これって、けっこう何気に想像すると怖い話だよね、しくしく泣いている
子供にかまったら、なんか怪しい世界に引き込まれてしまった…的な。
淡島は子供に構っている間に、みんなとはぐれたような状態になってしまう。
はぐれる…というより、淡島だけが一人、別の世界に飛ばされたような
状態…!
怖っ
淡島は完全に
千本鳥居の森にはまってしまい、もちろん、リクオ達の
姿は見つからない。無数の小さな鳥居がある場所、その鳥居の一個
一個から手が伸び、淡島は捕まってしまう。足が捕まった淡島は
足を斧で斬りつけられたり手を噛まれたり…このままでは、本当に
死んでしまうような状態に、というか、もう何が何やらだよね。
いきなり、変な場所で、こんな目にあったら、泣いちゃうよ…
どうすることもできず、淡島が涙を流すと、鳥居の一つの向側から
黒田坊が淡島を助ける。
黒田坊は淡島に何が起こっているのかを説明する。
この妖怪の性質は"神隠し"表にあった重軽石は、石で畏をいだいた者を自分の"世界"に連れ込む迷子になっているのは、淡島の方…なんとか自分の力でこの妖怪の畏を断ち切…と、ここで、黒田坊との連絡が京妖怪
二十七面千手百足によって
断ち切られ、淡島は再び孤立無援に。しかし、黒田坊に女だから
泣くと言われた事で、元気を取り戻した淡島は自分の畏を見せ
京妖怪に対抗する。
乙女淡島は天女のように舞うんだよ!"鬼發" 戦乙女演舞なんか、淡島がやけに可愛い!
淡島の鬼發が見事に決まり、二十七面千手百足は倒れたかに見えた。
しかし、まだ、あの子供が泣いている…すると、二十七面千手百足が復活し
再び襲いかかってくる。淡島は子供の泣き声が大きくなる度に
二十七面千手百足が強くなっていく事に気付く。
黒田坊の言葉が脳裏をよぎる
迷子になっているのは君達のほう…以前、雨造が言っていた言葉を思い出す
妖怪の中にはある特定の場所でなら無敵の強さを見せる奴等がいるその妖怪を倒すには力の根元になるものを見つけないと、敵の畏は断ち切れない…淡島は、一か八かやってみるか…と泣いている子供に、泣くなら
俺の胸で泣け!と自分の胸に子供を埋めて、
天女の鬼憑、完全なる母性、伊弉冉(イザナミ)を繰り出す。淡島の鬼憑で、泣いていた
子供が癒され、泣きやむ。すると、急激に力を失っていく妖!!
二十七面千手百足は子供の世界に巣喰う妖、その子の
恐怖心が強くなれば妖も強くなるが、その子の恐怖心が
なくなれば弱くなる…
ついに二十七面千手百足の世界を破壊するきっかけを作った淡島は
鬼神の鬼憑、完全なる父性、イザナギで一気に二十七面千手百足を撃退!
淡島というのは古事記にあるイザナギとイザナミの第二子の名…
男でも女でもないから捨てられた不幸な子
それが淡島の名前の由来、女と思えば鬼神、男と思えば天女
淡島の親は天女と鬼神、つまり、
淡島の鬼憑は両刀なのだ!
二十七面千手百足を見事に倒した淡島は、元の世界に戻る事に成功し
リクオ達の前に姿を現す。唯一、事情を把握していた黒田坊も
淡島の無事を喜んでいる。と、ここで、秀元が竜二や魔魅流を連れて
参上。二十七面千手百足を倒した事で、「良い部下もってるやん」と
リクオに話しかけてくる。
初めまして
君がぬらりひょんの孫やね?
魔魅流と竜二は二十七面千手百足ごと伏目稲荷に封印を施す。
ぬらりひょんが言っていた「秀元に会うとええ」という言葉を
思い出すリクオ。ゆらちゃんと氷麗も到着しており、久々の再会。
清十字団は花開院本家で青田坊が見守っているそうだw
氷麗が、リクオが着いた時に状況がわかるようにと沢山手紙を
したためていたのが笑えるw
リクオ達は秀元からこれからやらなければならない事を聞く…
地脈の終末地たる弐條城に入り子を産む羽衣狐、生まれるまでの
期限七日間までに花開院家の陰陽師と共に、再度封印を一つ一つ施し
開けられてしまった栓を再び閉じ、妖気の流れを止め、最後に
破軍と祢々切丸で羽衣狐を討つ! これがこれからリクオ達と
花開院の陰陽師がやらねばいけない事。
リクオが「頼まれなくてもその為に俺は来たんだよ!」と
言った時…ただならぬ気配が… そして、リクオの目の前に
土蜘蛛が
現れる!! いやーん、土蜘蛛きたぁ…
Cパート
ぬらりひょんの孫?
四月…リクオたちが入学した日らへんの話でございます
可愛い子が沢山入学してきて盛り上がる男子生徒達、カナちゃんや
氷麗を双眼鏡で吟味して、自分達の彼女になってください!と
走り寄ってくるが、その時リクオを突き飛ばしてしまったので
氷麗の怒りを買うのであった… という感じ…
今回はこんな感じでした。
淡島の戦いが、けっこう見応えありましたよね~
それにしても、あの淡島が戦っていた、相手が、なんか怖い、
悪夢に出てきそうな類の妖怪だよね、鳥居に淡島が捕まって
足とか手とか傷つけられるシーンはひえーって感じだし。斧で
足切り落とされるかと思っちゃったよ。でも、ほんと、足とか
切り落とされなくてよかった。こういうトリッキーな妖怪がいる
その極端に最後に出てきたような土蜘蛛がいるわけですなあ…。
ほんと、土蜘蛛が怖すぎるぅぅぅ 彼岸島みたいだもん!w
前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 覚醒、奴良組三代目#2 二人の正義#3 花開院ゆらの納得#4 ぬらりひょんと珱姫#5 今へと繋ぐ#6 遠野・物語#7 鏡花水月#8 羽衣狐京都全滅侵攻#9 灰色の陰陽師#10 破軍#11 京上空の戦い#12 宿願