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[ C ] 第3話 conspiracy(陰謀) レビュー [アニメ]

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金融街の規模はその国の経済状況に比例するらしい。
そんなわけで、極東の金融街はもちろん広大。ジェニファー・サトウ
ディール見物の為に金融街を訪れていた。ディールの見物も、アセットに
頼むと、そのディールの場所まで転送してくれるっぽい。
ジェニファーのアセット、可愛いな…大きな犬みたいな?w

今回はジェニファーの語りが多いのだが、そこから、極東金融街を
牛耳っているのが三國壮一郎である事が判明。そして、壮一郎は
公磨を手懐けようとしているらしい。今、ジェニファーが見物しに
来ているのは公磨の2度目のディール。彼女はこのディールが街の
行く末を左右するであろう重要なディールになるとかなんとか…

で、物語は5日前に遡る

後は続きからどうぞ

 

壮一郎と出会った後、公磨は色々と考えていた。
そして、ジェニファーは壮一郎が公磨に目を付けたことに目をつけ、公磨を
見張っていた。ジェニファーの属する組織は、金融街についての
調査を彼女に命じている。金融街の目的は何か、ミダスマネーが
現実社会に与える影響とは? 金融街についての大まかな知識は
得られており、それは主に、金融街に出入りしている内通者から
もたらされた情報らしいが、核心をつくような情報は得られていなかった。

組織が一番、目をつけているのが、三國壮一郎なのだが、彼の
本業は、あまりの肩書きの多さにつかみ所がなく、実体が不明。
その中でも、壮一郎の肩書きで最も分かり易いのが財務省系投資期間の
顧問役員というものだが、それの実体は政府や金融機関に絶大な
影響を与える若き怪物という、そういう漠然とした感じ…
ミダスマネーを意図的に現実社会に投じようとしているとかなんとか…
それってジェニファーの憶測?それとも本当なのだろうか。

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ジェニファーが車で張っていると、駐禁取締官が現れて、声を
かけてくる。いつもの人と違うとジェニファーが言うと、
いつもここは私ですが…と言う駐禁取締官 えっそれってどういう
意味? つまり、ジェニファー自身の張り込みがバレて身辺を
探られていたということ??

ジェニファーが金融街へ行く資格が与えられた経緯…
それは2ヶ月と3週間前
突然多額の振り込みがあり真坂木がホテルの部屋を尋ねてきた
ジェニファーは組織の人間として初めて金融街に足を踏み入れた
人物になった。どういう基準で人を選んでいるのかわからないが
けっこう、突然という感じ?

色々思い悩んでいる公磨は、自分を育ててくれた協子叔母さんを
尋ねる。公麿は失踪した父について協子叔母さんに尋ねる。
失踪する前、公磨の父は何かすごく羽振りがよかったらしいが
それ以上の事はわからないという。叔母さんが保管しておいて
くれた父親の荷物の中に日記のような手帳が…! それを開くと
数字が羅列してあり、MIDASの文字があった。つまり
父親は金融街に関与していたという事がわかり、公磨はその事を
真坂木に聞くために金融街へ向かう。

ジェニファーのディール関連情報+ディールの情報
■週一度のディールでジェニファーは水曜日に呼ばれる事が多い
■対戦相手を指名する事もできるが彼女はそれを行った事がない
■アセットは本能(?)でアントレを防御、アントレが命じない
限り、アセットは攻撃をすることができない
■攻撃はフレーションと呼ばれ、マクロ、メゾ、ミクロの三段階で
分かれる。
■ミクロは10万以上、メゾは100万以上、マクロは1000万
以上の発動コストがかかる。
■ジェニファーはマクロフレーションを使ったことがない。
■ディールによって破産すれば金融街を追放される
■ジェニファーの戦い方のモットー?は小さく勝ち、小さく負ける

ジェニファーは公磨同様、アセットの強さに助けられていると
いうけど、アセットって、その本人の未来の姿を体現したもの
なんでしょ?? ってことは、いい未来をもっているという事
なのかしらん?

金融街にやってきた公磨は真坂木に、父親の事について詰め寄るが
真坂木は、わかりかねると言い、公磨の父親がかつて金融街に
出入りしていた事と公磨が現在アントレになっている事はまったくの
偶然だという。すると、そこに壮一郎が現れ、公磨を情報屋の
所へ連れて行ってくれる。情報屋は公磨の父親の事を知っており
公磨に知っている事を教えてくれる。

公磨の父は強いアントレでかなりディールに夢中だった。
随分稼いだが、最後は大負けして破産、現実世界の公園の
鉄棒で首を吊って自殺

ええっじ、自殺… 亡くなっていたのか…。

父親の顛末を知り、落ち込む公磨。結局は自分と母親を捨てた事と
同じだと言う公磨に、壮一郎は、 「お父さんは何の為に稼いで
いたんだろうな?」と言う。

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壮一郎が金融街で得た金で最初に買ったものは、妹を見殺しに
して会社を大きくした自分の父親の会社、全てを奪ってやったという。
DNA?かなんかわからんが、とにかく、そんな酷い父親に
自分は似ているという壮一郎。でも、公磨は彼と違って素直な
人間だという、つまり、公磨の父も、公磨と同じように素直な
人間だったのではないか?と。金を稼いでいたのも、公磨や
母の為だったのではないかと壮一郎は言う。手帳の中には
数字ばっかりだったが、一枚だけ、赤ん坊の公磨をだっこして
笑う父の写真が張り付けてあった…

普通がいい、安定がいい…というのは自分だけの為に金を稼ぐ事と
同じ、金は自分ではない何かの為に使ってこそ尊い、君には
ないのか、その何かが… 壮一郎の言葉にハッとなる公磨。

金を稼げ。それを何かのために使え。君が金を使えば誰かを潤す。
貯め込んでいれば幸せなのは君だけだ。ささやかな幸せは君を
幸せにしても、周りに大きな幸せをふりまくことはできない

良い言葉だ…!お金を使えば、誰かが潤う、それこそ、社会貢献。
ちょうど、今のご時世、かなり身にしみる言葉じゃないか?

君はどうする?

壮一郎に、次ぎのディールまで、考えるように言われる公磨。


ジェニファーは金融街で起きている事を逐一組織に報告しているが
組織からは何の指示もない。ただ報告しているだけ。
1ヶ月前に、組織に一度戻った時に、ミダスマネーが現実社会に
流れ込んできている事をどうにかするべきだと意見したものの
それによって何かもっと深刻な事態が生じる事がありうるので
ただ報告を続けるだけでいいと言われた。あー ジェニファーの
組織って、IMF(International Monetary Fund) 国際通貨基金かあ…

そして…
公磨はディールに挑む…

相手は… えっお知り合い?しかも、先生??


今回はこんな感じでした。
公磨の失踪した父親…なんと、アントレだったと…。いや、
なんかそうなんじゃないかなあ、とはちょっと思いましたが
まさか、自殺していたとは…。なかなかショッキングな事実でしたね。
なんか、壮一郎が、かなり公磨を気に入っているのかしら??
公磨を育てようとしている感じがしますねえ。そういえば、ギルドとか
何とか言っていたけど、そういう集団みたいのを作っているのかな
壮一郎は。そこに公磨を誘う予定…なのか? 
そういえば、真朱がQに興味を持っているような、雰囲気だったけど
あれはどういう意味なんだろうね、ただ、ほんとに興味を持っている
だけなのか、それとも、なんか別の理由があるのか?なんか真朱と
Qって系列が一緒なアセットのような気がするしなあw
とにかく、今回は、壮一郎が言った言葉がなかなか、心に残る
話だったね。

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 complication(複雑)
第2話 coincidence(暗合)


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