変態王子と笑わない猫。 第9話 幸福な王子 レビュー

突然現れた謎の少女・エマヌエーラ
どうやら彼女は横寺陽人と縁があるようだが、当の陽人は
その時の記憶が欠如しているようだ…
って、また陽人の記憶問題かっ

学校がイタリアになって制服が水着になった…
エミはいったい何の為に猫神にこんな事をお願いしたんだ？

謎は深まるばかりである。
翌日、ポン太の妹になるという願いはキャンセル
されたらしく、ポン太は居なくなってしまったウサギの
弥次さんを探していた。ポン太君

　


学校に行くと、学校はイタリアもどきのままで、女生徒は
まだ全員水着。陽人が黄昏れていると、制服を着た小豆梓が
前を通る。陽人と目が合うと、小豆梓はその場から逃走。
陽人は小豆梓を追いかけて、体育倉庫で小豆梓を捕まえる。
小豆梓につくしとの事は誤解だと説明し、元のように仲良く
できないかと言うと、小豆梓は「仲直りの誠意を見せてくれたら
元通りに戻ってもいいわ」と言ってくる。

陽人「誠意って？」
小豆「例えば…王子様が優しくお姫様とキス…」

なんて、大胆な事を言ってみた小豆梓だが、すぐに言った
事を訂正して、握手で仲直りする二人。
陽人が小豆梓にポン太の弥次さんの事を相談すると、近所の
犬たちに訊いてみるとか、不可思議な事を言う小豆梓。
で、なんで、陽人は弥次さんの事を小豆梓に相談したんだ？？ｗ
明らかに梓の様子がおかしい。去っていくとき、小豆梓は…
「またね、横寺君」
と言って去っていった。
「横寺君」なんて今まで使ったことない言葉だな…
どうしちゃったの、小豆梓！


月子の絵…

上手い！

月子の歌声…
「つーちゃんの歌はラフレシア！」

エミ曰く、スペシャルサイケデリック音痴
やはり感情が表に出せない為に抑揚がない感じだからか？ｗ


対立する月子とエミは運動で勝負を…

月子「ゴボゴボゴボゴボ…」
月子はゴボゴボいってるし、エミは浮き輪使い…
勝負にならんｗ

プールが青の洞窟に直結してるｗ

すごいプールだよ…

月子とのプール勝負に満足したエミは
「みんなのプール気分取り消し！」
と願いをキャンセル。それと同時に女生徒の水着が消失…

Oh....


Oh....


隠し方ｗｗ
それにしても、陽人が月子の裸見るのこれで何度目よ？


陽人は満足したようなエミに全部の願いをキャンセルしてくれと
改めてお願いをする。すると、エミは体育祭の日に陽人が遊んで
くれたら"諦める"と言ってくる。陽人はエミが何を諦めると
言っているのか理解できず、諦めるって何を？と訊くが、エミは
答えず…　その夜、弥次さんが見つかったとポン太から電話があり
小豆梓が見つけた弥次さんをエミが届けてくれたという事だった。
ポン太はエミの事を知っており、またしても陽人の記憶欠如が判明…
「なんで僕は覚えてないんだ…？」



記憶欠如の為に陽人はエミの神経を逆なでするような事を
言ってしまう。エミが言っていた仲良くしていたお兄ちゃんと
いうのは陽人の事なんだろうけど、陽人はエミと仲良くしていた
記憶がないので、そのお兄ちゃんを一緒に捜してあげるとエミに
申し出る。怒ったエミは今までの願いを全部キャンセル。
しかし、学校はイタリア化したまま、その上、イタリアっぽい
校舎を見たイタリアの学校関係者が姉妹提携に妙に乗り気になり
つくしが交換留学１号生としてイタリアに行かねばならない事態に
なってしまう。つくしは何度もイタリアへの願いはキャンセル
しているので、これはつくしの願いではない…


事件勃発…
エミが校舎の高い場所に座って、見るからに危険な感じに
なり、大騒ぎになってしまう。教師達がその場所に行こうと
しても、行く方法が見つからない。すると、小豆梓が陽人を
エミの所まで通じる隠し通路に案内…
「貴方の求める事なら、なんでもしてあげるわよ…横寺くん」

なんか怖い…明らかに小豆梓じゃない。
笑う口元が…猫神！


屋上でエミと話した陽人はエミとの事を思い出しそうになったが
ハッキリとは思い出せない。そんな陽人の姿を見てエミは言う…

「ねえあんたさ、忘れてるのは私だけなの？
　もっと他に昔の大事な事とか忘れてない？
　例えば、100%の笑い方をする女の子とか…」

100%の笑い方をする女の子？？

陽人「100%？エミが猫神に祈ったんじゃなくて？」
エミ「違うっつの。あれはあんたの好きだった女の子から笑顔を
　　　借りてきてるって、アイツに聞いたから」

陽人「好きだった子…」

その時陽人の脳裏に浮かんだのは月夜に猫のお面を
かぶって立つ少女の姿…　月子じゃないですか。陽人は
その少女が月子だと気付いていない…というか覚えていない
ようだけど。


小豆梓…
屋上に小豆梓が現れる。その言動に陽人は小豆梓が小豆梓で
ない事に気付き、正体を問いただすと、小豆梓に取り憑いて
いる猫神が梓の口を使って語り出す…

この景色（イタリア風校舎）は君（エミ）の願いであって
君の願いではない。これは横寺君の願いだ。
横寺君の願いがまず君を引き寄せ、引き寄せられた君は
校舎をイタリア化する。そして筒隠つくしは交換留学生となり
めでたくイタリアへ。つまり君は横寺君の願いを叶える為の
二段構えの道具なのさ。

陽人「待ってくれ、なんで僕が…」

ああそうか…覚えていないのか。
それがなぜだが君には分からない。
君は何年も前に祈ったんだ。
大きくなった筒隠つくしがイタリアに行けるようにとね。

陽人「そんな…」

疑うなら取り消しと言ってみるがいい。
ついでに引き寄せられた道具を消すけれどね。


な…なんかよくわからんが、横寺陽人はずっと前に
筒隠つくしがイタリアに行けるようにと願ったとな？？
で、その事を当の陽人は全然憶えてないと。ってことは、陽人は
何年も前から、月子以外につくしの事も知っていたんだ？

エミはたまらず「あんたなんかどっかいっちゃえ！」と
猫神に叫んでしまう。猫神はそれを祈りと受け止め、小豆梓と共に
逝くと言い出し、もしそれを止めたいのなら、横寺陽人が願いを
キャンセルし誠意を見せるべきだと言う。猫神が道具って言ってるのは
エミの事なの？　エミって実在してる人間じゃなくて、願いから
生み出された人間って事なの？　

誠意と言われて、陽人の脳裏をよぎったのは…
「例えば…王子様が優しくお姫様とキス…」
という小豆梓の言葉。陽人は猫神の要求を呑み、願いを
キャンセルし、小豆梓にキスをした。

キスｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!



学校はすっかり元通りになり、体育祭が無事行われる…

なんかﾜﾛﾀｗ　つくしが可愛すぎる

エミは消えずに済んだ。でも、エミって、こうなると何処の娘なの？
キスの事で小豆梓は恥ずかしくて陽人の前には出てこられない状態だが
元の小豆梓に戻ったようだ…　



今回はこんな感じでした。
なんかよくわからなかったんですけど、つまりは、全部陽人が
原因という事だったんですかね？？　エミって、陽人の願いに
よって作り出された人間なの？　そこらへんもハッキリわからなかった。
陽人の記憶が欠如しちゃってる部分でなんかあったっぽいが、月子
絡みというのは間違いない…　エミが言っていた100%の笑い方をする女の子
は月子の事なんだろう。陽人が願った事はまだありそう？
陽人の記憶欠如も、猫神絡みっぽいが、そこらへんが、
何なのか、全然わからんｗ　今回の事も、何か色々とハッキリ
しないというか…　不思議な感じだった。
キスで、猫神はどっかにふっとんでしまったんですかね。
猫神、けっこう悪さするというか、危険な神だよな…迂闊に
お願いとかしちゃうと、どうなるかわからないから怖いわ。
一回なんか願っちゃうと、ある程度もとに戻すのに、かなり苦労するよね…

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 変態さんと笑わない猫
第2話 妖精さんは怒らない
第3話 哀しむ前に声を出せ
第4話 気楽な王の斃し方
第5話 さよならマイホーム
第6話 ようこそマイフレンド
第7話 いつかはマイファミリー

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