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翠星のガルガンティア 03 無頼の女帝 レビュー [アニメ]

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海賊を殲滅したレド。ガルガンティアに戻るとエイミーが
不安そうな顔で訊いてくる…
「海賊をみんな殺しちゃったの!?」
「肯定する。敵対勢力は全滅させた」
エイミーは涙を流し「レドのバカ!」と叫んでその場から
走り去ってしまった。

レド「どういう事だ??」

いや、ほんと、レドにとってはどういう事だ?だよ…
エイミーに助けてって言われたから、助けたのに。
エイミーは頼む時に、もうちょっと説明するべきだったな。
"殺さないで、こらしめる程度でいい"とかさ。



レドが海賊を全滅させた事は大問題になっていた。
死人が出たとなると、相手は必ず報復してくるらしい。
死人が出るっておおごとなの? レドが参加する前の船団と海賊の
戦いでも死人出てそうに見えたんだけど… 
リジットは一刻も早くレドを追放しなければと船団長に提案。
その他の人達もレドを海賊に引き渡せとか、チェインバーだけ
奪って…とか、なんともイヤーンな提案ばかり…
そんな中、船団長はなかなか冷静に判断し、今は海賊の動向を
伺って、レドの処遇はその後でいいと指示を出す。

レド「随分と嫌われたもんだな…」
チェインバー「彼らの対応は論理的分析が困難」
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ションボリ…

と、そこにエイミーとベローズがパラグライダーで飛んでくる。
先ほどの事を謝ってくるエイミー、ベローズは差し入れだと
言って、大きな鶏肉を手にしていた。

チェインバー「生物の死骸を摂取するよう求めてる」
レド「またか!」
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ワロタww


ベローズ、いい人だな~ すごくちゃんと説明してくれている。
ここでは殺生が戒められている事、魚や鳥などの生物をを殺して
食用としているのも自分達が生きるのに必要な分だけという事、
人間の命を軽々しく奪ってはいけない事、武器を保有しているのは
抑止力の為…等 非常に解りやすい。

ベローズ「私達の言葉に"魚を釣ってきた者には真水を与えよ"っていうのがある」
みんなでものを持ち寄らなければ生きてはいけない。だが
海賊はその規則を遵守しない。

確かに海賊から自分達を守る為に戦うのは大切だが、それは
海賊に"この船団を襲っても得にはならない"と思わせるだけで
十分なのだという。しかし、人死にが出ると、海賊は自分達の
立場を取り戻す為により多くの血を流さなければ引っ込みが
つかなくなる…
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さじ加減が難しいもんだねえ…(´ε`;)
レドはベローズの言う事を理解。

ベローズは周囲がなんと言おうと、これから海賊とやり合うには
レドの力が必要だと言って、通信機をレドに渡す。
彼女は、レドが自分達を海賊から助けてくれた事は間違いないので
差し入れの鳥はそのお礼だと言って去っていった。
ベローズ、本当にいい人! 

ベローズが去った後、エイミーは、レドに行くところがないならば
ここに居たら?とガルガンティアの住人にならないか?と言ってくる。
レドは、ここの住人になるなんて「まさか」とは言いながらも
答えを保留し、「検討する」とだけエイミーに伝えた。

エイミーはレドがベローズの船を守ってくれた事を本当に
感謝している「本当にありがとう!」と言ってハングライダーで飛んでいった。
レド「不思議な言葉だ…」


うぉお…
さっそく海賊が…
何、女海賊!?
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あ、アマゾネスみたいだな…w

女海賊・ラケージは、レドの攻撃からかろうじて生き残ったっぽい海賊の
報告を受けても、 「どんな秘密兵器があったとしても、私の敵ではないわ」
と自信たっぷり。

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海賊は30隻以上が集結し、ガルガンティア船団に向かっている事が判明。
海賊の中にあるロブスターの旗印「大海賊ラケージ」らしい。
なんか大海賊ラケージっていうのが強いっぽいぞ。さっきのアマゾネスが…w
このままでは夜には遭遇する事になってしまうが、航路を変えようにも
ガルガンティア船団の船足では逃げ切れない…

作戦に行き詰まった時、ベローズはレドに協力してもらおうと提案。
ベローズは通信機でレドと話し、次ぎに船団長の代わりにリジットが
レドと話す。レドは既に海賊の船団を捕捉しており、支援をする用意が
ある事を伝える。

リジット「私達を助けると言ってるけど、元々こうなったのは君の所為だ
     という事を理解してる?」

「理解している。海賊を殺傷した事については謝罪する」

リジット「ではもう一つ、君の武力をもってすれば、私達も
     壊滅させらせるんじゃないかしら?」

「肯定。当機だけでこの船団を壊滅させらせる事もできる」

リジット「ではなぜ、そんな脆弱な私達を君は助けようとするのか?」

「取り引きがしたい。ベローズに聞いた。君達は魚を釣った者には
 真水を与えると。海賊がその言葉を守らない連中である事を。
 だから海賊よりも君達との交渉が有益だと判断する」

リジットがレドの取り引き条件を訊くと、レドは
「しばらくここに駐留したい。その為の支援が欲しい」
と答える。

リジットはレドとの取り引きに応じてもいいのではないかと船団長の
判断を仰ぐ。船団長は「魚を釣ってくるという者に水を与えない
わけにもいくまい」とレドとの取り引きに応じる事を了承。
船団長、もっと頑固かと思ったけど、意外に話がわかるじゃん!!


「確認する。当機の義務は海賊に対する陽動のみで間違いないか?」
とりあえず、レドは海賊に対する陽動を頼まれた。
可能な限り人的被害を出さない事ももちろん約束。
ま、チェインバーに任せておけば、そんな識別楽勝よね!

チェインバーがドックの中に入ってる!
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ピニオンが操縦席あたりに居るとチェインバーは
「許可なく操縦席に立ち入るな」とピニオンにビリビリ攻撃ww
チェインバー可愛いな~ 


夜になり、いよいよ戦いが始まる。
チェインバーは取り付けた照明で敵船団を上空から照らしながら
陽動し、注意を引きつけ、ガルガンティア船団は砲撃を開始。
すぐに海賊側も反撃に出てきて、このままではガルガンティア側が
すぐに戦闘不能状態に陥る事をチェインバーが分析。レドは
陽動をきりあげ、戦闘に参加するが、今度は人的被害を出さずに
敵の武器だけを無力化するという方法で敵の戦力を削いでいく。

と、ここで、ついにアマゾネス…じゃなくてラケージ達が
出撃するようだ…!
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繋がれてた二人、奴隷とかかと思ったらチームの女子なのか…w

敵潜水艦から沢山のユンボロイドがガルガンティア船団に
取りついてくる。ガルガンティア船団の方もユンボロイドで
応戦… そしてラケージは波乗りロブスターと巷で呼ばれる?
海の上を猛スピードで進むユンボロイドに搭乗し、ガルガンティア
船団に迫る。ついに船団長達がいるブロックに到達した
ラケージはブロックを登って船団長達がいる部屋を目指す…

ひえぇえええ
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船団長は、ラケージの狙いは自分だから、他の者は退避せよと
指示を出す。えっ船団長…

そこにレドが登場し、ラケージのロブスターに取りつく。
ラケージはいちよう、チェインバーに対しての作戦もあったようで
仲間のアマゾネス女子二人にチェインバー引っ張らせてチェインバーを
海に引きずり込もうとする。海の中ならチェインバーやっつけられると
思ったのかね? どちらにせよ、チェインバーにとって
ラケージ達の攻撃は屁でもないので、チェインバーはラケージ達に
降伏せよと促しながら、ラケージとアマゾネス女子二人もろとも
上空にあがり、ラケージ達をグルグルと回す。

ラケージは意地でも降伏はしなかったが、最後にはロブスターが
破損し、回転によって遠心力が思いっきりついたついたラケージと
アマゾネス女子は遠くに飛ばされていった…w 遠くの空に
飛ばされて見えなくなって、そこがキラーンと光るのかと思うくらい
そういう退場のしかただった。 
なんだかとってもやな感じ~的な…w

ラケージがやられた事で、船団に乗り込んでいた敵のユンボロイドは
一斉に逃げ出す。えっ ラケージさんが居なくなっただけで、みんな
ビビって逃げ出しちゃうのか…w 一人くらい、俺が残って戦う!
みたいな気骨のある海賊いないの…。

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上空のレドにはガルガンティア船団のみんなから
「ありがとう!」感謝の喝采がおこる。

レド「何度も聞く言葉だな」
チェインバー「感謝を意味する慣用句である」
レド「感謝…か」

船団長はレドの処遇の判断をリジットに任せる。
レドが帰還すると、エイミーがお魚沢山もって待っていた。

「お疲れ様!今晩もご馳走にするからね!!」
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エイミー以外の人々の顔も笑顔だよー
レドがみんなに認められたー^^


レドは…

「ありがとう」
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レドが…エイミー達の言語で喋ったー!!


今回はこんな感じでした
レドが一番最初に喋った現地の言葉が「ありがとう」って
いうのが熱いじゃないですか。なんか感動しちゃいました。
一時はどうなる事かと思ったけど、本当によかった。これで
レドはガルガンティア船団に駐留できそうですね。
かなりベローズのお陰なような気がする、まず彼女がレドに
理解を示して、丁寧に説明してくれたから、レドは色々理解
できたし、リジットや船団長との間をとりもってくれたのも
彼女だもんね。 ほんと、ベローズ、いい人だー^^
海賊のラケージさん、けっこう強かったですね、もちろん
チェインバーの敵ではなかったが、もしレドが居なかったら
船団長の命はなかっただろう。まあ、レドが居なかったら
こんなピンチになる事もなかったのか?w 
エイミーとベローズがレドの所に飛んできて、エイミーを
目の前にした時、レドが一瞬見せた複雑な表情がよかった。

ガルガンティア、面白いねー このわくわく感はいったい
なんなんだろうと思う。次回が楽しみすぎるわ…

前回までのレビューは以下からどうぞ
01 漂流者
02 始まりの惑星


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