高校生になった綾瀬千早"競技かるた部"を作る為に一人
奔走していた。姉はモデルの綾瀬千歳で、もちろんその妹の千早も
美人で、身長なんかは姉より高い目立つ子なのだが、せっかく
美人でも、動いたり話したりすると台無しな"無駄美人"と
呼ばれており、一人で一生懸命かるた部を作ろうとしても誰も
集まってくれない…。

芝生の上で、昔を小学生時代、かるた仲間がいた頃の事を
思い出しながら百人一首を聞いて涙ぐんでいると、その小学校時代の
仲間だった真島太一が話しかけてくる。太一は中学受験で違う中学に
行ったが、通学時間が長い事もあって、高校からは近場のレベルの
高い都立に移ってきたのだった。

本当に大切だった、仲間の太一との久々の再会、そして、同じ
高校という事で嬉しさを隠しきれない千早。よかったねえ…
高校生の太一は彼女がいたりするらしく、太一に彼女が…と
ショックを受ける千早、でも、それは恋愛感情的なものではなく
太一にかるたよりも大切なものができてしまったのではという
ショックの方だったw

後は続きからどうぞ