僕は友達が少ないNEXT 第10話 残念王と笑えない話 レビュー [アニメ]
私は盗作をしました
と、書かれたプラカードを首からぶら下げて隣人部のみんなの
前で正座をさせられている夜空。なんでこんな事をしたのかと
理科に問いつめられると、「お前らバカだからマイナーな邦画なら
パクってもバレないと思いました」と言った… ええええ…
お前らバカだからって、ドイヒーすぎるぞ。
理科に怒られ「ゴメンナサイでした…」と小さく謝る夜空。
声が小さい!!と突っ込まれるかと思ったけど、それはなかった。
撮影はどうするのか?という話になったが、なんと、星奈が夜空の
脚本がダメになった時の為にと脚本を密かに完成させており
皆、星奈を褒め称える…
「んふ ねえねえ夜空ぁ~あんた今どんな気持ちぃ?
パクりがバレて脚本の担当をあたしに奪われちゃって
オワコン夜空ちゃんは今どんな気持ちなのかしら~!?」
星奈、容赦ねぇ!
いや、でも、今までの事を考えたら、これくらい…。
「やーい!やーい!」
子供かっ!
星奈は思いっきり夜空をバカにした後、急に真面目な
表情になって夜空に言う。
「夜空、この失態はあんたのお芝居で挽回しなさい」
こういう所が、夜空と星奈の違いだよな。
夜空だったら、こんなに真面目にフォローなんて入れないだろう。
翌日から星奈の脚本で映画作りが再スタート
夜空さんは大胆衣装で自分の役をこなす…もちろんこんな衣装
夜空は嫌々なのだが、パクりの事を持ち出されるとグーのねも
出ないので、渋々、星奈の言うとおりに演技をしていた。
星奈の脚本には最初の会議の時にみんなが要望した要素が全部
盛り込まれており、小鷹は「これはこれで自主映画っぽいか」と
心の中で思う。
理科の理科室に機材を運ぶ手伝いをする小鷹。
そういえば、理科と二人きりで廊下を歩くなんて初めてだな
なんて思って理科の顔を見る小鷹。理科室に入るのは、理科と
初めて会ったとき以来…
「あれからもう随分経ったよなぁ…」
と小鷹が呟くと、今日で122日と8時間37分だという理科。
よく覚えているなあ…と思ったけど、天才の理科にとっては
造作もない事なのかな?と思ったり。あと、それだけ、理科に
とって小鷹と出会った事は嬉しい出来事だったのかな…
撮影済みのシーンに理科がエフェクトを付けたものを一緒に
見る小鷹、それはかなり立派な特殊効果が施されており、小鷹は
「お前すごいな…」と驚きの声をあげる。大変だったんじゃ
ないかと訊くと、それなりの苦労はあったという。
しかし、それは理科にとって負担というものではなく、同年代の
人達と一緒に何かを作るにおが初めてなので楽しい事。
理科がそう言ってニッコリ微笑むと、その笑顔を見て小鷹は
ちょっと赤面した。 ふと横を見ると写真資料と書かれた分厚い
ファイルの中に隣人部部員の写真資料もあった。中を見せて
もらうと、そこには隣人部部室内等で隠し撮りされた隣人部部員の
写真が沢山ファイルしてあった。星奈のような変態…かと
思ったら、これはなんと以前やったロマンシング佐賀のゲームで
隣人部部員のCGモデルを作る為に収集したものだという!
みんなであのゲームをやる為に、そんな事までしていたのか理科…
小鷹は部屋を去る時、ゲームをやった後に理科が言っていた言葉を思い出す…
「そうですか?理科は楽しかったですよ。みんなでゲームを
やるというのは初めてでしたが、とても楽しかったです」
この笑顔は、さっき同年代の人達と一緒に何かを作れるのは
楽しいと言った時と同じ笑顔だ!
俺達隣人部の中で一番真面目に友達をつくろうとしてるのは
こいつなのかもしれないな… と心の中で思う小鷹。
っていうか、小鷹は真面目に友達をつくろうとしていないのか?w
中等部の学園祭の日がやってきた!!
隣人部はみんなで小鳩の映画を見にいく。
中等部の勝手が分からないので星奈に訊くと、星奈は聖クロニカの
中等部には通ってなく、外の公立から受験して聖クロニカに入った
そうだ。星奈にとってはそんな昔の話はどうでもよく、早く小鳩の
映画を上映する視聴覚室を捜さねばという、そっちのが大切。
しかし、理事長の娘の星奈がなんで中等部は他の所だったんだろうね?
視聴覚室の場所は無事発見、
星奈は一番前に陣取って見ている。
映画開始前のアナウンス…
それでは小鳩様のお姿をじっくりとご堪能ください
小鳩様!?
映画のタイトルは「小鳩姫」、内容はタイトルそのまま小鳩が姫、
かぐや姫をモチーフにしたファンタジーでモノクロ映画だった。
映画を見た小鷹の感想… 「俺達の映画…負けてるな」
映画が終わった後、小鷹達が廊下で話していると、小鳩が
クラスメイト達と出てきた。小鳩はクラスメイト達から小鳩様と
呼ばれており、男女を問わず慕われている様子。しかし、当の
小鳩はなんか機嫌が悪そう…。星奈は小鳩の姿を見つけると
「こ・ば・とちゃ~ん」と駆け寄り、思いっきり抱きしめ
オッパイに小鳩を押しつけるw
「小鳩ちゃん可愛い小鳩ちゃんマジ天使小鳩ちゃんマジ小鳩姫
ああんもう好き好き小鳩ちゃんクンカクンカスーハースーハー」
変態w
クラスメイト達からも大評判だったが、小鳩は照れなのか
教室に逃げ込んでしまった。小鳩のクラスメイトの女子は小鷹と
話し、小鷹は小鳩が中等部で人気者だという事を知る。ただ、
小鳩自身は、みんなに好き好き言われるば言われるほど引いてしまう
そうで… でも、そんな所もひっくるめてみんなは小鳩が好きなの
だという。それを聞いた理科は…
「本気にしない…押せば押すほど引いちゃう…ふむ…さすが兄妹ですね…」
小鷹「え?なんだって?」
出たw え?なんだって?
小鷹が難聴っぷりを発揮すると、理科はガッカリしたような
顔をして去っていった。そして、もう1人、沈んだ様子なのは
マリア。マリアは小さく「楽しくないのだ…」と呟く…
あら、マリア、どうした。小鳩が人気者だという事が寂しいのかな?
部室に戻ってもマリアは元気がなかったが、小鳩がいつもの
服で、いつもの様子で部室に現れると、一気に元気を取り戻した。
そっか、マリアは小鳩がなんか遠くにいってしまうような感覚だった
のかな? とにかく、元気になってよかったわ。二人がギャアギャア
やってる姿がこの上なく微笑ましい。
後日…今度は体育祭。
生徒会長が壇上で開会式の挨拶を行い、体育祭が始まるが
夜空はもう帰りたそうだった。それというのも、壇上で挨拶してた
生徒会長の日高日向(CV:日笠陽子)が真のリア充で、彼女こそが
唯一無二のリア充界の頂点、いわば「リア王」の名にふさわしい人物だという。
手前のパンツラインモロの女子が生徒会長
どういうパンツはいてるんだ…
夜空が日高会長をリア王と呼ぶのは、日高会長の人生が
シェイクスピアのリア王のようなバッドエンドになりますように
という願いを込めてだという。ええええ…ドイヒーすぎるぞ夜空。
ますますダメダメな思考になってきてるな。夜空はリア充の話を
しただけで気分が悪くなり、保健室へ向かった。
夜空が去った後、小鷹がふと見上げると、屋上に一人でいる理科の
姿が見えたので、屋上に向かう。理科は体育祭に出ないのに、赤い
ブルマの体育着姿だった。理科が目の下にクマをつくって徹夜で
作業していたことを知った小鷹が「頑張ってくれてありがとな」と
言うと、赤面する理科。と、ここらへんまではいつもの二人の
やりとりという感じだったが、星奈の競技が始まって、星奈が
走っている姿を見た理科が「星奈先輩のことどう思ってるんですか?」
と言った時から、様子が一変していく…
「べつにどうって、ただの部活仲間だよ」
「許嫁なのに?」
「それはもう終わった話だろ」
「ふーん…」
「星奈先輩にとってはそうでもないみたいですケド」
「え?なんだって?」
小鷹のお約束の「え?なんだって?」が出た所で、理科は
キッと小鷹の方を見た。そして呟く…
「寂しがりやのくせに、他人に素直な好意を向けられるのは怖い」
「気づかないフリをする。聞こえないフリをする」
「逃げる。茶化す。誤魔化す。拒絶する」
「自分は好かれてなどいないのだと、自分の心にさえ嘘をつく」
小鷹「あー、小鳩のことか?あいつ、昔から人見知りなんだったからなぁ」
うわわっ 小鷹、かなり苦しい事言ってるぞ…
理科はそんな小鷹に更に呟いた。
「なんだって?」じゃねえよ、ばーか…
これを言った後、理科は優しい顔に戻り、更に小鷹に言う。
「先輩が望むなら、理科はこれからもこれまで通りのキャラクターを
通しますけど、でもね、小鷹先輩…
もうそろそろ、先に進んでもいいんじゃないかな? だって…」
小鷹「やめろ!!」
今までの小鷹からは信じられないような声を小鷹はあげた。
あとは沈黙、そして、小鷹は「俺はもう行くから」と静かに
屋上をあとにしようとした。理科はそんな小鷹の背中に向かって言う。
「だって理科達はもう…理科達はもう○○じゃないですか」
この理科の言葉に、小鷹はもちろん例の言葉で返す…
「え?なんだって?」
(゚∀゚)ワロタw
屋上のドアを閉め、階段を一人下る小鷹は思う…
風に消えた言葉がなんだったのか、俺は本当は知っていた
本当はもう、とっくに気づいていたんだ
今回はこんな感じでした
ついに大詰めな場面来ちゃいましたね~
当時話題になっていた、小鷹の難聴が全部フェイクだったという事実。
それにしても、あそこまで理科に言われて、それでも
「え?なんだって?」で返しちゃう小鷹、もう、なんというか呆れる
というか… 理科も半ば呆れ加減な感じだもんねえ。
で、予告の時に「え?なんだって?」言いまくっててワロタ。
木村良平のツイッターでも「え?なんだって?」って言ってたしw
とにかく「え?なんだって?」の嵐だったな今回は。
あんな風に理科と色々あっては、この後、理科と顔合わせづらそう…
小鷹はどうするんだろうねえ。理科は今までのようにおちゃらけ
キャラで元通りなんだろうけど、なんかそれじゃマズイよねえ。
小鷹君は「え?なんだって」から脱却できるのだろうか。
最後の方の理科と小鷹のやりとりのインパクトが強すぎて
夜空さんのパクり騒動とか、忘れてしまうほどだった。
夜空さん、パクった後は、星奈に言われた通り、あのコスチュームで
頑張っているようだったね~。あのコスチューム、かなり
恥ずかしいぞ…w
生徒会長が清々しい美人で今後はどうやって関わってくるのか
楽しみでもあるけど、もう残り話数は2話しかない…。生徒会長が
関わってくる所までやるといいけど…。
そおいえば、ホワイトデーの時、公式トップがペガサスの裸だった…
どういう事…w
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 やはり俺 の青春はまちがっている
第2話 ホモゲ部
第3話 俺の妹た ちがこんなに可愛い
第4話 この中に 1人、男がいる!
第5話 そんな遊 びはいけません! 〜君がいると世界観が乱れる〜
第6話 奇行少女 は傷つかない
第7話 お兄ちゃ んだけど愛さえあれば妹が増えても関係ないよねっ
第8話 俺の幼なじみが修羅場すぎる
第9話 迷い猫オーバーヒート
漫画・アニメアンテナ
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