魔が取り憑いたからだったが
ネイガウスは妻をもう一度死なす事等は到底できずに、毎日妻を監視する
日々が続く… しかし、正十字騎士團にその事ばバレ、ネイガウスは
禁忌を犯して妻を生き返らせたという汚名を被され、研究所は焼き払われ
てしまった。ネイガウスは妻と共に、鍵を使って日本に逃げたが、その時
から妻・ミシェルに異変が起こり始める。異変って、すでに生き返った
時点で異変だからねw 自分が青い炎に焼き殺された事を思いだした
ミシェルはあの仮面を被り復讐の鬼と化したそうな…。
ネイガウスはミシェルは所詮死体だから、あと数日もすれば腐るとか
なんとか…って なんか時系列がよくわからないのだが… てっきり
妻が生き返ったのは随分前かと思ったのだけど、実はつい最近??
でも、あの研究所の朽ち果てっぷりとか、ずいぶん前っぽいんだけど…
そういえば、正十字騎士團に追われていたネイガウスがなんで、
正十字学園の塾の講師になれたんだ?? まったく色々矛盾しているような
気がする。とってつけたようなオリジナルストーリーだからかなあ?
ネイガウスの妻の捜索へ向かおうとする燐。
シュラの使い魔がすでにミシェルの後を追っているそうで、シュラは
「この護符がお前を導いてくれるはずだ」と言って、護符を燐に渡す。
燐ははりきって出発したものの、シュラがくれた護符の使い方が
わからず…って、燐よ、今から、どうやって使えばいいのか聞け!
聞いたらシュラに怒られると思っている燐、っていうか、わからないのに
聞かない方が怒られるよw と、ここで、燐の携帯がなり、しえみが
急ぎの相談があると言ってきた。
ミシェルが目を覚ますと、しえみの家の地下の秘密の花園に居た。
しえみは自分が祓魔師見習いである事を明かし、ミシェルの手当てをする。
燐がしえみの家に到着すると、しえみの姿がなくニーちゃんが燐を
案内?、倉庫のような所に案内され、そこには地下への階段が、すると
シュラからもらった護符が反応、まあ、この地下にミシェルが居るからねえ。
しえみがミシェルの治療をしていると、ミシェルがこの場所は
まるで
天空の庭だと話だし、天空の庭の事をミシェルが知っていた事で
しえみは興奮し、ミシェルに友達になってください!と言ってくる。
すると、そこに燐がミシェルを退治しに、青い炎モードでやってきて
ミシェルはしえみを盾にサタンへの恨みを語るが、その途中で
再び倒れてしまう。やっぱ、もうすぐ腐っちゃうから?
しえみは倒れたミシェルを燐から庇い、燐はとりあえず剣をしまう。
燐が外に出てシュラに場所を知らせていると、そこにエンジェル達が
やってきてミシェルを拘束、即処刑しようとする。ネイガウスや
シュラもかけつけるが、エンジェルはそれを退け、ミシェルに剣を
振り下ろそうとする、と、ここで、ミシェルを助けたのは燐だった。
燐とエンジェルは闘いになり、ミシェルは自分の為にサタンの子で
ある燐が戦う姿が信じられなかった… 途中、シュラが燐を制止
するが、それでも闘いを止めようとしない燐… すると、一発の
銃声が!! 次ぎの瞬間、燐を庇い、ミシェルが銃弾に倒れる。
って、誰が撃ったんだよ!?
虫の息のミシェルはネイガウスに天空の庭を探しに行きたいと言い
ネイガウスはミシェルを抱きかかえ、探しに行こうと言って、
その場から歩き出す… そんな二人をなおも逮捕しようとする
エンジェルだが、なんとしえみが「もうやめて!」と叫んだ直後
ニーちゃん達、グリーンマンの幼生達が一斉にツタのようなものを
出し、ネイガウスとミシェルを包み込む…
ここでヴァチカンからの緊急招集の鐘が鳴り響き、エンジェル達は
撤収していく。 「これでよかったのか?」と言う燐に、しえみは
「大丈夫、これで見つけられるよ、二人で静かに暮らせる
天空の庭を…」と言って、ネイガウスとミシェルが消えた巨大な
緑の塊を見る… って、ネイガウス達はどこいったんだろうねw
鍵でどこかに行ったとしても、ミシェルはもう死んでそうだし。
あと、ミシェルを悪魔にした犯人は誰なんだろうね?
ヴァチカンにエンジェルが戻ると、3賢者(グリゴリ)の姿はなく
エルンストがヴァチカンを乗っ取っていた。エルンストは悪魔を
根絶やしにするとか言って気勢をあげる。そして、その急先鋒に君臨
したのが・・・・雪男!?
今回はこんな感じでした。
ミシェルとネイガウスの事、時系列がイマイチ不明…
突然現れた雪男達の祖父であると名乗るエルンストが秘密軍事施設
みたいのまでつくって、ヴァチカンを乗っ取り…? 雪男が
エルンストの口車に乗ってエルンストの部下に? どうなってるのよw
まず、エルンストとかいう男が、なんか怪しい。15年も幽閉されて
いたわりには超権力者だし、へんな基地つくってるし、どういう
仕組みなわけ? 本当にユリの父だとしても、どうも信用できない
ような気がするのだが… それに、燐の事は今は放置的な考え方に
雪男が納得するかあ? もしかしたら、雪男はエルンストの事を
調べる為に、潜入捜査的な意味を含めて、ああいう行動を??
で、エルンストは、具体的にどういう風に悪魔と戦う予定なんだろうね。
あの基地みたいな所にある兵器の威力とか凄いのかな?
こういっては何だが、物語のクライマックスを飾るハズの
オリジナルストーリー、話がちょっと色々雑なような気がする。
あれ、雪男の黒斑点とかはどうなったんだろ?
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 悪魔は人の心に棲む第2話 虚無界の門(ゲヘナゲート)第3話 兄と弟第4話 天空(アマハラ)の庭第5話 祟り寺の子第6話 まぼろしの料理人第7話 友千鳥第8話 此処に病める者あり第9話 おもひで 第10話 黒猫(ケットシー)第11話 深海の悪魔第12話 鬼事(おにごっこ)第13話 証明第14話 愉しいキャンプ 第15話 やさしい事第16話 賭第17話 誘惑第18話 颶風(グフウ)第19話 なんでもない日第20話 假面(カメン)