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NO.6 #06 密やかな危機  レビュー [アニメ]

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祖母が亡くなったとの連絡を受けて、沙布がNO.6に帰ってきた。
祖母の亡骸と対面した沙布は、祖母が果たして本当に幸福だった
のか疑問に思う。脳裏をよぎるのは、以前祖母が言っていた言葉…

明日も、明後日も、何をしていいかわからないの

お婆ちゃん、綺麗な亡骸なんだけど、てっきり、寄生蜂に寄生
されて亡くなったかと思ったんだが、そういう事もなさそう?
それでも、なんか寄生蜂に関係あると思うんだよなあ…。
もしかしたら、亡骸自体がイミテーションの可能性も…??

帰り際、沙布は祖母の遺品をもらうが、小さな箱の中には
祖母のメガネとショールか入ってなかった。公園で一人、祖母の
ショールのにおいをかぐが、そこから祖母のにおいはしなかった。

後は続きからどうぞ

 
 
においがしない!?
何度かいでも祖母のにおいがしないショール。
季節は冬だというのに、公園は一面の花畑… 
何か言いしれぬ不安を覚えた沙布は紫苑に連絡をとろうとするが…
そうか、沙布は紫苑に何が起きたのか一切知らないんだよな。
もちろん、紫苑は接続不可、登録が抹消され、重犯罪者として
手配されている状態、それに気付いた沙布は愕然とする。

沙布はロストタウンへ向かい、火藍に会いにいく。火藍は久しぶりに
沙布の姿を見て喜び、沙布は火藍の様子から、紫苑が無事で
ある事を確信する。

おばさまがとても落ち着いていらっしゃるから、ひと目見て
わかりました。絶望してないって。息子を失った母親の顔じゃないって。

沙布は火藍から紫苑が西ブロックに居ることを聞き出すと
紫苑に会いにいくと言い出す。西ブロックのような危険な
所に沙布がやってくる事は紫苑も望まない、と火藍が制止
しようとするが、沙布は「彼の事を愛してます。」と言って
決意が固い、火藍は自分の息子の事を愛してくれる沙布を
抱き締め礼を言う。沙布は、紫苑に会いたいのは自分の
ワガママだと言って、西ブロックへ向かう事に…。

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帰り際、沙布は、今、紫苑のそばには誰がいるんです?と
火藍に聞く。火藍は「ねずみ… かしら」と、わかっている事を
沙布に伝える。沙布が出て行った後、沙布がスカーフを忘れて
いった事に気付き、後を追って外に出ると、沙布が治安局に
連行されていく最中だった。あああ・・・沙布があああ・・・
何もできずに家に戻った火藍は、やってきた鼠に、メッセージを
託す。 


沙布が紫苑の名を叫んだ時、虫の知らせか、紫苑は沙布の事を
思いだしていた。カランに絵本を読んであげている最中だったので
カランは「女ね~」と怒ったような顔で言う。えっ、カランちゃん
紫苑の事好きなの?w すると、そこにネズミが帰ってきて
イヌカシが紫苑を呼んでいると言ってくる。

イヌカシの用件は、イヌカシのおじさん…つまり、イヌカシを
育てた母親犬の兄弟の犬が亡くなり、それを埋める手伝いを
紫苑に頼むという事だったのかな? 紫苑は、イヌカシを
手伝って、穴を掘る。力河が、布に包まれた犬の亡骸をかかえて
いるが、臭いとか言ってるし…。ネズミは相変わらずイヌカシと
口げんか、そして、逃げてどっかに行ってしまう。紫苑は
イヌカシと良好な関係を築いているようだねえ、イヌカシも
紫苑の事は好きそうだ?

土が硬く、穴を掘るのは大変だったという紫苑。家に帰った
後、もうすぐ春が近いと、ネズミと話す。春になる前に、
寄生蜂の羽化が始まるかもしれない… 紫苑は春までには
一度NO.6に帰りたいと言う。そして、それまでに、なんとか
自分の血から血清が作れないだろうかと試みるらしく、力河に
道具の手配を頼んだと言う。

NO.6を助けたいと思う紫苑の気持ちに苛立つネズミは紫苑に
馬乗りになって、紫苑の首を絞め、紫苑の首にナイフを
つきたて、自分がNO.6にトドメを刺すまでじっとしていろと
紫苑に釘を刺す。

紫苑はネズミの手を掴み言う


なぜそんなに憎む?


ネズミは紫苑の手を振りはらい、その理由も話さないで
その場を去ろうとする。紫苑は部屋を出て行ったネズミを
追いかけ、食い下がる…するとネズミは紫苑に聞いてくる。

俺とNO.6…どちらを選ぶ?


紫苑はNO.6を愛し、ネズミはNO.6を憎む…だから二人は
いずれ敵同士になるとネズミは言う。紫苑はなぜ、ネズミは
いつも2分するんだ…と呟く。愛しているか憎んでいるか、
敵か味方か、壁の内か外か… と、ここで、紫苑はある事を
考えつく。

そうだ…その壁をなくしてしまえばいいんだ…!
壁を崩せばいい、そうすればNO.6という場所自体がなくなる
内も外も区別できなくなる 
NO.6を破壊するのじゃなく、消してしまえばいいんだよ!
第三の道だ!


それを聞いたネズミは、それは綺麗事だと笑い飛ばす。
紫苑は、それでも、決してネズミの敵にはならないし、ずっと
ネズミのそばに居ると言う。

ネズミ「綺麗事だ」

紫苑「決意だ」

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ネズミは一人部屋に戻り、色々と物思いにふけっているような
そんな感じ… すると、鼠が手紙を持ってやってくる。
メッセージを見ると、火藍から、沙布が治安局に連行された、助けて
という内容で、ネズミはすぐに紫苑に知らせようとするが、ドアを
開けようとするときに、立ち止まる。

いいのか紫苑にこのことを教えて…
そしたら、きっとあいつはNO.6に駆けつける
例え…自分の命が…

ネズミは振り返り部屋の中を見る、そこには、紫苑と二人での
生活の跡があり… それを失いたくないと思った?ネズミは
メッセージの小さな紙を握り…


今回はこんな感じでした。
沙布があああああああ! いや、もう、NO.6に沙布が帰ってくるって
いう時点で、なんかいや~な予感はしたんですよね。しかも、
お婆ちゃんの死とかもなんか不審だよねえ。黄昏の家でいったい
何があったのか。あのお婆ちゃんの亡骸も本物なのか、怪しい
もんだよ。遺品があれだけってどういう… おばあちゃんが大切に
持っていた編み棒は? あの公園、冬なのに花があんなに咲いて
不気味すぎる。 結局、NO.6に沙布が帰ってきた事自体が治安局の
差し金だったのかなあ?? っていうか、沙布捕まえてどうする
つもりなんだよ… せっかく、紫苑に会いにいこうとしていたのに。

ネズミは火藍からのメッセージを握りつぶしてましたが、本当に
紫苑に教えないつもりなのか…? あのドアの所で、振り返った
時に、ネズミの目に映った光景が、なんだかんだ言いながらも
彼が紫苑との生活を大切に思っている事がよく現れてて、
特に、二人分の食事の跡とか… 
ほんと、なんともいえない気持ちになりました。

そういえば、ピカソのNO.6への持ち込みは禁止だとか、沙布が
言われてましたねえ…。

前回までのレビューは以下からどうぞ
#01 びしょぬれネズミ
#02 光をまとう街
#03 生と死と
#04 魔と聖
#05 冥府の天使


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