ミラクル☆トレイン～大江戸線にようこそ～ Episode 13 「聖夜の軌跡」 最終話 レビュー キャプ [アニメ]
東京の地下深く、縦横無尽に走る地下鉄。
その中に、美麗な男子ばかりが乗っている電車が存在するという都市伝説。
その名は『ミラクル☆トレイン』。乗客を出迎えるのは、何故か人の姿になった
大江戸線の“駅”達。「六本木」、「都庁前」、「新宿」、「月島」、「汐留」、
「両国」の６人。迷える淑女だけが乗り込めるというその電車、そして、彼らの使命は
乗り込んできた乗客の抱える悩みごとを探し出し、解決に導くこと。
よくやくあかりの記憶が戻り、体も成長し、元のOLな彼女になった・・・
しかし、今度は電車から降りられなくなることに！？
後は続きからどうぞ
一度歪みが生じたダイヤを元に戻すは難しく、最悪の事態を招いてしまったと
１人、車掌室で呟く車掌・・彼の言う最悪の事態とはいったい！？
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自分が六本木で働く20歳のOLだという事を思い出したあかり、すっかり、大きく
なったあかりを見て、ドキドキする汐留と両国ｗ あかりにミラクル☆トレインに
乗った経緯を聞くと、１年前、初めて大江戸線に乗った時に、ミラクル☆トレインに
乗車、車内に一歩足を踏み入れたとたんに記憶を失ってしまって、今に至ったと
いう。ミラクル☆トレインに乗ったということは悩みがあるということで、
駅達はあかりの悩みを解決しようとするが、当のあかりには肝心な悩み事に
心当たりがない。
そこへ車掌が現れ、運休になっていたダイヤを再開すると言い出す。ミラクル☆トレインは
通常の運行に戻り、あかりには再びガイドの仕事についてもらい、仕事をしながら
ゆっくりと悩みを思い出してもらおうと車掌は言う。再びあかりと一緒に仕事が
できると聞いた駅達は一様に喜ぶが、両国は１人、車掌室へ戻ろうとする
車掌を呼び止める。新宿と都庁は、別車両で、突然方針を変えた車掌の事を
不審がっていた。あれほどあかりを降車させようとしていたのに、突然の方針転換・・
いったいどういうことなんだ？と不思議がる都庁に、車掌はあかりが本当は大人
だという事を知っていたと告げる新宿。同じ頃、車掌を呼び止めた両国も
新宿と同じ事を車掌に直接言っていた。車掌は両国の話を聞くために、彼を
車掌室へ招き入れる・・・・
駅達は、今までの経験から、あかりの為に何ができるのか話し合う。汐留の言葉で
「あかりの為に一番いい道」を考えてあげようと意見をまとめる。
六本木は１人、別車両で待機しているあかりに会いに行く。ずっとこのままでいいと
いうあかりに、「自分の時間に戻らないといけない」と言う六本木。あかりは
六本木と話していると、何か懐かしい気持ちになると言い出す。それは以前、
ミラクル☆トレインが暴走した時に降り立った駅で感じた気持ちと同じだという。
あかりはあの駅で拾った腕時計を六本木に見せる・・その腕時計を見て驚く六本木。
六本木はあかりから、腕時計を借り、車掌室へと向かう。
車掌室から出てきた車掌に、２つの同じ腕時計を見せる六本木、一つはあかりが拾ったもの、
もう一つは、六本木駅が開業し、彼が生まれた時から持っていた腕時計・・
同じ時計が２つある、つまりそれは時空が歪んだ証拠である上に、あかりと六本木の
２人ともが見覚えのある謎の駅、つまり、六本木とあかりは、六本木が開業する前に
出会っていて、その時になんらかのトラブルが発生して、今に至るのでは？と
車掌に疑問をぶつける。車掌はすべてを話すと言って、六本木を車掌室へ招き入れる。
９年前、大江戸線の全線開通にともなって、試運転中だったミラクル☆トレイン。
ちょうどそのころ、開業を間近に、六本木駅では見学ツアーが開かれていて、そこへ
たまたま見学に来ていたのがあかり（１１歳）だった。ツアーからはぐれてしまった
あかりは、偶然にも、まだ覚醒する前の六本木に出会い、そこへ試運転中の
ミラクル☆トレインが停車し、半覚醒状態でフラフラの六本木とあかりが、乗車
してしまったというのだ。
ミラクル☆トレインは降車する際に、時間のズレが生じないよう調整する為に乗客の
ダイヤグラム、時の流れを一時的に留め、それによって、客がスムーズに現実社会に
戻れるという仕組みになっているのだが、試運転中は乗客を想定していなかった為に
それが不完全でその為に、あかりのダイヤグラムに歪みが生じてしまった。車掌は
あかりを現実世界に戻す為に、当時の六本木とあかりの記憶を消して、ダイヤを
修正したのだった。しかし、六本木が持っていたあかりの腕時計に呼び寄せられる
ように、再びあかりがミラクル☆トレインに乗車してしまったと車掌は説明する。
歪みが生じたダイヤは元には戻らない。車掌が修正したあかりのダイヤも本来のものとは
違うという。しかし、２つの腕時計には歪みが生じていない、あかりは本来進べきで
あったダイヤに引き寄せされてミラクル☆トレインに乗車し、２つのダイヤの矛盾が
あかりをダイヤの分岐点、つまり９年前にまで戻し、この前の暴走は、同じように
ミラクル☆トレインをダイヤの分岐点に戻そうとしたものだったが、戻りきれなかった。
なぜなら、昔のあかりはすでに乗車しており、暴走した時に、停車した開業前の
六本木駅には時計だけが落ちていて、それを今のあかりが拾い、それが事態をより
悪化させた。
３つのダイヤグラムがそれぞれあかりを引き寄せ合い、彼女のダイヤグラムは修正が
できない程、大きく混乱してしまい、あかりはもう現実には戻れないと車掌は言う。
あかりはこのまま、ミラクル☆トレインに乗車し続けるしかないと言う車掌に、
突然現れた月島はあかりを現実に戻す方法を模索するべきだと言い倒れてしまう。
あかりの、帰ることのできない現実の記憶をすべて消すと冷酷に言う車掌、
六本木の制止も聞かずに、彼を閉じこめてあかりの記憶を消しに、あかりの元へ向かう
立ちはだかる駅達を次々と停止させる車掌
この目の光線を見るとダメｗ
突然ラスボス風に変貌した車掌に駅達あ為す術なく、ついに車掌はあかりの元に。
自分の記憶を消せばミラクル☆トレインが元に戻るのならと、自ら記憶を消す車掌へ
向かうあかり。ついに車掌はあかりに手をかざし、記憶を消そうとする・・・
車掌室から出られなくなっている六本木の手の中で、二つの腕時計が重なりあった瞬間
まばゆい光が発せられる。そして、あかりの記憶を消そうとしている車掌に
何者かの声（石田彰の声ｗ）が聞こえる・・
「待て、１２号」
振り向くと、そこにはトクガワが！（謎ｗ
光に包まれたミラクル☆トレインは、ダイヤの歪みを修整する為に、六本木とあかりが
初めてであった９年前に飛ぶ。そして、出会う、大人のあかりと子供のあかり・・
あかりは子供のあかりと一緒にミラクル☆トレインから下車し、ダイヤの歪みは消えた。
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ミラクル☆トレインは日常の運行に戻り、駅達は今日も悩める淑女の乗車を待つ・・
六本木駅の構内で、１人、駅を行き交う人達を眺めている六本木。すると、改札を
あかりが通る・・・自分には気付かないだろうと、あかりを見送る六本木だったが
あかりは、彼の前で足を止め、再び２人は出会うのであった。
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最終回、途中、ダイヤの歪み関係が、ちょっとわかりずらい感じがしましたが、それでも
色々と面白かった最終回。車掌は別に悪い人じゃないんですけど、ラスボス風に
なって笑えたｗ 目とか赤く光っちゃった時はどうしようかとｗ
ラストにエンディングテーマが流れてきた時は、ちょっと感動しましたね～ なんか
時を超えて～って感じで、妙に切なくなった。ラストに六本木が駅であかりに再び
出会う所が、またよかった。そして、２人は再び出会う！的な感じは、胸が熱く
なりますね。
車掌に「待て、１２号」って言ったのはトクガワなんでしょうか？ 振り返ったら
トクガワしかいないし、そうなると、トクガワって何者！？ ただの豆柴じゃないんで
しょうか？ っていうかー最終回に謎残してどうするのーｗ トクガワの正体が
超気になってしまいますよ・・ミラクル☆トレインの公式サイトには、擬人化した
トクガワの絵出てますよね～。 うーんイケメンｗ
エンディング画像は、いままで悩みを解決してきた人々のその後と、駅達の画像で
なかなか楽しめました。
ほんとに、声優さん達、それぞれがナイスな演技で、楽しませてもらいました。
なんていうか、それぞれがほんとはまり役すぎで、素晴らしかった。
次回から、この時間帯は、ケロロ軍曹の再放送、深・ケロロ軍曹が始まるらしいｗ
藤原啓治と石田彰は引き続きってｗ
レビューは以下からどうぞ
Episode 1 「ラビリンス42.3」
Episode 2 「パスポートをあなたに」
Episode 3 「十三万人の旅立ち」
Episode 4 「未来発 過去行き」
Episode 5 「恋の０哩標識（マイル・マーカー・ゼロ）」
Episode 6 「レールウェイ フロム 月島」
Episode 7 「大江戸ミステリー☆トレイン」
Episode 8 「小さなお客様」
Episode 9 「男達のミラクル☆トレイン」
Episode 10 「大江戸線にほえろ！」
Episode 11 「3年後のプロポーズ」
Episode 12 「もうひとりの乗客」
Episode 13 「聖夜の軌跡」
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