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なんともいえない表情だ…
その後、無表情で施設を破壊していく美琴…
普段の美琴からは本当に想像できない表情で
その心情を考えると辛い・・・・。
本屋を出た後、ミサカ妹の姿がないので、近くの路地から
何か気配を感じた上条さんは路地の中へ。
ここが、上条さんがミサカ妹の死体を目撃してしまう
シーンに繋がってると思うと鳥肌立つよぉおお。
あれは衝撃のシーンだからな…
路地に入ったもののこれといった変わった事がなく
引き返そうとすると、道路に無数に散らばる壊れた瓶の
欠片にミサカ妹の靴らしきローファーが落ちている。
続いて銃声まで聞こえてきたので、上条さんは銃声の
する方向へと路地の奥へと進んでいく…
美琴はすべて潰せばいいと、施設を破壊しつくして
いくが、もしそれによって"いつか"妹達を救う事ができる
日がやってきたとしても、その時までにあと何人妹達が
死ぬのか…？と心の中でもう１人の自分が語りかける。
先が見えない戦いに絶望しかけてる状況だ…。
ならどうすればいいってのよ！？
計画を！今、すぐに、中止に追い込む
どんな方法があるっていうのよッ
絶叫する美琴。
あわわ…すぐ真横のモニターにＬＩＶＥでミサカ妹の様子が…。
美琴はモニターに気付き、ミサカ妹が殺されていく
様子を目の当たりにする…
血液の向きを逆流させると人間の体はどうなっちまうでしょうか？
ひぇえええ
なんか指突っ込んでるぅう
モニターに血が飛び散り、美琴はそれをすべて目撃した。
絶望しかけている時に追い打ちをかけるような光景に
美琴は泣き崩れる。
一方通行…
施設内で初めての実験が行われた時の様子…
最初の実験で一方通行はミサカ妹を殺すまでが実験だという事を
知らなかった。そんな彼に、研究者の男が目標であるミサカ妹を
殺すまでが実験だと言い、最終的に弾丸が反射されてミサカ妹は
死に至った。 研究者の男は、「相手は薬品とタンパク質で合成
されたただの人形だから遠慮はするな」と言い放った。
その時の研究者の薄ら笑いを浮かべた顔が嫌すぎる…
一方通行だって「人を殺すなんて聞いてないよ！」と
心の奥底では思っていたに違いない。
最初の実験でミサカ妹が死ぬ間際に呟いていた言葉が悲しい…
暗い…深い…海の底に沈むような…
これが「死」です…か と ミサカは…
死の間際まで、いつもの口調なのが悲しい。
死の感覚みたいなのもミサカネットワークで共有されて
いくんだよね？？ それを考えると更に怖ろしい…
ミサカ妹の死体を発見してしまった上条さんはアンチスキルを
呼び、現場まで連れて行くが、再び現場に戻ると、そこにあった
すべての痕跡は消えていた。アンチスキルが居なくなった後
現れた妹達と話し、彼女達を目撃した上条当麻は、御坂美琴が
抱えている闇の一部を知り、真相を確かめる為、御坂美琴に会いに
常盤台の寮に行く。
研究施設で項垂れていた美琴は、当初の予測演算が
"超電磁砲を128回殺害する事でレベル6に進化(シフト)する"
というものだった事を思い出し、呟く…
そっか…そうすればいいんだ…
今回はこんな感じでした
ここらへんになると、一気に禁書と話がクロスしてきて
あの時、裏では美琴にこんな事がおきていたのか…と色々と
感慨深いです。思い出せば、上条さんが、ミサカ妹の死体を
発見する場面は禁書ではショッキング場面だったよな…。
樹形図の設計者がすでになくなっている事を知った後の
美琴の絶望感が凄くて、このままじゃ、美琴が精神的に
壊れてしまう…という感じですよね。実際、施設を破壊
していく彼女の姿は狂気じみていた。その上、LIVE中継で
ミサカ妹が惨殺される姿なんか見てしまったら、狂わない
方がおかしい。
一方通行、１００００人位殺しちゃってたら、そりゃ
殺す事に慣れてしまうよね、その上研究者からは人形だから
遠慮するなって言われてれば、そう割り切ってやってるんだろう。
彼もある意味、この実験の犠牲者みたいなものだな…。
前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 超電磁砲（レールガン）
#2 寿命中断（クリティカル）
#3 超電磁砲量産計画（レディオノイズけいかく）
#4 妹達（シスターズ）
#5 絶対能力進化計画（レベル6シフトけいかく）
#6 あたし…みんなのこと見えてるから
#7 お姉さまの力になりたいですの
#8 Item（アイテム）
#9 能力追跡（AIMストーカー）
#10 原子崩し（メルトダウナー）
#11 自動販売機
#12 樹形図の設計者（ツリーダイアグラム）