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回想…
教会の異端審問執行官として、裏稼業を引き受けていたような
感じだった鈴乃。各所をまわって人間側の権力者の粛正を
実行し続けていた。
まず毒を盛って粛正対象をほぼ殺した後に、生き残った者を
大槌を使ってスマッシュするという殺人方法
デスサイズ使わないのか…ｗ
魔王軍を相手に教会騎士団と連合騎士団が一枚岩になれないのは
教会側にも責任があると疑問を持ち、オルバにその疑問を
ぶつけてみたが、オルバは鈴乃に「執行官として自分の責務を
まっとうすればそれでいい」と言うだけであった。
まあ、オルバ自身が悪いヤツだったわけだからなあ…そんな人に
訊いてみても、ろくな答えが返ってくるわけがない。
そして現在…
鈴乃は笹塚の魔王城の隣の部屋で
「結局、世界を救ったのは我々でなく勇者だ…」
と呟く。こりゃ、自分のやってきた事はいったい
なんだったのかと、ますます思っちゃうよな…。
魔王城…
引き続き大変な状態
ちーちゃんが手伝いに来てくれた。
漆原は恵美のバッグに発信機を忍ばせており
恵美がやってきた事も把握。漆原、やるな…！！
しかし、恵美が訪れたのは魔王城ではなく、鈴乃の家だった。
魔王城だけでは荷物の整理が無理なので、鈴乃の部屋でも
荷物整理をする事になり、結局、恵美や鈴乃も手伝う羽目に。
恵美が「鈴乃の様子を見に来た」って言った時に、鈴乃は
なんで恵美に様子を見に来られなきゃいかんのだとか言ってたな。
この前から、鈴乃の恵美に対するぎこちない態度みたいなのは
「結局、世界を救ったのは我々でなく勇者だ…」
と鈴乃が言っていた事からも、今まで自分がやってきた事が
役に立っていなかったという思いから来る、恵美への対抗心
みたいなものなんだろう…。複雑な胸の内だな…。
水着…
ミキティがハワイから送ってきた水着…
千穂「この水着はちょっと可愛い～」
恵美「ほんとだ～私、買っちゃおうかな～？」
漆原「サイズ的に無理」
ハワイからはスパムやグアバジュースなどの食品も
送られてきており、それらはみんなで食べて下さいと
メモが添えられていた。あら、助かるじゃない。
夏祭りのバザー会場に商品の陳列を終えて、真奥はバイトへ。
千穂、恵美、鈴乃は祭会場に残ったが、鈴乃の前には
猿江が現れ、魔王が魔力を取り戻さないうちに、早く魔王を
殺せと指示してくる。迷っている様子の鈴乃に
「今更何を迷う。これまでもお前は散々その手を血に染めてきたのに」
と言い放つ猿江。
魔王軍を倒した後のエンテ・イスラの教会？の偉い人達の
話し合いみたいなのが出てたけど、上層部、かなり腐ってるわ…。
鈴乃はそんな話し合いの様子を影から伺って、彼らが何を
考えているのかを知って、余計に自分のしてきた事に対しての
自責の念にかられていたようだ…。
で、なんか違うって思いながらも、なんで猿江の指示通りに
魔王を殺そうと決めちゃうわけ？？
芦屋…
苦しいらしくうめき声が酷いｗ
あまりのうるささに漆原は救急車を呼ぶ事に。
とにかく病院に運ばれてよかったよ。
祭会場からの帰り道、鈴乃は千穂に真奥にはもう近付くなと
言ってくる。千穂は鈴乃もエンテ・イスラの人間だという事を
知り、鈴乃は魔王はやはり殺すべきだと恵美に告げる。
やっぱり七夕の飾りつけをした時のあれは、真奥が無意識に
魔力を使っていた為らしい。あんな感じで、真奥がマグロナルドの
バイトとして力をつけ、いずれは世界征服をするのではないかと
言う鈴乃に対して、恵美は「有り得ないわ」とキッパリ言う。
おお、恵美が正論だｗ
それにしても鈴乃、頭堅いなあ…自分のやってきた事が無駄な事だったと
思いたくないのはわかるが、なんか間違ってないか？と
感じているんだったら、やめればいいのに…。
しかも、魔王を殺害した上で、エンテ・イスラの痕跡を消す為に
千穂の記憶を抹消するとかまで言ってきた。
千穂は怒りに震る。
「いやです…そんなの絶対にダメです！！私、忘れたくない。
真奥さんの事、遊佐さんの事、芦屋さんに鈴乃さん、
いちよう漆原さんだって… せっかく友達になっていっぱい
楽しい時間を過ごして… なのに全部エンテ・イスラの都合で
忘れさせるなんてあんまりじゃないですか！」
そうだそうだ！記憶を消すとかやっていい事ではないぞ。
鈴乃は、千穂を利用するのも魔王の策略の一つだとかまで
言ってくる…って、そんな事を魔王が思ってるわけないじゃん。
鈴乃の目は節穴か…！
「どうしてそんな酷い事を言うんですか…
真面目に働いているのに…優しい人なのに…
なんで、そんな事を…」
(；´Д`)ちーちゃん泣かした…
鈴乃はなぜ真実を見ようとしないのだ。今まで魔王達と
接してきて、魔王が無害だという事がわかってるはずなのに。
鈴乃と千穂の言い争いは平行線。鈴乃はとにかく魔王の事を
認めたくない感じなだけなので、千穂の方が正論…
グヌヌ…ｗ
と、ここで、恵美が二人の言い争いを止め、鈴乃に言う。
「私が目指した平和はみんなが笑顔でいられる世界よ。
友達を泣かせた事実に目をつむる…そんな平和の為に私は
戦ってきたんじゃない。その為に何かを犠牲にするような
結末を迎えるつもりはないわ」
おおっ恵美がいい事言ってるｗ
鈴乃にとってはこの言葉、けっこう痛いよな…
「払わなければいけない犠牲は確かにあるんだ！！」
この後、鈴乃は一人で去っていった…
恵美と千穂は二人で帰っていく。
千穂は鈴乃に言い過ぎたとションボリ… いや、言い過ぎじゃ
ないよ、あれくらい言わないと。まあ、言っても、わかって
もらえなかったけど…。すると、突然、猿江が二人を襲撃…
見えた！！
恵美は聖剣を取り出して戦うが、猿江の堕天の邪眼光によって
聖法気を打ち消され、気絶、鈴乃も現れ、千穂を気絶させてしまう。
やっぱり、猿江のサングラスはペイントボールの跡を
隠す為だったのねｗ こんなでっかいオレンジの跡、あの
サングラスでよく全部隠せてたな…
千穂は気絶させられる前に真奥に助けを求めようと連絡を
したが、真奥は電話に出る事ができず… 真奥が千穂からの
着信に気付いた時、千穂の母から、まだ千穂が帰らないとの
連絡が入る。異変に気付いた真奥が漆原に電話をすると、漆原は
センタッキーには猿江三月なんて社員は存在しないと言う。
恵美につけていた発信機を調べるように言うと、恵美ではなく
鈴乃がものすごい勢いで都庁に移動している事が判明…
ん？？ どういう事？鈴乃にも発信機付けてたの？
真奥はデッキブラシを持ってマグロナルドを飛び出し、デュラハン号で
都庁へ向かう。芦屋は入院、ン？同じ病院にオルバも入院中なの？？
警察が監視してるっぽかったが、警察が病室のドアを閉めると目を
開けるオルバ…
今回はこんな感じでした
鈴乃が…思ったよりも頭が堅かった… 頑固なのか？
自分が今までやってきた事が間違っているのでは？と思いながらも
まだ続けようとするのが、頑固だよなあ…。迷っているなら
立ち止まって、もっとよく考えて見極めればいいのに。
なぜ、猿江と手を組むような事をするのだ。
今回、勇者が初めていい事を言っていたような気がしたよ…ｗ
猿江の天使姿がベタな天使な格好でちょっとワロタ。
月桂樹の冠みたいのまでしてたよ？
芦屋は入院しちゃったけど、これで少しは良くなるのだろうか。
オルバがすでに入院中だったけど、目を覚まして、なんか
また良くない事を画策しそうだな…。
鈴乃と猿江は恵美と千穂を拉致して何をするつもりなんだろうか。
何をするって、魔王をおびき出して殺害するつもりか…。
猿江は恵美の聖剣狙ってそうだけど。結局、鈴乃は猿江に
利用されちゃってるような感じだよなあ。それじゃ、今までと
何も変わらないのに…。
残すところ、あと２話。
気が早いかもしれないけど、２期あるといいな…。
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 魔王、笹塚に立つ
第2話 勇者、仕事優先で魔王城に泊まる
第3話 魔王、新宿で後輩とデートする
第4話 勇者、心の温かさに触れる
第5話 魔王と勇者、笹塚を救うのか
第6話 魔王、学校の階段を昇る
第7話 魔王、近所付き合いで家計を助けられる
第8話 勇者、修羅場に突入する
第9話 勇者、修羅場を経験する
第10話 魔王と勇者、いつもと違った日常を過ごす