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思い返してみれば、あの日、中尾は夜見山でみんなで出発する時から
すでに気分が悪く、嘔吐を繰り返していた。その上、ボートに
はねられたときは、ボートにはねられる前から彼の様子がおかしかった。
鳴ちゃんは、彼がまっすぐ泳げてなかったという…
それを聞いた千曳は警察から聞いた話をする。
実は中尾はボートにひかれる前に既に死んでいたのではないかという話…
死因を調査した所、中尾は脳挫傷による脳ヘルニアがかなり進行した
状態でボートにひかれた時間と、その脳ヘルニアの進行具合が時間的に
合わなく、あの日の朝、中尾の家族からは階段から大きな物音が聞こえたと
いう証言もあり、総合すると、中尾が死に引き込まれたのは夜見山の
中だったという事になる。 うわぁ…そういう事か… 怖ろしい…！
その夜…恒一の見た夢はまたまた超悪夢
「あなたのせいよ…」
と今まで死んだ人々が次々と現れるという夢で、かなり怖かった…
こんな夢を見るってことは、恒一も少なからず自分に責任があると
思っているんだろうねえ… とはいってもねえ…もう仕方がないと
しか言えないなあ…。
夢怖すぎｗ
翌日…恒一は勅使河原と望月を喫茶店に呼び出して松永が言っていた事を
二人に明かし、人死にを出さない為にもこの事はまず自分達だけで調べて、
その後、他の人の助けが必要になったら他の人にも話そうという事になった。
って、勅使河原と望月には最初から協力してもらうのね…
テッシーが明るい子でよかった、彼、全然嫌な顔もせず、恒一の意見に
賛成してくれてるっぽいし、望月君も線が細い割りにはけっこう
しっかりしてる。そんなわけで、明日の午後３時、旧校舎の３年３組の
教室があった場所を捜索する事になり、旧校舎の美術部の部室にまず
集合と約束をする。
そして翌日…
恒一と勅使河原が学校に来ると、ちょうど綾野彩と小椋由美が部活を
終えて帰る所だった。綾野になんで学校に来たのかと聞かれた恒一は
災厄を止める手掛かりを探しに来た事を明かす。て、テッシーが
二人を探索に誘ってるしｗ 綾野と小椋はそんなのもちろん断って
帰っていった。それにしても、空がどんより曇って雷ゴロゴロ
いってるような状態だよ、なんという不穏な空気…
旧校舎の美術部の部室に行くと、鳴ちゃんが居た！鳴ちゃんは絵でも
描こうと美術部に来たらしい。というわけで、鳴ちゃんにバレて
しまったので、鳴ちゃんも探索に参加する事になった。なんだろう、
鳴ちゃんが参加してくれると心強く感じるんだけどｗ
４人は立ち入り禁止になっている旧校舎の２階へ…
鳴ちゃん、先頭きって2階へ行った！ 頼もしすぎる…
３年３組があった教室に入ると、中は倉庫のようになっていて、
非常にほこりっぽく電気もつかない… 電気つかないのやだなあ…
捜索をしながら、旧校舎に伝わる七不思議の話なんかしちゃいやんｗ
空気が悪いので、鳴ちゃんが窓を開けようとすると、古い窓のガラスが
割れて、あやうく鳴ちゃんが怪我をする所だった。恒一が鳴ちゃんを窓
から離して、怪我はなかったが… 緊迫するなあ…。
床が腐っており、鳴ちゃんが床に足がはまってしまい、そのはずみで
ロッカーが倒れてテッシーあわや下敷きという場面もあったり
なかなかの緊迫度合い。いやー、手に汗握るわぁ…
なかなか見つからなかったが、掃除用具が入ったロッカーの中に
ついに松永が残したものを発見。包み紙を開けると、中には
カセットテープが入っていた。
４人は放送室へ移動して、カセットテープを聞くことに…
一緒に帰っていった綾野彩と小椋由美…
別れぎわの二人の会話を聞いていると、どうやら綾野はどこか遠くへ行く
らしく、小椋は綾野に「元気でね」と声をかける。綾野ちゃんは夜見山から
避難でもするのかな？と思ったら、家に帰った綾野は待っていた両親と共に
車に荷物を詰めてどこかへ。家の中の様子が映った時、中に荷造りした
ダンボールみたいなのが沢山あったから、家族で夜見山の外にマジ避難
するつもりなのだろう。
松永のカセットテープの内容…
松永がこのカセットテープを残したのには２つの意味がある。
一つは松永自身の罪の告白… もう一つの意味は後輩にアドバイスを
伝える事。災厄を終わらせるにはどうするか…
松永は順を追って話していく。
合宿があり、先生と参加した生徒２０人が参加。合宿２日目、
夜見山神社にお詣り。神社は誰もお詣りに来る人がいないのか非常に
荒れており、お詣りついでにみんなで清掃し、綺麗にした後、
改めてみんなでお詣りし、先生は「これでもう大丈夫です」と言った。
これで本当に終わったのかもしれない…と一瞬みんなの間に安堵感も
漂ったが、神社からの帰り道にさっそく災厄が訪れる。
急に雲行きが怪しくなり、酷い雷雨に見舞われ、松永の前を歩いていた
一人だけ傘をさして歩いていたハマグチという生徒が雷にうたれ倒れる。
ひえぇえ… その場はパニックになり生徒達はハマグチはほったらかして
皆、走って下山しようとしたが、その時、もう一人足を踏み外した女子が
崖から落下… ひぇええ… 神社のお詣り、御利益ゼロ！！
話は核心に迫っていく… とにかく、なんとか下山した直後、
「それがあったんだ」と言う松永。何があったんだ？？
それっていうのは…俺が…
そこまで聞いた時、ちょうど見回りの先生が来て、みんなは急いで
隠れる。見つからなかったが、テッシーが焦ってテープをデッキから
取り出した為、テープが切れてしまった。肝心な所聞いてないのに！！
すると、望月が、これなら修理できると思うと言ってきたので
望月に修理を任せる事に。ああん、なんかこんなテープの修理とか
災厄の次ぎのターゲットにされなきゃいいけど…
ところで…この松永のテープを流している時に別の場所では災厄が
起きていた・・・・・坂の途中に止めた巨大な重機が、運転手が
自販機でドリンクを買ってる隙に、坂道を下っていってしまい
その下の家に突っ込むという惨劇が起きていた。
そして、ちょうど突っ込んだ家の2階に居た住人が犠牲に…
その家は小椋の家で、犠牲になったのは小椋の兄だった。
家の中に居ても全然安全じゃないな…。
両親と共に夜見山を後にしようと車で走っている綾野にも悲劇が
訪れる… カーブにさしかかろうとした時に、車のフロントガラスに
小石の落石があり、前が見えなくなってしまい、そのままガードレールを
突き破って崖下に車ごと落下…
エエエエエエエ…
今回はこんな感じでした
中尾が夜見山の外で死んだのはそういう事だったのか…
なんか、もう、怖すぎる。どうりで、中尾君、吐いてばっかり
いたわけだ… 海の中に入っていった時、なんか様子おかしかったもんね。
松永が残したものをついに発見しましたが、その内容の核心部分が
聞けず… なんてこったい、テープ直ればいいけど、修理をする
望月が心配よぉ… あと、勅使河原も心配だな、絶対死んでほしくないっ
恒一と鳴ちゃんは主役だから死ぬ心配はないｗ
綾野さん死んじゃいましたなあ…なんか死ぬんじゃないかなという雰囲気
出しまくってましたが、まさか、両親共々とは…。せっかく夜見山から
出ようとしてたというのに… なんというか、夜見山から出る時は
車はダメだな、危なすぎる。万全を期すには公共交通機関を利用するべきだな。
小椋さんのお兄ちゃん、家の中に居ても死んでしまうとは…
ほんと、めったに起こる事故じゃないもので死んでいくよね…
松永のテープの続きが知りたい！ ソレがあったんだって言ってたけど
何があったんだろうか… 松永的には災厄を止めたが、何か罪を犯した
ような事も言ってたよね。 うむむ…
次回も楽しみすぎるぜ…
予告編見たら、赤沢さんが泣き叫んでいたが、何が起きたんだろうか。
誰か死んだりしなければいいが…。
CMで流れてましたが番外編のAnother0が収録されたAnotherコミックス第0巻は
アニメDVD付き…
アニメDVDの方は鳴ちゃんと藤岡未咲ちゃんの話！
前回までのレビューは以下からどうぞ
#01 Rough sketch -素描-
#02 Blueprint -思惑-
#03 Bone work -骨組-
#05 Build limbs -拡散-
#06 Face to face -二人-
#07 Sphere joint -変調-
#08 Hair stand -紺碧-