完全にお通夜ムード…
チーン…
リコ監督はなんとか雰囲気を盛り上げようとするが
正直勝てるイメージがない為、みんなそんな気分じゃない。
黒子は前半に撮影された試合のビデオを見ながら考える。
勝算はあるのか?と伊月先輩に訊かれ、「さあ?」と言う黒子。
「勝ちたい」とは考えます けど「勝てるかどうか」とは考えたことないです黒子の言葉にピクリとする火神。
試合最後まで何が起こるかわからない、もしかしたら隕石が…
もしかしたら全員腹痛で… とか話していると、みんなの
雰囲気もちょっと和んだ。 ただ、
火神からはなんか異様な感じが…!?第3Q,黒子はベンチ。何か一つ突破口があれば…!と、リコ監督は思う。誠凛の選手の眼はまだ死んでないが
火神からは何か違うものを感じる緑間。なんか火神が怖いぞ…。
緑間がシュートを決めようとすると、火神が跳ぶ、それは
あともう少しでボールに手が届きそうなくらいだった。
緑間さん、ギョっとしてたな。
さっきの黒子の言葉を思い出した火神は思う…
オマエは最後まで決して諦めないけど全力を尽くしてそれでダメなら…その負けは認めるってことだろ勝ち目がないような強敵とやるのはワクワクする…それでも最後は勝たなきゃ何の意味もねぇんだよ!!そして緑間のシュートを阻止するべく跳んだ火神の指先は
ほんの僅かだがボールに触れた。緑間は、試合中にどんどん
高くなっていく火神の跳躍力に気付く。
火神の指先が触れたボールは、リングにあたり、リングの周りを
まわってからバスケットに入っていった。
緑間のシュートがこんな入り方するなんて初めてじゃん。
いつもはスポーンってど真ん中に入っていくもんね。
緑間は火神に星座を尋ねてくる。
火神の星座は獅子座。
今日のおは朝占いで、
かに座とは相性最悪で出会ったら注意の星座だった。
まったく…本当によく当たる占いなのだよ日向キャプテンは
「集中力を切らすな」とシュートをキッチリ
決める。誠凛はオールコートで火神が緑間にマンツーマン、
あとの4人は決められたスペースを守り、緑間一人を重点的に
マークする
ボックスワンのフォーメーションを取る。
そしてついに、その時が!
緑間のシュートは距離が長い、つまりタメも長いので
高尾によってマークを外された火神はその間に高尾を抜いて
シュートをしようとしている緑間に追いつき跳んだ。
今度はもっと高く跳び、火神の指先はボールにさっきよりも触れた。
放たれたシュートは外れた…が大坪がボールをゴールに押し込む。
ここは大坪を
タブルチームで防ぎ、高尾はパスを緑間に出す。
さっきよりタメが短くて済む位置に緑間が居るので今度は間に合うかと
思われたが、また火神が緑間の前に立ちはだかる。
黄瀬は火神を見て思う…
片鱗はあったオレとやった時の最後のアリウープ「キセキの世代」渡り合える力そしてバスケにおいて最も大きな武器の一つあいつの秘められた才能 …それはつまり天賦の跳躍力!!うわーっ 火神、緑間のシュートをついに叩き落としたよ!
ここでもう一つの欠点が露呈、より遠くから打てるということは
逆にもしブロックされたら自陣のゴールはすぐそこ…
絶好のカウンターチャンスになり伊月先輩がカウンターを決める!
火神の勢いは止まらない、大坪のシュートも阻止し、
とにかく秀徳の動きと止めまくりでシュートも決める。
強くなってやる、誰かに頼らなくても勝てるくらいにオレ一人でも勝てるくらいに!勝つんだ、オレ一人でも…!そんな火神を見て、黒子は
「このままだとマズい気がします…」といつになく真剣な表情を見せる。
火神、チームで戦うという事が欠如してきてる。
これは黒子が望んでいたバスケじゃない!
誰もが火神にビックリしてると、緑間は
「これ以上差が詰まることはない」
とシュートを決める。火神は跳べなかった。
笠松キャプテンの解説だと、火神は常時あの高さで
跳べるほど体ができていないのに、それを乱発して
孤軍奮闘、しかも、途中交代したとはいえ2試合目と
いう事で
ガス欠になっているという。
・・・・・・ガス欠間近は誠凛全員にも迫っている。
火神は我を忘れて強引にシュートを決めようとするが
当然阻止され、それが原因で秀徳にカウンターを許してしまった。
と、ここで第3Q終了。黒子がなんか怒っている!?
ベンチに戻った火神に日向キャプテンが「熱くなりすぎだ
もっと周りを見ろ」とさっきのプレイは一度戻すべきだったと
指摘すると、火神は
「戻してパス回してどうすんだよ。現状秀徳と渡り合えるのはオレだけだろ、今必要なのはチームプレーじゃねえ、オレが点を取る事だ」と豪語してくる。
すると…
パンチがw
黒子に思いっきり殴られた
殴られた火神は勝たなきゃなんの意味もないと黒子に
掴みかかる。すると黒子は今までに見せたことないような
表情で、火神に言う。
一人で勝っても意味なんかないだろ「キセキの世代」倒すって言ってたのに彼らと同じ考えでどうすんだく、口調が…! 黒子は、今のお互いを信頼できない状態で
仮に秀徳を倒せたとしても、きっと誰もうれしくないと火神を諭す。
火神は「甘っちょろいこと言ってんな!そんなん勝てなきゃただの
綺麗事だろうが!」と黒子を殴り返すが黒子は続けて言う。
じゃあ勝利ってなんですか?試合終了した時、どんなに相手より多く点を取っていても嬉しくなければそれは「勝利」じゃない…!どうやら、火神に黒子の言葉は届いたようで、火神は
「勝った時、嬉しい方がいいに決まってる」と、みんなに悪かったと謝った。ε-(´∀`*)ホッ
黒子のお陰で火神の頭は冷えたが、ピンチは変わらない。
すると、黒子が立ちあがる。
すみません、一つ…今なら使えるかもしれませんボクにできるのはボールをまわすだけです…けどもう一段階、上があります今回はこんな感じでした。
かがみん、勝ちたいが故に頭が熱くなって、まさかの自己中w
ただ、火神が緑間のシュートをたたき落としたり、秀徳を
止めまくった姿はすごかったねえ、わずかな時間だったが
秀徳が火神一人に圧倒されるなんて、火神大我、怖ろしい子!
緑間がシュート外したのっていつ以来なのかな?ってのも
気になった。ここ何年かとか一回もないんじゃないの?
そして、なんといっても、黒子が火神に怒った時の黒子の
口調ですよね~ マジ口調というか、いつもの丁重な口調じゃなく
いわゆるため口だった。 普段の口調が口調だから、黒子が
ため口使うと迫力あったね。とにかく、火神がわかってくれて
よかったよ。
そろそろ試合も終盤、次回も楽しみですね~
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1Q 黒子はボクです第2Q 本気です第3Q 勝てねェぐらいがちょうどいい第4Q 逆襲よろしく!第5Q お前のバスケ第6Q 2つ言っておくぜ第7Q すごいもん見れるわよ第8Q 改めて思いました第9Q 勝つために第10Q 困ります第11Q そんなもんじゃねえだろ