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なんか一気にきな臭くなってきたな…
聖王都がやっている事は富、知識、人気、権力などの
独占、それによって階層構造を作りだし、それを永続化
させる事、要するに一部の人々が自分達の利権や富をキープ
する為の独裁みたいな感じなのかね。そんな事をしていれば
人々がいつまで経っても豊かにはならない。
メイド姉は魔王が言っていた言葉を皆に伝える…
富をため込むってのは"お金持ち"にはなれても
"豊か"にはなれないんだ。 お金を渡して、使ってもらう。
物もお金もよどみなく太く流れることが豊かなんだよ。
ごもっともですね。
それにしても、魔王はいつになったら戻るの?
何がどうなればいい方向に向かうのか、みな頭を抱えて
いたが、そこにメイド妹が「悩んだ時は甘いものがいいよ!」
とパイを沢山つくってもってくる。苺パイと洋なしパイを
作ってきたメイド妹、それを見て勇者は何か思いついた???
湾岸都市・商業区…
青年商人が辣腕会計からある報告を受けていた。
南部連合は湖畔修道会を中央とは別の正当なる光の精霊信仰教会
として国家宗教として定めると公布したという報告、それを聞いた
青年商人は笑いだし、それが勇者の案である事を見抜く。
勇者はメイド妹が作ったパイを見て、それを思いついたという事?
その公布と同時に大量の紙が配られており、それは例の活版印刷機で
作られたもので、農奴の解放を意図したものだった。
大量に配られた精巧に出来た紙を見て、青年商人は魔王の言っていた
言葉を思い出す。
大陸中央部の乾燥地帯において、水車より遙かに有効な
手段を開発している。羊皮紙に代わる革新的な筆記資材もな
革新的な筆記資材は活版印刷だけど、水車より遙かに有効な
手段ってなんですかね? 水車といえば、製粉?電気?とか??
それより遙かに有効っていうと?
青年商人は呟く…
あの人が置いた布石が、いよいよ意味を持ってくるのか
青年商人は「目的は金貨を売ること」と言って、小麦。鉄鉱石
木炭、銀などの買いを大量に辣腕会計に指示する。
農奴解放をうたった紙の配布の効果が思うように出ず、再び
頭をかかえる勇者。どうやら、農民は字が読めない場合も多いらしいのだ。
氷雪の女王はそれなら歌で教えを拡げればいいのではと提案する。
氷の国は吟遊詩人の故郷なので、彼らに報酬を出して新しい
教えを唄ってもらえばいいという事だが、それに対して、メイド姉は
それならば、教会を非難せず、南の大地のいいところを唄えばいいと言う。
みんなも、このメイド姉の案にはニッコリ。
再び湾岸都市・商業区
辣腕会計から小麦に関する報告を受ける青年商人。
青年商人は次なる手として"生産物買い取り証書"を複数発行して
先物取引を行う事にしたようだ。狙いは一つ、中央諸国の貴族達に
来年の小麦相場の事について考えさせること…
初夏になっても自由にできる小麦が少ない上、手元にもほとんどない。
そんなわけで小麦が高騰を続けていたら? 本当に高騰してる必要は
ありません、そうなったら困ると思ってもらうだけで、その不安は
利益になります。証書を発行してどんどん金貨を渡しましょう!
そして今後に備えて、同盟の本部を移動します。
そうですねえ…南部三国に近い湖の国あたりにしますか。
あそこには湖畔修道会もありますし。
楽しい舞踏会の始まりです。
中央貴族の皆さんには長い冬を味わって貰おうじゃないですか。
買い、売り、交換する…このワルツの響きが大陸を満たすまでね
青年商人、かなり策士だな!なんかゾクゾクしてきたw
極光島の陥落で開門都市では塩が不足…
火竜公女がやってきて、東の砦将に蒼魔族の事を忠告する。
ああ、あのカッキーがやっていた青い肌の人ね。
蒼魔族は歴代の魔王を最も多く輩出した大種族にして人間界に
対して征服欲が強い強行派の一族で、その蒼魔族が開門都市で
秘密裏に人間と接触しているらしい。 蒼魔族、なんか企んで
いるのか… この前、チラっと出た時もなんか様子がおかしかったもんねえ。
聖王の国・地方都市
小麦の値段が異様に高騰している。ほんの数分の取り引きの間にも
値段が上がるという自体。青年商人の狙い通りなのかな?
湖の国・同盟作戦本部
ここからは潮目次第だと言う青年商人。
とにかく、忙しそう、駆け引きが局面って感じ?
青年商人「ワルツの調べを止めさせはしない」
貴族子弟から商人子弟に手紙が届き、聖王都の様子が報告される。
聖王都では小麦を中心に穀物類が急騰、その影響で豆やクルミまで
値上がりし始めた。それに対して、領主が定価販売を義務づけた為に
穀物商やパン屋が破産を恐れて店を開けない自体にまで発展しているという
一方で領主や貴族は特殊なやり方で金を貯め込んでいるとか…
特殊なやり方??
商人子弟はすぐに冬寂王にその事を報告。
このままでは、まだ価格の上昇の影響が及んでいない南部諸王国に
大量の物資の調達をしにやってきて、それに巻き込まれると南部
諸王国の経済も破綻してしまうということだった。対処方法は小麦を
中心に南部3国から外に物が出て行く場合、小麦でも馬鈴薯でも
荷馬車一台につき金貨10枚の関税をかける… この関税を
かけなければ南部3国の食料はすべて中央に買い上げられ、冬に
飢える事になると商人子弟は言う。
夜…
青年商人の元を、なんと火竜公女が一人で訪れた。
火竜公女は通りすがりの魔法使いに探知魔法をかけてもらい、
青年商人の居場所を探り当てたという。
って、探知魔法かけたの女魔法使いじゃないのw
火竜公女が青年商人を訪れた理由は塩の買い付けだった。
青年商人は火竜公女を見て、彼女の存在が勇者が言っていた
"損得では割り切れないもの"に繋がるかもしれないと言い出す。
青年商人「わたしたちは知らなすぎるのではないでしょうか?」
火竜公女「何を?」
青年商人「おそらく…互いを」
ど、どういう意味??
メイド長の昔の姿…
若さを感じるw
コスプレメイドみたいだもの
昔の魔王の姿…
魔王になる前の魔王!
ツインテ(゚∀゚)キタコレ!!
可愛い格好してるじゃないのーまたこんな服装してもらいたい
どうやらメイド長は魔王が魔王になる事に反対だったらしい。
魔王になるには冥府宮とやらに入って歴代魔王に心も体も
汚染されるとかなんとかで、確かになんか聞こえがよくない。
ただ、魔王自身はそれに関してそんなに悪い風にとってない様子だった。
魔王になる理由、それは彼女が自分の運命に出会いたい為だった。
魔王は勇者が生まれた時から彼が勇者になりいずれ魔王を殺しに
やってくる事を知っていて、その頃から勇者に会いたかったと
いうことだった。って、魔王って…というか魔族ってやっぱり
人間とは年の取り方が違うんですね。魔王さん今何歳なのよw
関税を決定した事によって冬の国には宣戦布告と、教会からは
破門状が送られてきた。物価の上昇がそれだけ中央を苦しめて
いるという事だが、開戦は10日後と指定してあった。
勇者はこんなものは魔王が目指したものではないと戦争に対して難色を示す。
なんでこんな時に魔王がいないんだと勇者は暫く考え、勇者は
戦になったらどれくらいなら味方にも中央の軍にも犠牲を出さずに
戦えるか?と冬寂王に訊く。冬寂王は雪が降れば引き延ばしが
できる、引き受けようと言ってくる。引き受ける?? 何、
冬寂王は雪を降らす事ができるの?w いや、どっかから雪もって
来るってことかな。
今回はこんな感じでした
魔王がなかなか戻ってこない!回想でしか魔王が出てこない。
冥府宮で横たわっていた魔王の姿は現在の魔王の姿かな?
今、冥府宮に入って魔王がやってることって、歴代魔王に汚染
されるっていう儀式なのか? それにしても随分長い間だな…
汚染される事によって、魔王が魔王でなくなってしまう可能性が
あって、だから、メイド長になんかあったら殺してくれみたいな
事言っていたわけだ。
それにしても、まさか、魔王が勇者が生まれた時から目をつけて
いたとは…w 魔王は年をとらないんですかね? 魔族の
年の取り方はどうなってるんでしょ。
青年商人がやろうとしている事がよくわからないのだが、いったい
何が目的であんな事をしているんだろうか…?
あと、蒼魔族の事がちょっと不安ですね、血の気が多そうというか
なんか企んでるっぽい?
火竜公女は勇者の事が好きなんだろうけど、青年商人とも
いい感じに見えてしまった? そういう展開ってありうる?いやないかw
前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
#2 「わたしたちをニンゲンにしてください」
#3 「いままでどこほっつき歩いていたのよ!」
#4 「そんなことになったら勇者に噛みついてやる!」
#5 「魔王っていい匂いだな」「勇者の腕の中はほっとする」
#6 「お帰りなさい、勇者!」「ああ、爺さん…ただいまだ!」
#7 「すぐに戻れる、すぐにまた会えるさ」
#8 「剣を取って、我が主」
#9 「わたしは“人間”だからっ」