まおゆう魔王勇者 #6 「お帰りなさい、勇者!」「ああ、爺さん…ただいまだ!」 レビュー [アニメ]
戦争ってなんなのでしょう?
なぜ起きるのですか?
なぜ終わらないのですか?
メイド姉の質問…
戦争は出会いの一部で、知り合う為の過程の一形態だと
魔王は答える。戦争って何?的な話って、終わらない議論と
いうか、答えが一つじゃないというか…魔王の答えもかなり
漠然とした感じだった。っていうか、なんでそんな回りくどい
言い方でいつも解説するんだろうか。一般常識みたいなのを
あえて大げさに小難しく説明してる感が…w
戦争はいずれ卒業する為に必要…
逆説的だが、そういう事象もありうるのだと思う
最初から大人として生を受けることが出来ないようにな
魔王は旅支度を調え、今から極光島の方へ向かうらしい。
勇者は開門都市で工作活動中… 羽妖精たちを使って
あちこちで聖鍵遠征軍の兵士達に幻を見せて怖がらせ
夢魔鶫に聖鍵遠征軍の司令本部に夢の回廊を作らせ
毎晩の悪夢で震え上がらせる等の工作をしていた。
羽妖精ちゃん達が可愛い(CV:水原薫)
シルちゅわんキタ――(゚∀゚)――!!
聖鍵遠征軍の司令官(CV:大塚芳忠)は怖ろしい夢を見て目覚める。
すると部下から死霊騎士がまた出て、兵士達の中には魔族の呪いだと
帰国申請を出している者がいるという報告が入る。
帰りたいと言う者には酒や金、魔族の娘でもあてがって引き留めろ
と司令官は言う。悪夢に部隊の瓦解と、踏んだり蹴ったりで
司令官もかなり参っている様子… これが勇者の狙いなの?
開門都市から聖鍵遠征軍を追い出す為なのかな?よくわからんが…。
一方…
第二次極光島攻略作戦・臨時作戦本部には魔王が到着。
冬寂王、女騎士、執事が居るわけだが、執事は魔王の姿を
見るなり「待たれよ!!」とシャウト、女騎士は魔王の
魔の気配に執事が気付いてしまったのかと思い緊張が走るが…
執事は上から魔王を覗き込むように見て…
「そのご立派な胸を拝んでもよろしいですか」
ええええええ…w
さすが変態と呼ばれていただけある。
女騎士は爺の頭を瓶で叩き、執事は気絶。
魔王は、なぜ極光島を取り戻す必要があるのだ?と
冬寂王に問う。冬寂王は「誇りを取り戻す為…あの島を
取り戻せばいくつかの交易路が安定するはず、そうすれば
中央の言いなりにならずに済む」と答える。その答えは
魔王が冬寂王に協力するにに十分な答えだったようで
魔王は持参した大量の塩を冬寂王にプレゼント。
その塩は巨大な流氷をつなぎ合わせて極光島への陸路を
作る時の繋ぎの部分に使う為のもので、魔王はその塩の
対価として1日の時間の猶予を要求した。
極光島までの陸路が完成し、極光島まで王国軍は移動を開始。
しかも、今回は陸続きになっているので、海戦ではなく
陸戦で、王国軍が有利な状態?
巨大烏賊再びw
イカちゃんキタ――(゚∀゚)――!!
許さないゲソ!
け、けっこう激しい闘いが…
血が凄いな…
死闘は続き、夕刻…
ギャー、イカちゃんがぁああ
女騎士が戦況の報告にやってきた。
「橋頭堡確保、魔族の第二次防衛点はすべて撃破した」
王国軍側の損害は500程度で済み、大成功ではないかと冬寂王や
執事から歓声があがるが、上手く行くのはここまでだと女騎士は言う。
この先は洞窟だらけな上、堅固な要塞を誇る城に南氷将軍が
立てこもっている為に、かなりの労力がいるとか…。
この事態に対して魔王が何か策をもっているらしく、その内容を
訊こうとした時、極光島の南、魔界に繋がる大陸から大軍勢が出現した
との伝令が入る。
魔王「それこそが私の手だ。その1万は開門都市の兵士達だよ」
あー、なるほど、勇者が開門都市で色々と工作活動をした結果
開門都市に居た聖鍵遠征軍の司令官や兵士達は嫌になっちゃって
開門都市を逃げ出したくなったが、ただ逃げ出すのでは問題に
なるので、極光島に援軍に行くっていう理由で逃げ出したわけだね。
というわけで、開門都市に残されたのは東の砦将と副官、そして
わずかな兵力。
東の砦将(CV:三宅健太) 副官(CV:羽多野渉)
副官がイケメンな件…
これでは開門都市を今まで通りに仕切る事はできないので、東の砦将は
有力魔族に頭を下げて頼み、臨時の自治政府を作り、開門都市を
人間の領地から、魔族と人間の交流都市にする事に決定。
おお? これで開門都市の問題は解決じゃないですか。
ついでに、極光島の方に援軍送れたし、まさに一石二鳥な作戦。
極光島の魔族側は、援軍と王国軍が合流するのを嫌い
極光島城塞から魔族全軍が出撃し、援軍の方に向かう。
魔族側は援軍の方を叩いちゃおうと思ったわけだね。
魔族側の兵力は7500、援軍は1万程、戦いはどうなるかと
いう感じだが、女騎士は援軍は聖鍵遠征軍なんだから
人間界最高の兵士じゃないの?とけっこう楽観視。
すると、そこに「そいつはどうかな?意外とだらしない奴等
だったぜ」と勇者がテレポートして現れた。
女騎士、勇者の姿を見て思わず抱き付く…
(ノ∀`)アチャー
魔王ふくれる…
(ノ∀`)アチャー
タイミングを合わせる為に聖鍵遠征軍を迷わせたり
足止めしたりしていたので、軍は結構疲労していると勇者は言い、
それなら戦力は拮抗するかもしれないな、と魔王が言った時
突然轟音が! なんと、ついに南氷将軍自らが出撃してきて
しまったのだ。 魔王はちょっと暗い顔をして「できれば魔族
にも大きな被害を出さず、逃走させたかったのだが…」と呟く。
えっ いちよう、魔族の事を思っていてくれたんだw ずっと
魔王が自分のとこの魔族を裏切っちゃってるよ…と思ってたんだが
いちよう、魔族側にもあまり被害を出さずに…という案だったのか。
南氷将軍の相手は女騎士が勤める事になった。
女騎士「モノノフの最後の願い、将軍として答えてやりたい」
あ、女騎士って将軍なのか。モノノフって言葉聞くとモモクロちゃん思い出す。
というわけで、女騎士と南氷将軍の激しい闘いが繰り広げられるが
女騎士強えええええええ! 南氷将軍、凍える吹雪とかいう
口から冷気を吐く技出してきたw ドラクエ?
女騎士の圧倒的勝利だった… なんという無双っぷり
女騎士、超強いじゃん…
南氷将軍、ブッチャーを巨大ロボ並みにしたデカさだったのにw
南氷将軍は倒され、勝利の雄叫びをあげる王国軍。
しかし、戦いの後は空しさが…という感じか、その様子を
見ていた勇者と魔王の表情は暗かった…
南氷将軍可哀相だったもんね…
その後、勝利の宴が開かれ、魔王と女騎士には名誉爵位が与えられた。
馬子にも衣装という… チッパイだけど。
勇者が一人で広間の様子を離れた所から見ていると執事が
現れた。執事は「寂しい思いをさせてしまって申し訳ない」
と謝ってくる。
執事「いい国でしょう。ここは勇者一人に罰を押しつけない国です。
きっと、勇者が孤独ではなくなれる場所があります」
勇者「ああ…」
執事「お帰りなさい、勇者」
勇者「ああ、爺さん、ただいまだ」
今回はこんな感じでした
なんか、最後、南氷将軍が可哀相になっちゃったな。
魔王も、自分と同胞である南氷将軍や魔族の兵士達が目の前で
死んでいくのを見るのはしのびなかっただろうに。 いちよう
魔族が逃走できるような作戦だったらしいが、あれでは魔族は
逃走できないよな…。 しかし、開門都市の方は上手くいったね~
しかも、開門都市に残ったのって東の砦将… 東の砦って、前
魔族娘が言っていた魔族に対していい感じの所でしょ?
これからは、交流都市として平和的な感じになりそうだね。
とはいっても、開門都市から逃げ出してきた聖鍵遠征軍の兵士達も
ちょっと可哀相かなと思ったり…だって、散々怖い目にあって
疲労して逃げてきたら、いきなり魔族と戦って、けっこう殺されるとか…
結局、戦争というものは魔族側も人間側も多大な犠牲を払っている
という事が悲しく、魔王と勇者が悲しそうな顔をしていたのは
そういう事を痛感していたからなんだろう。
前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」
#2 「わたしたちをニンゲンにしてください」
#3 「いままでどこほっつき歩いていたのよ!」
#4 「そんなことになったら勇者に噛みついてやる!」
#5 「魔王っていい匂いだな」「勇者の腕の中はほっとする」
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