結果から言えば、怪異・囲い火蜂の毒を
全て僕に移すことはできなかった

ただ、それでも火憐ちゃんの身体から、熱はある程度引いたらしい。

で… キスシーンは…? 見られないのか…w

暦は「今日は一日火憐と一緒に大人しくしているように」という置き手紙を
月火に残して家を出る。阿良々木さん、どこに行く予定なのかね。
囲い火鉢の毒を半分くらい移された割りには、全然平気そう。

と、ここで、目の前を歩いている八九寺真宵の姿を見かける
阿良々木さん、例によって超嬉しそう。そして八九寺までスキップ。
どんな変態行為をするかと思ったら、あれ、普通に声をかけたよ。
そんな阿良々木さんにガッカリの八九寺は阿良々木の名前も噛まずに
冷たい視線を阿良々木さんへ送る。 

「阿良々木さん、普通に声をかけてくるなんて
 随分とつまらない人間に成り下がりましたね。
 何かあったのですか?」

後は続きからどうぞ