青の祓魔師 第16話 賭 レビュー

アマイモンの襲撃によって、仲間を守る為に、自分の正体を
みんなの前でさらけ出した燐。アマイモンに勝ったものの
炎に呑まれ、我を忘れた状態の燐を元に戻したのはしえみだった。
しえみは我を忘れている燐を抱きしめ、燐は自分を取り戻す。
すると、そこに現聖騎士であるアーサー・オーギュスト・エンジェルが
現れ、これはいったいどういう事かと問いただしてくる。
エンジェルは燐を処刑しようとするが、それをシュラが止める。
エンジェルの所には三賢者（グリゴリ）からの命で、メフィストの
懲戒尋問を行うという連絡が入り、燐はその証拠物件として
連行されていく。

降魔剣はズタズタな状態で、もうそれで燐の炎を抑える事は
できない状態になっていた。メフィストは降魔剣を雪男に渡し
塾生をちゃんと最後まで引率するようにと指示を出して懲戒尋問へ。

後は続きからどうぞ
　
　

降魔剣が壊れた事、しえみが燐を助けた事、懲戒尋問中に燐が
クリスタルみたいなものの中に封じられて意識がない事、けっこう
原作とは違う部分が目立つ！　そろそろ原作とは違う展開の
分岐点に来たかな？　どう考えても、この先、原作と同じように
展開しても、無理な感じなんで、そろそろかな？とは思って
ましたけど。どうなんだろうか。

メフィストの懲戒尋問が始まり、雪男は塾生が集まった病室で
燐の事を話す。燐がサタンと人間との間に生まれた子でサタンの
青い炎の能力を継いでいる事、雪男は燐と双子だが炎を継いでいない
事、燐が青い炎に覚醒したのが３ヶ月前でそれ以前は自分がサタンの
子である事も一切知らずに育った事等を説明する。



降魔剣に亀裂が入ってしまった為、これから、燐の炎を抑える事が
難しくなると雪男が言うと、勝呂君が「倶利伽羅に亀裂が！？」と反応
する。勝呂君が倶利伽羅の名前を知っていた事に驚く雪男。
倶利伽羅は、元はと言えば、勝呂君の実家の宝物の一つだったと
勝呂君が明かし、志摩君が、それならば、倶利伽羅を鍛えた刀鍛冶の
家の吉国の所に持っていけばなんとかなるのでは？と言ってくる。
子猫丸は反対するが、しえみと雪男は、吉国の所へ案内して欲しいと
勝呂に頭を下げる。答えに詰まる勝呂だったが、出雲が、案内
しろと言ってきた事で、勝呂君は雪男達を吉国の所へ案内する事に。

鍵を使って、速攻で京都。凄いなあ鍵。宗教的聖地は鍵で
繋がっているとかなんとか…　どこでもドア並みだなｗ
雪男、しえみ、勝呂、志摩、出雲は勝呂の案内で吉国の所へ。
吉国はギャルで、なんか勝呂君といい感じ？　

１１代目吉国　倶利伽羅をうった刀鍛冶の末裔
吉国に事情を話し、倶利伽羅を見せると、直せない事もないが
魔剣を鍛えるには特殊な玉鋼が必要で、その玉鋼というのは
特別な儀式で力を込めたものであるという。そして、現在、
その儀式の伝承が途切れており、つまり、玉鋼を用意するコトが
できないので、直せないというのだ。それを聞いた、勝呂君は
実家の寺が青い炎で燃えた時、燃え残った寺釘が、もしかしたら
玉鋼として使えるかもしれないと言い出し、みんなでその
寺釘を預けている場所へ向かう。

寺釘を預けている同門の寺に到着すると、誰もいない？？
勝呂君と雪男が本殿と納骨堂を見ている間、志摩君、出雲、
しえみは寺の庭を歩くが、そこで人々が倒れているのを発見。
雪男と勝呂君は、心の迷いをついてくるような悪魔に遭遇し
それぞれ、惑わされそうになってしまう。そこに、志摩君と
出雲がかけつけ、雪男も勝呂君も正気を取り戻し迷いを捨てる。
雪男は、燐を守る為に強くなると誓ったと決意を新たにし
勝呂君は燐がサタンの息子であるのに、サタンを倒すと
言っているのはどうしてか、それを燐に聞きたいと言って
悪魔を倒す。



寺の人々は全員意識を取り戻し、預けていた寺釘をゲット！
吉国の所に届けると、それは倶利伽羅を修理する事のできる
玉鋼である事がわかり、吉国はさっそく倶利伽羅の修理に入る。

懲戒尋問で、メフィストは燐を生かしている理由を、サタンと戦う
武器とする為だと弁明。エンジェルや三賢者（グリゴリ）が
今後、どうするか議論を交わしていると、アマイモンが襲撃
してくる。エンジェルとシュラがすぐに対応に向かうが、メフィストは
これは燐の力を目の当たりにする絶好の機会だと言い出す。

賭けませんか？
この奥村燐が物質界の救世主となるか
はたまた虚無界の魔王となるか
その結果を見届けたいと思いませんか？


今回はこんな感じでした。
かなり、オリジナルになってきましたね～。
降魔剣が使い物にならなくなるっていう事自体がすでにオリジナルで
その降魔剣を修理するという部分もオリジナル。吉国さんも
アニメオリジナルのキャラですよね？　なんにせよ…みんなが優しい！
志摩君と出雲ちゃん以外の、勝呂君も、燐の事を助けようと
してくれているっていうか、原作の方より、優しいのは間違いない。
子猫丸だけが、原作と同じ反応ｗ。
あと、懲戒尋問中のアマイモンの襲撃もオリジナルだよね。
あの展開からいくと、アマイモンはメフィストにとって捨て駒
的なものになってしまうのかな？
今後、アニメオリジナルの感じで展開していくとしたら
どういうストーリーになっていくのが、非常に楽しみに
なってきましたよ～！

あ、そういえば、小野Ｄのエンジェル、想像した通り
はまってましたｗ　東山奈央ちゃんがニーちゃんに続いて
カリバーンの声もやってましたね。


前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 悪魔は人の心に棲む
第2話 虚無界の門（ゲヘナゲート）
第3話 兄と弟
第4話 天空（アマハラ）の庭
第5話 祟り寺の子
第6話 まぼろしの料理人
第7話 友千鳥
第8話 此処に病める者あり
第9話 おもひで
第10話 黒猫（ケットシー）
第11話 深海の悪魔
第12話 鬼事（おにごっこ）
第13話 証明
第14話 愉しいキャンプ
第15話 やさしい事

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