もうそろそろ終わりにしましょう?
こんな茶番劇は!

筒鳥、のの、ねね、この三人から次々と指摘されていく事…

三荊学園には冬服はない
小学校の時の記憶や母親の記憶もない
唯芳との記憶もない、昔の写真もない…
すべて植え付けられた記憶

ガックリと項垂れる小夜の目の前には、なんと慎一郎も現れる。
筒鳥、のの、ねね、慎一郎…この四人は、今のこの状況を早く
終わらせたい為に結託した人々だったのだ。

慎一郎はこの茶番に参加する事の報酬が目当てだった。
ののとねねは過去に犯した犯罪を帳消しにする為に。

メインキャストは…筒鳥、のの、ねね、慎一郎、逸樹、優花…
メインキャストは決して死なないようになっているらしいが、
エキストラ達は襲われた際に死んだそうだ…。要するに、仕事と
してメインキャストを演じていたが、あまりにも仕事が長期間に
渡った為に痺れをきらしたこの四人が、勝手にこの仕事を
終わらせる為に、小夜の記憶を戻そうとしている…という状況。
前回に出てきた古きものは慎一郎を喰らっても「腹がへったのう…」
と言っていたのは、実際は食べられてなかったからなのね。

後は続きからどうぞ